〈第16回 ST国試 午後18〉
声道の構成要素でないのはどれか.
1.鼻腔
2.口腔
3.咽頭
4.喉頭
5.気管
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 気管は気道の構成要素である.
〈第23回 ST国試 午前17〉
顔面の形成過程で上唇の形成に関与するのはどれか.2つ選べ.
1.内側鼻突起
2.外側鼻突起
3.外側口蓋突起
4.下顎突起
5.上顎突起
解答
1.○ 正しい.
2.× 外側鼻突起は鼻翼を形成する.
3.× 外側口蓋突起は口蓋を形成する.
4.× 下顎突起は下顎骨を形成する.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午後19〉
図の1~5の名称で誤っているのはどれか.
2.前口蓋弓
3.口蓋扁桃
4.中咽頭後壁
5.舌小帯
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 下唇小帯
〈第17回 ST国試 午前19〉
写真の1~5の名称で誤っているのはどれか.
2.舌骨体
3.喉頭前庭
4.第7頸椎
5.気管腔
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 第6頸椎
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後16〉
開閉口に関与する筋(矢印)を図に示す.咬筋はどれか.
2.2
3.3
4.4
5.5
解答
1.× 側頭筋
2.○ 正しい.
3.× 外側翼突筋
4.× 顎二腹筋前腹
5.× 顎舌骨筋
〈第26回 ST国試 午後17〉
下顎骨筋突起に付着するのはどれか.
1.顎二腹筋
2.側頭筋
3.咬筋
4.外側翼突筋
5.内側翼突筋
解答
1.× 顎二腹筋は下顎骨内側面に付着する.
2.○ 正しい.
3.× 咬筋は下顎骨咬筋粗面に付着する.
4.× 外側翼突筋は下顎骨翼突筋窩に付着する.
5.× 内側翼突筋は下顎骨翼突筋粗面に付着する.
〈第25回 ST国試 午後17〉
顎関節円板および下顎頭内面に停止する筋はどれか.
1.顎二腹筋
2.頰筋
3.眼輪筋
4.側頭筋
5.外側翼突筋
解答
1.× 顎二腹筋は下顎骨内側面に停止する.
2.× 頰筋は表情筋なので顔面の皮膚に停止する.
3.× 眼輪筋は表情筋なので顔面の皮膚に停止する.
4.× 側頭筋は下顎骨筋突起に停止する.
5.○ 正しい.
〈第26回 ST国試 午前20〉
開口に働く筋はどれか.2つ選べ.
1.内側翼突筋
2.側頭筋
3.咬筋
4.顎二腹筋
5.オトガイ舌骨筋
解答
1.× 内側翼突筋は閉口に働く筋である.
2.× 側頭筋は閉口に働く筋である.
3.× 咬筋は閉口に働く筋である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午後19〉
舌骨下筋でないのはどれか.
1.胸骨舌骨筋
2.顎二腹筋
3.胸骨甲状筋
4.甲状舌骨筋
5.肩甲舌骨筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 顎二腹筋は舌骨上筋である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午後18〉
舌を後方に引く筋はどれか.2つ選べ.
1.咬筋
2.横舌筋
3.茎突舌筋
4.舌骨舌筋
5.オトガイ舌筋
解答
1.× 咬筋は下顎を上方へ引く筋である.
2.× 横舌筋の作用は舌の左右幅の短縮である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× オトガイ舌筋は舌を前方に出す筋である.
〈第22回 ST国試 午前13〉
舌を前方に出す筋はどれか.
1.オトガイ舌筋
2.茎突舌筋
3.口蓋舌筋
4.垂直舌筋
5.舌骨舌筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 茎突舌筋は舌の後退と舌の挙上の補助である.
3.× 口蓋舌筋は口峡部の閉鎖である.
4.× 垂直舌筋は舌の平坦化である.
5.× 舌骨舌筋は舌の下制である.
〈第19回 ST国試 午後18〉
舌尖を挙上するのはどれか.
1.上縦舌筋
2.下縦舌筋
3.垂直舌筋
4.横舌筋
5.茎突舌筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 下縦舌筋の作用は舌の前後径の短縮と舌尖の下制である.
3.× 垂直舌筋の作用は舌の平坦化である.
4.× 横舌筋の作用は舌の左右幅の短縮である.
5.× 茎突舌筋の作用は舌の後退と舌の挙上の補助である.
