〈第16回 ST国試 午後25〉
誤っているのはどれか.
1.飢餓はホメオスタシス性の動機づけである.
2.渇きは生得的動機づけである.
3.性的動機づけは社会的動機づけである.
4.好奇動機づけは内発的動機づけである.
5.賞や罰による動機づけは外発的動機づけである.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 性的動機づけは生得的動機づけ・社会的動機づけ(達成動機づけ・内発的動機づけ・外発的動機づけ)のいずれとも関係する動機づけである.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午後25〉
正しいのはどれか.
1.社会的動機づけには明確な誘因は存在しない.
2.ホメオスタシス性動機づけには明確な動因は存在しない.
3.内発的動機づけには明確な誘因が存在する.
4.探索行動は内発的動機づけに支えられている.
5.性行動は内発的動機づけに支えられている.
解答
1.× 社会的動機づけには明確な誘因は存在する.
2.× ホメオスタシス性動機づけには明確な動因は存在する.
3.× 内発的動機づけには明確な動因が存在する.
4.○ 正しい.
5.× 性行動は生得的動機づけ・社会的動機づけ(達成動機づけ・内発的動機づけ・外発的動機づけ)のいずれにも支えられている.
〈第26回 ST国試 午前26〉
正しいのはどれか.2つ選べ.
1.食の動機づけの動因は飢えである.
2.親和動機づけは利他行動を解発する.
3.内発的動機づけは賞罰を必要とする.
4.覚醒水準が高いほど情動は安定する.
5.接近-接近型コンフリクト状況では相反感情が生じる.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 外発的動機づけは賞罰を必要とする.
4.× 覚醒水準が高すぎても情動は低下する.
5.× 接近-回避型コンフリクト状況では相反感情が生じる.
〈第13回 ST国試 午後25〉
動機づけについて誤っているのはどれか.2つ選べ.
1.要求水準の設定は回避・回避コンフリクト事態と考えられる.
2.達成動機の低い人は中程度の困難度の課題を選択する.
3.達成動機の高い人は実現可能な範囲で高い要求水準を設定する.
4.過去の課題達成度は要求水準の設定に影響を与える.
5.生育歴はその人の達成動機づけのレベルに大きな影響を与える.
解答
1.× 要求水準の設定は接近・回避コンフリクト事態と考えられる.
2.× 達成動機の低い人は困難度の低い課題を選択する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午前27〉
正しいのはどれか.
1.要求水準は社会的欲求の水準である.
2.食物は食行動を駆動する誘因である.
3.コンフリクトは基本的な情動である.
4.内発的動機づけは賞や罰を必要とする.
5.性の動機づけは個体維持的な動機づけである.
解答
1.× 要求水準は個人的欲求の水準である.
2.○ 正しい.
3.× コンフリクトは個体内部に生じている相互間の排他的欲求の葛藤である.
4.× 外発的動機づけは賞や罰を必要とする.
5.× 性的動機づけは生得的動機づけ・社会的動機づけ(達成動機づけ・内発的動機づけ・外発的動機づけ)のいずれとも関係する動機づけである.
〈第24回 ST国試 午後25〉
誤っているのはどれか.
1.要求水準は課題に取り組む際に個人が自ら設定する目標である.
2.接近-回避型コンフリクト状況では相反感情が生じる.
3.不快な状況から逃れられない経験を繰り返すと無力感が獲得される.
4.子供に対する親の養育的行動は親和動機づけによって解発される.
5.ジェームズ-ランゲ説は欲求と動機づけの起源に関する理論である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× ジェームズ-ランゲ説は情動の起源に関する理論である.
〈第25回 ST国試 午後26〉
ジェームズ-ランゲ説が主張するのはどれか.
1.基本的情動を示す表情は文化を超えて普遍的である.
2.主観的情動の質と強さには状況の認知的評価が影響する.
3.ある対象に高頻度で接触するとその対象への好意が増す.
4.主観的な情動体験の起源は環境に対する身体的反応である.
5.人は知識の間に不協和があるとそれを低減させようとする.
解答
1.× 基本的情動を示す表情は文化を超えて普遍的であるとしたのはEkman,P.の基本的表情である.
2.× 主観的情動の質と強さには状況の認知的評価が影響するのは認知評価説である.
3.× ある対象に高頻度で接触するとその対象への好意が増すのは単純接触効果である.
4.○ 正しい.
5.× 人は知識の間に不協和があるとそれを低減させようとするのは認知的不協和理論である.
〈第21回 ST国試 午前27〉
Maslow,A.H.の欲求階層において最上位のものはどれか.
1.愛と所属の欲求
2.安全の欲求
3.自己実現の欲求
4.承認と尊重の欲求
5.生理的な欲求
解答
1.× 愛と所属の欲求はMaslow,A.H.の欲求階層の第3層である.
2.× 安全の欲求はMaslow,A.H.の欲求階層の第2層である.
3.○ 正しい.
4.× 承認と尊重の欲求はMaslow,A.H.の欲求階層の第4層である.
5.× 生理的な欲求はMaslow,A.H.の欲求階層の第1層である.
〈第20回 ST国試 午後26〉
Ekman,P.の基本的表情でないのはどれか.
1.中立(無表情)
2.幸福(喜び)
3.驚き
4.悲しみ
5.嫌悪
解答
1.× Ekman,P.の基本的表情は喜び,驚き,悲しみ,怒り,嫌悪,恐れである.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前25〉
感覚遮断によって生じるのはどれか.2つ選べ.
1.暗順応
2.刺激般化
3.幻覚
4.記憶力の減退
5.覚醒水準の昂進
解答
1.× 暗順応は錐体・桿体細胞により生じる.
2.× 刺激般化は条件づけにおいて生じる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 感覚遮断によって覚醒水準の低下が生じる.