1.基礎医学 1)人体の構造と機能 ⑤神経の構造と機能

〈第19回 ST国試 午前2〉

誤っている組合せはどれか. 
1.神経細胞体 ――― 細胞核
2.無髄神経 ――― 跳躍伝導
3.樹状突起 ――― 神経細胞体への信号入力
4.シナプス ――― 神経伝達物質
5.骨格筋 ――― アクチン

解答

1.○ 正しい.
2.× 有髄神経 ――― 跳躍伝導
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第19回 ST国試 午後3〉

誤っている組合せはどれか. 
1.脊髄神経節 ――― 感覚神経
2.脊髄白質 ――― 神経細胞体
3.脊髄神経後根 ――― 感覚神経
4.脊髄神経前根 ――― 運動神経
5.脳神経 ――― 顔面神経

解答

1.○ 正しい.
2.× 脊髄灰白質 ――― 神経細胞体
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第18回 ST国試 午前5〉

神経について誤っているのはどれか. 
1.運動神経終末からアセチルコリンが放出される.
2.有髄線維は無髄線維より神経伝導速度が遅い.
3.脊髄感覚神経は後根を通る.
4.閾値を超えると脱分極が生じる.
5.静止膜電位はマイナスである.

解答

1.○ 正しい.
2.× 有髄線維は無髄線維より神経伝導速度が速い.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第24回 ST国試 午後3〉

末梢神経について誤っているのはどれか. 
1.髄鞘はシュワン細胞が形成している.
2.静止膜電位は負(マイナス)である.
3.体温が低下すると神経伝導速度は増加する.
4.軸索の直径が大きいほど神経伝導速度は速い.
5.活動電位の発生は全か無か(all or none)の法則に従う.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 体温が低下すると神経伝導速度は低下する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第25回 ST国試 午後3〉

体性運動神経について誤っているのはどれか. 
1.膜電位が閾値に達すると活動電位が発生する.
2.シュワン細胞が軸索の髄鞘を形成する.
3.太い神経ほど伝導速度は遅い.
4.軸索末端のシナプス小胞からアセチルコリンが分泌される.
5.ランヴィエ絞輪は跳躍伝導の役割を担う.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 太い神経ほど伝導速度は速い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第21回 ST国試 午後22〉

大脳皮質細胞の興奮性神経伝達物質はどれか. 
1.ノルアドレナリン
2.ドパミン
3.セロトニン
4.グルタミン酸
5.γ-アミノ酪酸

解答

1.× ノルアドレナリンは抑制性神経伝達物質である.
2.× ドパミンは抑制性神経伝達物質である.
3.× セロトニンは抑制性神経伝達物質である.
4.○ 正しい.
5.× γ-アミノ酪酸は抑制性神経伝達物質である.


〈第20回 ST国試 午前3〉

各部位と主な神経伝達物質との組合せで正しいのはどれか. 
1.青斑核 ――― アセチルコチン
2.縫線核 ――― ノルアドレナリン
3.交感神経節後線維 ――― セロトニン
4.副交感神経節後線維 ――― グルタミン酸
5.黒質 ――― ドパミン

解答

1.× 青斑核 ――― ノルアドレナリン
2.× 縫線核 ――― セロトニン
3.× 交感神経節後線維 ――― ノルアドレナリ
4.× 副交感神経節後線維 ――― アセチルコリン
5.○ 正しい.


〈第26回 ST国試 午前23〉

神経筋接合部における神経伝達物質はどれか. 
1.ドパミン
2.セロトニン
3.アセチルコリン
4.オキシトシン
5.ノルアドレナリン

解答

1.× ドパミンは黒質から分泌される神経伝達物質である.
2.× セロトニンは縫線核から分泌される神経伝達物質である.
3.○ 正しい.
4.× オキシトシンは下垂体後葉から分泌されるホルモンである.
5.× ノルアドレナリンは交感神経節後線維から分泌される神経伝達物質である.


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