〈第25回 ST国試 午後10〉
呼吸リハビリテーションについて誤っているのはどれか.
1.呼吸困難感を軽減させる.
2.連動耐用能を改善させる.
3.下肢運動トレーニングが有効である.
4.体位ドレナージの際は痰の貯留部位を上にする.
5.スクイージング(呼吸介助)では吸気時に胸郭を圧迫する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× スクイージング(呼吸介助)では呼気時に胸郭を圧迫する.
〈第19回 ST国試 午後10〉
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションについて誤っているのはどれか.
1.腹式呼吸が有効である.
2.口すぼめ呼吸が有効である.
3.スクイージングは排啖法のひとつである.
4.1秒率の低下を目標とする.
5.6分間歩行距離(6MD)の延長を目標とする.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションでは1秒率の上昇を目標とする.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前6〉
虚血性心疾患の予防について誤っているのはどれか.
1.有酸素運動が推奨されている.
2.地中海食の有効性が知られている.
3.予防に適正なBMIは19.5~22.0kg/m²である.
4.禁煙および受動喫煙の防止がリスクを低下させる.
5.原則として75歳未満の成人の降圧目標は診察室血圧で130/80mmHg未満である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 予防に適正なBMIは18.5~25.0kg/m²である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第22回 ST国試 午前12〉
心筋梗塞後の運動療法について誤っているのはどれか.
1.急性期には心電図をモニターしながら行う.
2.回復期には嫌気性代謝閾値に達するまで行う.
3.慢性期には最大心拍数に達するまで行う.
4.胸痛が出現したら中止する.
5.死亡率を低下させる効果がある.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 心筋梗塞慢性期の運動療法では最大心拍数の40~60%程度で行う.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第23回 ST国試 午前12〉
がんのリハビリテーションで考慮すべきこととして誤っているのはどれか.
1.悪液質では骨格筋量が減少する.
2.同化期は筋力増強訓練の適応がある.
3.サイトカインは易疲労の要因である.
4.トータルペインにはチーム医療で対応する.
5.リンパ浮腫に対するマッサージは禁忌である.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× リンパ浮腫に対するマッサージは適応となる.
〈第14回 ST国試 午後10〉
リハビリテーションの治療対象とならないのはどれか.
1.亜急性期心筋梗塞
2.心室性不整脈
3.肺癌切除術後
4.閉塞性動脈硬化症
5.慢性閉塞性肺疾患
解答
1.○ 正しい.
2.× 心室性不整脈は危険な不整脈であるので,医師による緊急処置が必要となる.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.