5.臨床歯科医学 2)口腔外科学 ④加齢による口腔機能障害

〈第22回 ST国試 午後16〉

口腔組織・機能の加齢性変性で誤っているのはどれか. 
1.顎関節平坦化の代償作用として筋突起が肥大する.
2.唾液分泌量が減少する.
3.咬耗によって歯冠長が短縮する.
4.歯肉が退縮し,根面が露出する.
5.顎骨が萎縮する.

解答

1.× 加齢性変性で下顎頭の平坦化,関節結節の平坦化により顎関節が自然脱臼しやすくなる.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第11回 ST国試 午後17〉

口腔組織の加齢変化について誤っているのはどれか. 
1.咬耗による歯冠長の短縮
2.歯肉の退縮による根面露出
3.顎骨の萎縮による義歯の不安定化
4.咀嚼運動による下顎骨筋突起の平坦化
5.唾液分泌の減少による口腔乾燥

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 咀嚼運動による下顎骨窩の平坦化が口腔組織の加齢変化である.
5.○ 正しい.


Back | 【5.臨床歯科医学 目次】 | Next