〈第18回 ST国試 午後18〉
正しいのはどれか.
1.茎突舌筋は側頭骨に付着する.
2.下縦舌筋は下顎骨に付着する.
3.垂直舌筋は舌骨に付着する.
4.横舌筋は舌尖を後退させる.
5.上縦舌筋は舌根を後退させる.
解答
1.○ 正しい.
2.× オトガイ舌筋が下顎骨に付着する.
3.× 舌骨舌筋が舌骨に付着する.
4.× 茎突舌筋が舌尖を後退させる.
5.× 茎突舌筋が舌根を後退させる.
〈第12回 ST国試 午前20〉
オトガイ舌筋の筋活動が最も大きいのはどれか.
1./a/
2./i/
3./u/
4./e/
5./o/
解答
1.× オトガイ舌筋の作用は舌の突出のため/i/の筋活動が最も大きい.
2.○ 正しい.
3.× オトガイ舌筋の作用は舌の突出のため/i/の筋活動が最も大きい.
4.× オトガイ舌筋の作用は舌の突出のため/i/の筋活動が最も大きい.
5.× オトガイ舌筋の作用は舌の突出のため/i/の筋活動が最も大きい.
〈第19回 ST国試 午前13〉
中咽頭に属するのはどれか.2つ選べ.
1.舌体
2.舌根
3.口蓋扁桃
4.硬口蓋
5.頰粘膜
解答
1.× 舌体は口腔に属する.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 硬口蓋は口腔に属する.
5.× 頰粘膜は口腔に属する.
〈第11回 ST国試 午前22〉
中咽頭にあるのはどれか.2つ選べ.
1.喉頭蓋谷
2.後口蓋弓
3.咽頭扁桃
4.梨状陥凹
5.舌下腺
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 咽頭扁桃は上咽頭にある.
4.× 梨状陥凹は下咽頭にある.
5.× 舌下腺は口腔にある.
〈第16回 ST国試 午前13〉
次の内視鏡写真において梨状陥凹はどれか.
2.2
3.3
4.4
5.5
解答
1.× 前交連
2.× 声門
3.× 披裂軟骨
4.× 下咽頭壁
5.○ 正しい.
〈第11回 ST国試 午前21〉
正しいのはどれか.2つ選べ.
1.喉頭の知覚神経は三叉神経の分枝である.
2.後輪状披裂筋は嚥下時に収縮する.
3.輪状甲状筋は声の高さの調節に関与している.
4.甲状披裂筋は発声時に活動する.
5.喉頭室に分泌腺は存在しない.
解答
1.× 喉頭の知覚神経は迷走神経の分枝である.
2.× 後輪状披裂筋は嚥下時に弛緩する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 喉頭室に分泌腺である喉頭腺が存在する.
〈第26回 ST国試 午前19〉
声帯の構造について誤っているのはどれか.
1.粘膜上皮は多列線毛上皮である.
2.粘膜固有層の浅層は間質液と弾性線維からなる.
3.粘膜固有層の深層は主として膠原線維からなる.
4.声帯の振動を担うカバーは粘膜上皮と粘膜固有層の浅層に相当する.
5.声帯の剛性を担うボディは声帯筋に相当する.
解答
1.× 粘膜上皮は重層扁平上皮である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午後18〉
声門裂を開く筋の起始と停止の組合せで正しいのはどれか.
1.輪状軟骨弓 ――― 甲状軟骨板
2.甲状軟骨角 ――― 披裂軟骨声帯突起
3.披裂軟骨筋突起 ――― 対側の披裂軟骨筋突起
4.輪状軟骨弓 ――― 披裂軟骨筋突起
5.輪状軟骨板 ――― 披裂軟骨筋突起
解答
1.× 輪状軟骨弓 ――― 甲状軟骨板:輪状甲状筋(声門緊張筋)の起始停止である.
2.× 甲状軟骨角 ――― 披裂軟骨声帯突起:甲状披裂筋(声門閉鎖筋)の起始停止である.
3.× 披裂軟骨筋突起 ――― 対側の披裂軟骨筋突起:披裂筋(声門閉鎖筋)の起始停止である.
4.× 輪状軟骨弓 ――― 披裂軟骨筋突起:外側輪状披裂筋(声門閉鎖筋)の起始停止である.
5.○ 正しい.
