6.心理学 3)発達心理学 ③愛着理論

〈第18回 ST国試 午前33〉

愛着(attachment)理論の提唱者はどれか. 
1.Tomasello,M.
2.Bruner,J.S.
3.Trevarthen,C.
4.Bowlby,J.
5.Rothbart,M.K.

解答

1.× Tomasello,M.は社会語用論的アプローチに立つ言語獲得理論を提唱し共同注意を重視した.
2.× Bruner,J.S.は母子との相互のやりとりによって言語を獲得するし言語獲得支援システムを提唱した.
3.× Trevarthen,C.は母子が情動交流を基盤に意図理解をし相互にわかりあえる関係である間主観性を提唱した.
4.○ 正しい.
5.× Rothbart,M.K.は子どもの行動特徴から個人差における気質を提唱した.


〈第19回 ST国試 午後32〉

Bowlby,J.が提唱した愛着理論に関係ないのはどれか. 
1.安全基地
2.内的作業モデル
3.ストレンジ・シチュエーション法
4.情緒的な絆
5.ダイナミック・システムズ・アプローチ

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× ダイナミック・システムズ・アプローチは,感情が生態情報処理過程で算出され複合要素の相互作用であるとるす理論である.


〈第12回 ST国試 午後34〉

愛着に関係ないのはどれか. 
1.同化作用
2.Bowlby,J.
3.内的作業モデル
4.ホスピタリズム
5.ストレンジ・シチュエーション法

解答

1.× 同化作用はPiagetに関係する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第14回 ST国試 午後33〉

愛着に関係ないのはどれか.2つ選べ. 
1.Bower,T.G.R.
2.感覚運動的知能
3.内的作業モデル
4.ストレンジ・シチュエーション法
5.ホスピタリズム

解答

1.× Bowlby,J.W.が愛着に関係する.
2.× 感覚運動的知能はPiagetに関係する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午前34〉

愛着(アタッチメント)について正しいのはどれか.3つ選べ. 
1.ストレンジ・シチュエーション法では親子が遊ぶ様子から子の愛着タイプを分類する.
2.ストレンジ・シチュエーション法の対象年齢は満1歳程度である.
3.親の養育行動は子の愛着行動の影響を受ける.
4.乳児期の親への愛着は幼児期以降の対人関係に影響する.
5.回避型の愛着の主たる原因は親の虐待的な養育である.

解答

1.× ストレンジ・シチュエーション法では母親と他者が部屋を出入りした際の様子から子の愛着タイプを分類する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 回避型と親の虐待的な養育は関係ない.


〈第17回 ST国試 午前34〉

愛着に関係ないのはどれか. 
1.回避型
2.アンビバレント型
3.密着型
4.安定型
5.無秩序・無方向型

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 愛着は安定型(Bタイプ),回避型(Aタイプ),アンビバレント型(Cタイプ),無秩序・無方向型(Dタイプ)に分けられる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第26回 ST国試 午前33〉

アタッチメントの型について正しいのはどれか. 
1.親が自分の親との間で形成した型と,親が自分の子どもとの間で形成する型とは無関係である.
2.安定型の子どもの親は子どもの信号に対する敏感性が低い.
3.乳児期に親との間で成立した型は,成長に応じて変化し得る.
4.不適切な養育を受けた子どもには回避型が多い.
5.ストレンジ・シチュエーション法では,親子が一緒に遊んでいるときの相互の関わりの頻度から型を測定する.

解答

1.× 親が自分の親との間で形成した型と,親が自分の子どもとの間で形成する型とは関係する.
2.× 安定型の子どもの親は子どもの信号に対する敏感性が高い.
3.○ 正しい.
4.× 不適切な養育を受けた子どもに回避型が多いとは限らない.
5.× ストレンジ・シチュエーション法では母親と他者が部屋を出入りした際の様子から子の愛着タイプを分類する.


〈第25回 ST国試 午後33〉

人見知りが出現する愛着(アタッチメント)の発達段階はどれか. 
1.人一般への定位と発信の段階
2.一人または数人の特定対象に対する定位と発信の段階
3.発信および移動による特定対象への接近の維持の段階
4.日標修正的な協調性の形成の段階
5.内的作業モデルの形成の段階

解答

1.× 人一般への定位と発信の段階は第一段階である.
2.× 一人または数人の特定対象に対する定位と発信の段階は第2段階である.
3.○ 正しい.
4.× 日標修正的な協調性の形成の段階は第4段階である.
5.× 内的作業モデルの形成の段階は愛着経験により形成される.


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