〈第15回 ST国試 午後14〉
日本人の口唇裂・口蓋裂・口唇口蓋裂の発生頻度について正しいのはどれか.
1.性差はない.
2.口唇口蓋裂の頻度が最も低い.
3.出生1,000人に1人である.
4.日本人は黒色人種より高い.
5.日本人は白色人種より低い.
解答
1.× 性差がないのは口唇裂である.
2.× 口唇口蓋裂の頻度が最も高い.
3.× 口唇裂・口蓋裂・口唇口蓋裂の発生頻度は出生500人に1人である.
4.○ 正しい.
5.× 口唇裂・口蓋裂・口唇口蓋裂の日本人の発生頻度は白色人種より高い.
〈第22回 ST国試 午前16〉
口唇裂に対する手術術式でないのはどれか.
1.ミラード(Millard)法
2.三角弁法
3.四角弁法
4.プッシュバック(push back)法
5.マリケン(Mulliken)法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× プッシュバック(push back)法は口蓋裂の手術法である.
5.○ 正しい.
〈第17回 ST国試 午後14〉
口唇裂の手術様式でないのはどれか.
1.ミラード(Millard)法
2.マリケン(Mulliken)法
3.ファーロー(Furlow)法
4.三角弁法
5.四角弁法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× ファーロー法は口蓋裂の手術法である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午前18〉
口唇形成術で再建する筋はどれか.
1.口輪筋
2.眼輪筋
3.口蓋舌筋
4.口蓋帆挙筋
5.上咽頭収縮筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 口唇形成術で再建する筋は口輪筋である.
3.× 口唇形成術で再建する筋は口輪筋である.
4.× 口唇形成術で再建する筋は口輪筋である.
5.× 口唇形成術で再建する筋は口輪筋である.
〈第13回 ST国試 午後14〉
口唇裂一次手術において再建されるのはどれか.
1.口輪筋
2.口蓋咽頭筋
3.口蓋帆挙筋
4.咽頭収縮筋
5.オトガイ舌骨筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 口唇裂一次手術において再建されるのは口輪筋である.
3.× 口蓋帆挙筋は口蓋裂手術で再建される.
4.× 口唇裂一次手術において再建されるのは口輪筋である.
5.× 口唇裂一次手術において再建されるのは口輪筋である.
〈第22回 ST国試 午前18〉
口唇裂(未手術)で筋肉の連続性がないのはどれか.
1.広頸筋
2.口角下制筋
3.鼻筋
4.笑筋
5.口輪筋
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 口唇裂(未手術)で筋肉の連続性がないのは口輪筋である.
〈第24回 ST国試 午前16〉
口蓋裂の手術法はどれか.2つ選べ.
1.三角弁法
2.プッシュバック(pushback)法
3.ファーロー(Furlow)法
4.マンチェスター(Manchester)法
5.マリケン(Mulliken)法
解答
1.× 三角弁法は口唇裂の手術法である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× マンチェスター(Manchester)法は口唇裂の手術法である.
5.× マリケン(Mulliken)法は口唇裂の手術法である.
〈第21回 ST国試 午前16〉
軟口蓋の口腔側と鼻腔側とに相対するZ形成を施し,軟口蓋の延長をはかる口蓋裂の手術法はどれか.
1.ミラード(Millard)法
2.マリケン(Mulliken)法
3.プッシュバック(push back)法
4.ファーロー(Furlow)法
5.アッベ(Abbe)法
解答
1.× ミラード(Millard)法は口唇裂の手術法である.
2.× マリケン(Mulliken)法は口唇裂の手術法である.
3.× プッシュバック(push back)法は硬口蓋から粘膜骨膜弁を剥離し後方に移動させて口蓋裂を閉じる手術法である.
4.○ 正しい.
5.× アッベ(Abbe)法は口唇裂の手術法である.
〈第19回 ST国試 午後14〉
粘膜下口蓋裂に特徴的でないのはどれか.
1.扁桃の肥大
2.硬口蓋後端の骨欠損
3.軟口蓋正中部の菲薄化
4.口蓋帆挙筋の走行異常
5.口蓋垂裂
解答
1.× 粘膜下口蓋裂に特徴的なのは口蓋垂裂・口蓋骨後縁の欠損・軟口蓋正中部の透過性である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第12回 ST国試 午前9〉
口蓋裂一次手術で再建されるのはどれか.
1.口蓋帆挙筋の機能
2.口蓋帆張筋の機能
3.咽頭収縮筋の機能
4.口輪筋の機能
5.耳管咽頭筋の機能
解答
1.○ 正しい.
2.× 口蓋裂一次手術で再建されるのは口蓋帆挙筋である.
3.× 口蓋裂一次手術で再建されるのは口蓋帆挙筋である.
4.× 口輪筋は口唇裂の手術で再建される.
5.× 口蓋裂一次手術で再建されるのは口蓋帆挙筋である.
〈第16回 ST国試 午前16〉
口蓋裂の鼻咽腔閉鎖不全に対する手術法でないのはどれか.2つ選べ.
1.ファーラー(Furlow)法
2.咽頭弁形成術
3.プッシュバック法
4.輪状咽頭筋切断術
5.ミラード(Millard)法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 輪状咽頭筋切断術は嚥下機能改善手術である.
5.× ミラード(Millard)法は口唇裂の手術法である.
〈第20回 ST国試 午後15〉
口蓋裂の鼻咽腔閉鎖不全に対する術式はどれか.2つ選べ.
1.四角弁法
2.咽頭弁形成術
3.ファーロー(Furlow)法
4.ミラード(Millard)法
5.マリケン(Mullilen)法
解答
1.× 四角弁法は口唇裂の手術法である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× ミラード(Millard)法は口唇裂の手術法である.
5.× マリケン(Mullilen)法は口唇裂の手術法である.
〈第18回 ST国試 午前8〉
片側口唇顎口蓋裂において正常と異なる構造になっているのはどれか.2つ選べ.
1.口輪筋
2.口蓋帆挙筋
3.顎二腹筋
4.内側翼突筋
5.口角下制筋
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 口唇顎口蓋裂では,一次口蓋である上唇・上顎と二次口蓋である硬・軟口蓋に裂がみられるため舌骨上筋群は障害されない.
4.× 口唇顎口蓋裂では,一次口蓋である上唇・上顎と二次口蓋である硬・軟口蓋に裂がみられるため咀嚼筋群は障害されない.
5.× 口唇顎口蓋裂では,一次口蓋である上唇に裂がみられるため口輪筋以外の表情筋群は障害されない.
〈第26回 ST国試 午後16〉
片側完全唇顎口蓋裂患者において最も早期に行われる治療はどれか.
1.口唇形成術
2.口蓋形成術
3.咽頭弁形成術
4.顎裂骨移植
5.顎矯正手術
解答
1.○ 正しい.
2.× 唇顎口蓋裂の治療は口唇形成術,口蓋形成術,顎裂骨移植の順に実施する.
3.× 唇顎口蓋裂の治療は口唇形成術,口蓋形成術,顎裂骨移植の順に実施する.
4.× 唇顎口蓋裂の治療は口唇形成術,口蓋形成術,顎裂骨移植の順に実施する.
5.× 唇顎口蓋裂の治療は口唇形成術,口蓋形成術,顎裂骨移植の順に実施する.
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