〈第25回 ST国試 午前31〉
Freud,S.が3つに分けた心の領域はどれか.3つ選べ.
1.エス
2.自我
3.超自我
4.エルグ
5.リビドー
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× Freud,S.が3つに分けた心の領域はエス,自我,超自我である.
5.× Freud,S.が3つに分けた心の領域はエス,自我,超自我である.
〈第21回 ST国試 午前31〉
精神分析について誤っている組合せはどれか.
1.エス ――― 快楽原則
2.自我 ――― 現実原則
3.超自我 ――― 道徳的規範
4.リビドー ――― 性的欲動
5.防衛機制 ――― 意識的作用
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 防衛機制 ――― 無意識的作用
〈第13回 ST国試 午前32〉
精神分析療法について正しいのはどれか.
1.Jung,C.G.によって創始された.
2.エクスポージャー法を主に用いる.
3.学習理論に基づいた介入を行う.
4.共感的理解によって変化をもたらす.
5.自由連想法によって無意識を顕在化させる.
解答
1.× 精神分析療法はFreudによって創始された.
2.× エクスポージャー法を主に用いるのは行動療法である.
3.× 学習理論に基づいた介入を行うのは行動療法である.
4.× 共感的理解によって変化をもたらすのは来談者中心療法である.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午後30〉
精神分析療法の技法はどれか.
1.系統的脱感作法
2.認知再構成法
3.エクスポージャー法
4.呼吸再調整法
5.自由連想法
解答
1.× 系統的脱感作法は行動療法の技法である.
2.× 認知再構成法は認知行動療法の技法である.
3.× エクスポージャー法は行動療法の技法である.
4.× 呼吸再調整法は認知行動療法の技法である.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後31〉
行動療法の特徴として正しいのはどれか.3つ選べ.
1.無意識領域に抑圧された内容を自覚させ表面化させる.
2.転移と逆転移を解釈していくことで問題解決を進展させる.
3.観察可能な行動または症状そのものを介入対象とする.
4.刺激と反応という図式で行動を捉える.
5.不適応行動は誤った学習または未学習の結果と考える.
解答
1.× 無意識領域に抑圧された内容を自覚させ表面化させるのは精神分析療法である.
2.× 転移と逆転移を解釈していくことで問題解決を進展させるのは精神分析療法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第16回 ST国試 午後31〉
行動療法はどれか.2つ選べ.
1.フラッディング
2.転移分析
3.エンカウンター・グループ
4.自由連想
5.系統的脱感作
解答
1.○ 正しい.
2.× 転移分析は精神分析療法である.
3.× エンカウンター・グループはグループ療法である.
4.× 自由連想は精神分析療法である.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午後31〉
行動療法の技法でないのはどれか.
1.オペラント法
2.系統的脱感作法
3.エクスポージャー法
4.リフレーミング法
5.バイオフィードバック法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× リフレーミング法は認知行動療法の技法である.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前33〉
行動療法と関係する学習原理でないのはどれか.
1.モデリング理論
2.分析心理学
3.逆制止原理
4.嫌悪条件づけ
5.オペラント条件づけ
解答
1.○ 正しい.
2.× 分析心理学はJung,C.G.によって創始された.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後25〉
オペラント条件づけの原理に基づくのはどれか.
1.系統的脱感作法
2.フラッディング
3.エクスポージャ
4.バイオフィードバック
5.自律訓練法
解答
1.× 系統的脱感作法はレスポンデント条件づけの原理に基づく方法である.
2.× フラッディングはレスポンデント条件づけの原理に基づく方法である.
3.× エクスポージャはレスポンデント条件づけの原理に基づく方法である.
4.○ 正しい.
5.× 自律訓練法はレスポンデント条件づけの原理に基づく方法である.
〈第14回 ST国試 午後30〉
系統的脱感作法と関係あるのはどれか.
1.嫌悪条件づけ
2.拮抗条件づけ
3.反応形成
4.弁別学習
5.観察学習
解答
1.× 嫌悪条件づけは行動療法と関係がある.
2.○ 正しい.
3.× 反応形成は行動療法と関係がある.
4.× 弁別学習は行動療法と関係がある.
5.× 観察学習は行動療法と関係がある.
〈第18回 ST国試 午前32〉
認知療法について正しいのはどれか.
1.治療者と患者は共同経験主義に基づき治療を進める.
2.家族の再構造化に焦点を当てて治療を進める.
3.自由連想法によって無意識を意識化する.
4.Perls,F.S.を中心に提唱された心理療法である.
5.注意の集中や自己暗示訓練によって心身の状態を自分でコントロールする.
解答
1.○ 正しい.
2.× 家族の再構造化に焦点を当てて治療を進めるのは家族療法である.
3.× 自由連想法によって無意識を意識化するのは精神分析療法である.
4.× 認知療法はBeckを中心に提唱された心理療法である.
5.× 注意の集中や自己暗示訓練によって心身の状態を自分でコントロールするのは自律訓練法である.
〈第15回 ST国試 午後31〉
認知療法について正しいのはどれか.
