【51】外胚葉から発生するのはどれか.
1.筋
2.子宮
3.甲状腺
4.消化管
5.松果体
解答
1.× 筋は中胚葉から発生する.
2.× 子宮は中胚葉から発生する.
3.× 甲状腺は内胚葉から発生する.
4.× 消化管は内胚葉から発生する.
5.○ 正しい.
【52】ミオシンフィラメントが存在しないのはどれか.2つ選べ.
1.A帯
2.H帯
3.I帯
4.Z帯
5.筋節
解答
1.× A帯はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントが存在する.
2.× H帯はミオシンフィラメントが存在する.
3.○ I帯はアクチンフィラメントが存在する.
4.○ Z帯はアクチンフィラメントが存在する.
5.× 筋節はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントが存在する.
【53】肩甲背神経に支配される筋はどれか.2つ選べ.
1.肩甲挙筋
2.鎖骨下筋
3.前鋸筋
4.僧帽筋
5.菱形筋
解答
1.○ 正しい.
2.× 鎖骨下筋は鎖骨下筋神経支配である.
3.× 前鋸筋は長胸神経支配である.
4.× 僧帽筋は副神経,頸神経支配である.
5.○ 正しい.
【54】脳神経と支配筋の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ.
1.動眼神経 ――― 眼輪筋
2.三叉神経 ――― 咬筋
3.顔面神経 ――― 広頸筋
4.舌咽神経 ――― 舌筋
5.副神経 ――― 側頭筋
解答
1.× 顔面神経 ――― 眼輪筋
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 舌下神経 ――― 舌筋
5.× 三叉神経 ――― 側頭筋
【55】ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位はどれか.
1.黒質
2.視床
3.小脳
4.脳梁
5.前頭葉
解答
1.○ 正しい.
2.× ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位は黒質である.
3.× ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位は黒質である.
4.× ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位は黒質である.
5.× ドーパミンが主に神経伝達物質となっている部位は黒質である.
【56】反回神経で正しいのはどれか.
1.味覚を伝える.
2.交感神経線維を含む.
3.横隔神経から分枝する.
4.輪状甲状筋を支配する.
5.左側の走行は右側よりも長い.
解答
1.× 味覚を伝えるのは舌前2/3が顔面神経,舌後1/3が舌咽神経である.
2.× 副交感神経線維を含む.
3.× 迷走神経から分枝する.
4.× 輪状甲状筋は上喉頭神経支配である.
5.○ 正しい.
【57】左右一対あるのはどれか.2つ選べ.
1.総頸動脈
2.椎骨動脈
3.脳底動脈
4.腕頭動脈
5.前交通動脈
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 左右椎骨動脈が合して脳底動脈となる.
4.× 腕頭動脈は右側のみにある.
5.× 前交通動脈は左右前大動脈をつなぐ交通枝である.
【58】呼吸器で正しいのはどれか.
1.気管支は下気道に含まれる.
2.輪状軟骨は弾性軟骨である.
3.気管の長さは約20cmである.
4.咽頭の下端はC8の位置にある.
5.気管の延長線に対する分岐角度は左気管支より右気管支の方が大きい.
解答
1.○ 正しい.
2.× 輪状軟骨はガラス軟骨である.
3.× 気管の長さは約10cmである.
4.× 咽頭の下端はC6の位置にある.
5.× 気管の延長線に対する分岐角度は右気管支より左気管支の方が大きい.
【59】視覚器で誤っているのはどれか.
1.虹彩と水晶体の間を前眼房という.
2.眼房水は毛様体上皮から産生される.
3.眼房水は強膜静脈洞へ吸収される.
4.毛様体筋が収縮すると毛様体小体は弛緩する.
5.毛様体小体が弛緩すると水晶体は厚くなる.
解答
1.× 虹彩と水晶体の間を後眼房という.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
【60】右上肢を右外側より見た図を示す.腕橈骨筋のすぐ尺側で矢印部を走行する筋はどれか.
1.示指伸筋
2.小指伸筋
3.総指伸筋
4.長橈側手根伸筋
5.長母指伸筋
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
【61】伸張反射で正しいのはどれか.
1.侵害受容反射である.
2.多シナプス反射である.
3.求心性線維はⅠa群線維である.
4.α運動線維は筋紡錘内の錘内線維を支配する.
5.γ運動神経は伸張された筋の拮抗筋を支配する.
解答
1.× 屈曲反射は侵害受容反射である.
2.× 伸張反射は単シナプス反射である.
3.○ 正しい.
4.× α運動線維は錘外筋線維を支配する.
5.× γ運動神経は伸張された筋紡錘内の錘内線維を支配する.
【62】運動単位で正しいのはどれか.2つ選べ.
1.運動単位には求心性線維が含まれる.
2.筋を徐々に収縮すると大きな運動単位が先に活動を始める.
3.筋が収縮する際に運動単位の数が増加していく過程を動員という.
4.細かい動きが要求される筋は一つの運動ニューロンが支配する筋線維数が多い.
5.一つの運動ニューロンを刺激すると,その支配下にある筋線維が同時に収縮する.
解答
1.× 運動単位には遠心性線維が含まれる.
2.× 筋を徐々に収縮すると小さな運動単位が先に活動を始める.
3.○ 正しい.
4.× 細かい動きが要求される筋は一つの運動ニューロンが支配する筋線維数が少ない.
5.○ 正しい.
【63】副交感神経の機能を持つのはどれか.