〈第14回 ST国試 午前20〉
輪状甲状筋について正しいのはどれか.2つ選べ.
1.片側の麻痺では音声障害は起こらない.
2.支配神経は上喉頭神経外枝である.
3.嚥下第2相で活動は低下する.
4.裏声発声では活動しない.
5.首の前屈で活動は上昇する.
解答
1.× 輪状甲状筋は片側の麻痺でも音声障害が起こる.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 裏声発声で輪状甲状筋は活動する.
5.× 輪状甲状筋は首の前屈で活動が低下する.
〈第19回 ST国試 午前19〉
輪状披裂関節に対して外側輪状披裂筋と作用が拮抗するのはどれか.
1.甲状披裂筋
2.後輪状披裂筋
3.披裂筋
4.輪状甲状筋
5.輪状咽頭筋
解答
1.× 甲状披裂筋は声帯の伸張および張力の調整に関する輪状関節の回転運動において輪状甲状筋と作用が拮抗する.
2.○ 正しい.
3.× 披裂筋は披裂軟骨の外転,内転に関して,外転筋である後輪状披裂筋と作用が拮抗する.
4.× 輪状甲状筋は声帯の伸張および張力の調整に関する輪状関節の回転運動において甲状披裂筋と作用が拮抗する.
5.× 輪状咽頭筋の作用は嚥下時に咽頭を輪状に狭める.
〈第15回 ST国試 午後18〉
有声子音生成時活動せず,無声子音生成時に活動するのはどれか.
1.輪状甲状筋
2.甲状披裂筋
3.外側輪状披裂筋
4.披裂筋
5.後輪状披裂筋
解答
1.× 輪状甲状筋は声門緊張筋であるので活動により有声となる.
2.× 状披裂筋は声門閉鎖筋であるので活動により有声となる.
3.× 外側輪状披裂筋は声門閉鎖筋であるので活動により有声となる.
4.× 披裂筋は声門閉鎖筋であるので活動により有声となる.
5.○ 正しい.
〈第13回 ST国試 午後18〉
すべての無声子音生成時に活動するのはどれか.
1.オトガイ舌骨筋
2.披裂筋
3.口蓋帆張筋
4.口輪筋
5.後輪状披裂筋
解答
1.× オトガイ舌骨筋は舌骨上筋である.
2.× 披裂筋は声門閉鎖筋であるので活動により有声となる.
3.× 口蓋帆張筋は口蓋筋である.
4.× 口輪筋は表情筋である.
5.○ 正しい.
〈第21回 ST国試 午前20〉
発話中(東京方言)に後輪状披裂筋の活動を認めるのはどれか.2つ選べ.
1.いじ(維持)
2.いぎ(意義)
3.いみ(意味)
4.いし(医師)
5.いき(遺棄)
解答
1.× 後輪状披裂筋は無声子音生成時に活動するので,いじ(維持)の発話中は活動を認めない.
2.× 後輪状披裂筋は無声子音生成時に活動するので,いぎ(意義)の発話中は活動を認めない.
3.× 後輪状披裂筋は無声子音生成時に活動するので,いみ(意味)の発話中は活動を認めない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午前23〉
解剖学的部位と筋の組合せで正しいのはどれか.
1.前口蓋弓 ――― 口蓋咽頭筋
2.後口蓋弓 ――― 口蓋舌筋
3.口腔底 ――― 顎舌骨筋
4.声帯膜様部 ――― 外側輪状披裂筋
5.食道入口部 ――― 甲状咽頭筋
解答
1.× 前口蓋弓 ――― 口蓋舌筋
2.× 後口蓋弓 ――― 口蓋咽頭筋
3.○ 正しい.
4.× 声帯膜様部 ――― 甲状披裂筋
5.× 食道入口部 ――― 輪状咽頭筋
〈第18回 ST国試 午後16〉
筋肉の動きとして正しい組合せはどれか.2つ選べ.
1.口蓋咽頭筋 ――― 軟口蓋の挙上
2.口輪筋 ――― 口角の挙上
3.オトガイ舌筋 ――― 舌の後退
4.側頭筋 ――― 下顎の挙上
5.咬筋 ――― 下顎の挙上
解答
1.× 口蓋帆挙筋 ――― 軟口蓋の挙上
2.× 口角挙筋 ――― 口角の挙上
3.× 茎突舌筋 ――― 舌の後退
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
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