1.フラッディング法を用いる.
2.夢を分析する.
3.クライエントに指示をしない.
4.学習理論に基づく.
5.自動思考を修正する.
解答
1.× フラッディング法を用いるのは行動療法である.
2.× 夢を分析するのは自由連想法である.
3.× クライエントに指示をしないのは来談者中心療法である.
4.× 学習理論に基づくのは行動療法である.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午後31〉
認知療法に関係するのはどれか.3つ選べ.
1.スキーマ
2.推論の誤り
3.自動思考
4.集合的無意識
5.自我
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 集合的無意識は分析心理学と関係する.
5.× 自我は精神分析療法と関係する.
〈第14回 ST国試 午前32〉
認知療法に関係ないのはどれか.
1.自動思考
2.代替思考
3.無意識
4.推論の誤り
5.スキーマ
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 無意識は精神分析療法と関係がある.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午後31〉
認知行動療法の技法でないのはどれか.
1.セルフモニタリング
2.認知再構成法
3.行動活性化
4.ソクラテス式質問法
5.コラージュ法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× コラージュ法は芸術療法の技法である.
〈第21回 ST国試 午前32〉
認知療法理論における「歪んだ認知」でないのはどれか.
1.非言語的思考
2.恣意的推論
3.二分法的思考
4.過度の一般化
5.個人化
解答
1.× 非言語的思考は認知療法理論における「歪んだ認知」でない.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後31〉
クライアント中心療法について誤っているのはどれか.
1.Rogers,C.R.によって創始された.
2.セラピストはクライアントのために解決法を教示する.
3.セラピストはクライアントを共感的に理解する.
4.セラピストはクライアントの感情を明瞭化する.
5.セラピストはクライアントの行動にフィードバックを与える.
解答
1.○ 正しい.
2.× クライアント中心療法ではセラピストはクライアントのための解決法は非教示的である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第19回 ST国試 午前32〉
クライアント中心療法の説明として適切でないのはどれか.2つ選べ.
1.治療者はクライアントに共感的理解を示す.
2.治療者とクライアントとの人間関係の質が重視される.
3.自己認知が歪んでいる状態を心理的不適応状態と捉える.
4.治療者はクライアントが治療者に向ける個人的感情を分析する.
5.転移感情はクライアントの幼少期の親子関係を明らかにする手がかりとなる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 治療者がクライアントの治療者に向ける個人的感情を分析するのは精神分析療法の説明である.
5.× 転移感情をクライアントの幼少期の親子関係を明らかにする手がかりとするのは精神分析療法の説明である.
〈第17回 ST国試 午前32〉
クライアント中心療法について正しいのはどれか.
1.クライアントの持つ問題について,認知や情緒,行動的な立場から積極的に解決をはかる.
2.クライアントに対する無条件の肯定的な配慮や共感的理解を重視する.
3.クライアントに,やるべきことを目的本位・行動本位に行わせる.
4.クライアントの対人関係における具体的なやりとりを分析し,交流様式の改善をはかる.
5.クライアントの夢を「今,ここ」において再現し,登場人物や事物になってみる技法を用いる.
解答
1.× クライアントの持つ問題について,認知や情緒,行動的な立場から積極的に解決をはかるのは,認知行動療法である.
2.○ 正しい.
3.× クライアントに,やるべきことを目的本位・行動本位に行わせるのは,森田療法である.
4.× クライアントの対人関係における具体的なやりとりを分析し,交流様式の改善をはかるのは,交流分析である.
5.× クライアントの夢を「今,ここ」において再現し,登場人物や事物になってみる技法を用いるのは,ゲシュタルト療法である.
〈第23回 ST国試 午前32〉
クライエント中心療法のセラピストが行うべきことについて正しいのはどれか.3つ選べ.
1.来談者との関係の中で自分に正直であろうとする.
2.来談者に対して無条件の肯定的な配慮を提供する.
3.来談者の無意識に焦点を当てて治療する.
4.来談者に特有な認知の歪みを変容しようとする.
5.来談者を共感的に理解しようとする.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 来談者の無意識に焦点を当てて治療するのは精神分析療法である.
4.× 来談者に特有な認知の歪みを変容しようとするのは認知行動療法である.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午後30〉
Rogers,C.が提唱した治療者の3つの条件はどれか.3つ選べ.
1.実証性を重視する姿勢
2.無条件の肯定的関心
3.共感的理解
4.純粋性
5.外向性
解答
1.× Rogers,C.が提唱した治療者の3つの条件は純粋性,無条件の肯定的関心,共感的理解である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× Rogers,C.が提唱した治療者の3つの条件は純粋性,無条件の肯定的関心,共感的理解である.
〈第20回 ST国試 午後31〉
遊戯療法について誤っているのはどれか.
1.治療や問題解決を急がない.
2.誤った認知の仕方を現実的な見方に修正する.
3.子供が自分の感情を自由に表現できるよう許容的に接する.
4.現実を無視するような子供の行動に対して必要な制限を設ける.
