〈第21回 ST国試 午後11〉
嗅覚障害について誤っているのはどれか．
１．好酸球性副鼻腔炎に合併して嗅覚障害が生じる．
２．頭部外傷によって嗅覚障害が生じる．
３．嗅細胞は嗅裂の粘膜上皮に存在する．
４．静脈性嗅覚検査で無反応の場合，嗅覚の回復が困難である．
５．基準嗅力検査では濃い検査液から下降法で検査を行う．
解答
１．○ 正しい．
２．○ 正しい．
３．○ 正しい．
４．○ 正しい．
５．× 基準嗅力検査では薄い検査液から上昇法で検査を行う．
〈第11回 ST国試 午後14〉
慢性副鼻腔炎でみられないのはどれか．
１．嗅覚障害
２．鼻茸
３．嗄声
４．後鼻漏
５．前頭部痛
解答
１．○ 正しい．
２．○ 正しい．
３．× 慢性副鼻腔炎の症状は膿性鼻汁・鼻閉・鼻漏・後鼻漏・嗅覚障害・鼻茸・頭痛である．
４．○ 正しい．
５．○ 正しい．
〈第19回 ST国試 午後11〉
鼻出血について誤っているのはどれか．
１．出血部位の多くは鼻腔前方である．
２．止血困難例は鼻腔後方からの出血が多い．
３．小児ではアレルギー性鼻炎に合併しやすい．
４．抗凝固薬を服用中の患者は出血頻度が高い．
５．出血時は患者を仰臥位にさせるのが好ましい．
解答
１．○ 正しい．
２．○ 正しい．
３．○ 正しい．
４．○ 正しい．
５．× 鼻出血時は患者を座位でやや前屈みにさせ鼻翼を正中に向かって数分圧迫させるのが好ましい．
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