〈第20回 ST国試 午前10〉
アルコール関連障害について誤っているのはどれか.
1.日本では欧米に比べてアルコール依存症が少ない.
2.アルコール依存によってアルコールへの耐性が低下する.
3.依存症者は離脱症状を軽減するためにアルコール摂取を続けようとする.
4.依存症の治療では完全な断酒が原則である.
5.長期の大量飲酒によって慢性の精神障害が生じる.
解答
1.○ 正しい.
2.× アルコール依存によってアルコールへの耐性が上昇する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第25回 ST国試 午前10〉
コルサコフ症候群と関連性がないのはどれか
1.アルコール飲酒歴
2.健忘
3.見当識障害
4.ビタミンB6欠乏
5.作話
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× ビタミンB1欠乏がコルサコフ症候群と関連性がある.
5.○ 正しい.
〈第24回 ST国試 午前10〉
麻薬及び向精神薬取締法において麻薬類として規定されているのはどれか.
1.マリファナ
2.バルビタール
3.アンフェタミン
4.トルエン
5.モルヒネ
解答
1.× マリファナは大麻取締法で規定されている.
2.× バルビタールは麻薬及び向精神薬取締法において向精神薬として規定されている.
3.× アンフェタミンは覚醒剤取締法で規定されている.
4.× トルエンは毒物及び劇物取締法で規定されている.
5.○ 正しい.
〈第15回 ST国試 午後9〉
依存性を形成しやすい薬物はどれか.3つ選べ.
1.ストレプトマイシン
2.バルビタール
3.モルヒネ
4.アンフェタミン
5.アセトアルデヒド
解答
1.× ストレプトマイシンは聴器毒である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× アセトアルデヒドはアルコールの加水分解により産生される.
〈第22回 ST国試 午後9〉
覚醒剤(メタンフェタミン)関連性精神障害に最も関連する神経伝達物質はどれか.
1.ノルアドレナリン
2.ドパミン
3.セロトニン
4.アセチルコリン
5.γ-アミノ酪酸(GABA)
解答
1.× ノルアドレナリンはアヘン類関連性精神障害に最も関連する神経伝達物質である.
2.○ 正しい.
3.× セロトニンは幻覚薬(HDMD)関連性精神障害に最も関連する神経伝達物質である.
4.× アセチルコリンはニコチン関連性精神障害に最も関連する神経伝達物質である.
5.× γ-アミノ酪酸(GABA)はアルコール・睡眠薬類関連性精神障害に最も関連する神経伝達物質である.
〈第24回 ST国試 午後8〉
抗精神病薬による錐体外路症状でないのはどれか.
1.筋強剛
2.眼球上転発作
3.舌突出
4.めまい
5.着座不能
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× めまいは抗精神病薬による錐体外路症状以外の副作用である.
5.○ 正しい.