5.子供をあるがままに受容する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 誤った認知の仕方を現実的な見方に修正するのは認知行動療法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午前32〉
遊戯療法の説明として正しいのはどれか.3つ選べ.
1.治療関係において子供にも責任があることを自覚させる.
2.子供の会話や行動について具体的に指示をする.
3.子供が自分の否定的な感情を表出しないようにする.
4.安定した人間関係を基盤として,認知機能の向上を支援する.
5.治療の進行を急がない.
解答
1.○ 正しい.
2.× 遊戯療法では子供の会話や行動について具体的に指示をしない.
3.× 遊戯療法では子供が自分の否定的な感情を表出できるようにする.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後31〉
プレイセラピーについて正しいのはどれか.
1.1回の時間制限を設けない.
2.セラピストが遊びを選択する.
3.情緒的不適応の問題に有効である.
4.遊びに集中するために,ことばを用いない.
5.グループでは行わない.
解答
1.× プレイセラピーの1回の時間制限を40~50分程度設ける.
2.× プレイセラピーではクライアントが遊びを選択する.
3.○ 正しい.
4.× プレイセラピーではことばも用いる.
5.× プレイセラピーはグループでも行う.
〈第22回 ST国試 午前31〉
家族療法の技法はどれか.2つ選べ.
1.集中内観
2.シェーピング
3.多方面への肩入れ
4.ジョイニング
5.トークンエコノミー
解答
1.× 集中内観は内観療法の技法である.
2.× シェーピングは行動療法の技法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× トークンエコノミーは行動療法の技法である.
〈第26回 ST国試 午前31〉
Perls,F.が始めた心理療法はどれか.
1.クライエント中心療法
2.ゲシュタルト療法
3.認知行動療法
4.体験過程療法
5.自律訓練法
解答
1.× クライエント中心療法はRogers,C.が始めた心理療法である.
2.○ 正しい.
3.× 認知行動療法はBeck,A.T.の認知療法やEllis,A.の論理療法から発展してきた心理療法である.
4.× 体験過程療法はGendlin,E.T.が始めた心理療法である.
5.× 自律訓練法はSchultz,J.H.が始めた心理療法である.
〈第25回 ST国試 午後31〉
日本人によって確立された心理療法はどれか.2つ選べ.
1.弁証法的行動療法
2.行動活性化療法
3.能動的空想法
4.森田療法
5.内観療法
解答
1.× 弁証法的行動療法は認知行動療法の技法である.
2.× 行動活性化療法は認知行動療法の技法である.
3.× 能動的空想法はJung,C.G.に始まる心理療法である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午前32〉
構造化面接法を用いるのはどれか.2つ選べ.
1.SCID
2.M.I.N.I
3.MMPI
4.EPPS
5.CMI
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× MMPIは質問紙法による人格検査である.
4.× EPPSは質問紙法による人格検査である.
5.× CMIは質問紙法による健康チェックリストである.
〈第11回 ST国試 午後31〉
統合失調症のリハビリテーションに適しているのはどれか.
1.SST
2.EMDR
3.系統的脱感作法
4.暴露反応妨害法
5.弁証法的行動療法
解答
1.○ 正しい.
2.× EMDRはPTSDに対して用いる.
3.× 系統的脱感作法は行動療法の技法である.
4.× 暴露反応妨害法は認知療法の技法である.
5.× 弁証法的行動療法は行動療法の技法である.
〈第16回 ST国試 午前30〉
正しいのはどれか.
1.認知療法は認知症に効果がある.
2.クライアント中心療法は共感を重視する.
3.遊戯療法はソーシャルスキル向上のために開発された.
4.箱庭療法は自前の玩具を持参して行う.
5.精神分析療法は短期の問題解決を目指す.
解答
1.× 認知療法はうつ病に効果がある.
2.○ 正しい.
3.× SSTがソーシャルスキル向上のために開発された.
4.× 箱庭療法はセラピストが事前に様々なミニチュアフィギュアを準備して行う.
5.× 短期療法(ブリーフ・セラピー)が短期の問題解決を目指す.
〈第21回 ST国試 午後31〉
誤っている組合せはどれか.
1.遊戯療法 ――― 精神交互作用
2.認知療法 ――― 自動思考の修正
3.家族療法 ――― リフレーミング
4.行動療法 ――― 古典的条件づけ
5.クライアント中心療法 ――― 共感的理解
解答
1.× 森田療法 ――― 精神交互作用
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第20回 ST国試 午後28〉
正しい組合せはどれか.
1.認知療法 ――― Schultz,J.H.
2.自律訓練法 ――― Rogers,C.R.
3.集団療法 ――― Beck,A.T.
4.行動療法 ――― Skinner,B.F.
5.精神分析療法 ――― Ellis,A.
解答
1.× 認知療法 ――― Beck,A.T.
2.× 自律訓練法 ――― Schultz,J.H.
3.× 集団療法 ――― Rogers,C.R.
4.○ 正しい.
5.× 精神分析療法 ――― Freud,S.