1.横隔神経
2.骨盤神経
3.舌下神経
4.内耳神経
5.肋間神経
解答
1.× 横隔神経は運動神経,感覚神経と交感神経である.
2.○ 副交感神経機能を持つのは,動眼神経,顔面神経,舌咽神経,迷走神経と骨盤(内臓)神経の5つである.
3.× 舌下神経は運動神経である.
4.× 内耳神経は感覚神経である.
5.× 肋間神経は運動神経と感覚神経である.
【64】肺拡散能に影響を与えるのはどれか.2つ選べ.
1.ヘモグロビン
2.死腔換気量
3.肺胞表面積
4.気道抵抗
5.残気量
解答
1.○ 正しい.
2.× 肺拡散能に影響を与えるのは拡散面積,拡散距離と血流である.
3.○ 正しい.
4.× 肺拡散能に影響を与えるのは拡散面積,拡散距離と血流である.
5.× 肺拡散能に影響を与えるのは拡散面積,拡散距離と血流である.
【65】線維素溶解系で働く因子はどれか.
1.カルシウムイオン
2.フィブリノゲン
3.プラスミノゲン
4.プロトロンビン
5.von Willebrand因子
解答
1.× カルシウムイオンは血液凝固に働く.
2.× フィブリノゲンは血液凝固に働く.
3.○ 正しい.
4.× プロトロンビンは血液凝固に働く.
5.× von Willebrand因子は血液凝固に働く.
【66】免疫グロブリンで正しいのはどれか.
1.IgGは胎盤を透過する.
2.IgMは唾液に含まれる.
3.IgDは肥満細胞を活性化する.
4.IgAは血漿中に占める割合が最も多い.
5.T細胞が抗原の刺激を受けて産生する.
解答
1.○ 正しい.
2.× IgAは唾液に含まれる.
3.× IgEは肥満細胞を活性化する.
4.× IgGは血漿中に占める割合が最も多い.
5.× 抗原の刺激を受けてB細胞から分化した形質細胞が免疫グロブリンを産生する.
【67】肝臓の機能で正しいのはどれか.2つ選べ.
1.血球の産生
2.胆汁の貯蔵
3.尿素の生成
4.薬物の代謝
5.グルカゴンの分泌
解答
1.× 肝臓の機能は血液の貯蔵である.
2.× 肝臓の機能は胆汁の生成である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 肝臓の機能はグルカゴンの合成である.
【68】同一の臓器から分泌されるホルモンの組合せで正しいのはどれか.
1.アルドステロン ――― エリスロポエチン
2.グルカゴン ――― ガストリン
3.バソプレシン ――― オキシトシン
4.パラトルモン ――― カルシトニン
5.レニン ――― コルチゾール
解答
1.× アルドステロン ――― コルチゾール
2.× グルカゴン ――― インスリン
3.○ 正しい.
4.× サイロキシン ――― カルシトニン
5.× レニン ――― エリスロポエチン
【69】エネルギー代謝で正しいのはどれか.
1.基礎代謝量は安静時代謝量より大きい.
2.安静時代謝量は体重減少により低下する.
3.呼吸商は糖質の燃焼が多くなると低下する.
4.代謝当量(METs)は基礎代謝量を基準にしている.
5.エネルギー代謝率(RMR)は安静時代謝量を基準にしている.
解答
1.× 基礎代謝量は安静時代謝量より小さい.
2.○ 正しい.
3.× 呼吸商は糖質の燃焼が多くなると上昇する.
4.× 代謝当量(METs)は安静時代謝量を基準にしている.
5.× エネルギー代謝率(RMR)は基礎代謝量を基準にしている.
【70】筋と下顎の運動の組合せで正しいのはどれか.
1.咬筋 ――― 下制
2.顎二腹筋 ――― 挙上
3.外側翼突筋 ――― 前突
4.内側翼突筋 ――― 後退
5.オトガイ舌筋 ――― 側方移動
解答
1.× 咬筋 ――― 挙上
2.× 顎二腹筋 ――― 下制
3.○ 正しい.
4.× 内側翼突筋 ――― 前突
5.× オトガイ舌筋 ――― 下制
【71】手の運動で正しいのはどれか.
1.橈骨手根関節の運動軸は2つである.
2.PIP関節の側副靭帯は伸展位で弛緩する.
3.手関節背屈には長母指外転筋が作用する.
4.手関節橈屈の可動域は前腕回外位より回内位で大きい.
5.対立運動における横アーチの変化には第2CM関節が関与する.
解答
1.○ 正しい.
2.× PIP関節の側副靭帯は伸展位で緊張する.
3.× 手関節掌屈には長母指外転筋が作用する.
4.× 手関節橈屈の可動域は前腕回内位より回外位で大きい.
5.× 対立運動における横アーチの変化には第4・5CM関節が関与する.
【72】足関節で正しいのはどれか.2つ選べ.
1.距腿関節は2度の運動自由度をもつ.
2.後脛骨筋は外がえしの共同筋である.
3.ヒラメ筋は足部内がえしに作用する.
4.足根中足関節の主な運動は滑りである.
5.立方骨は内側縦アーチを構成する骨の一つである.
解答
1.× 距腿関節は1度の運動自由度をもつ.
2.× 後脛骨筋は内がえしの共同筋である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 立方骨は外側縦アーチを構成する骨の一つである.
【73】片側の筋収縮と体幹運動の組合せで正しいのはどれか.
1.外腹斜筋 ――― 同側への側屈
2.脊柱起立筋 ――― 対側への側屈
3.内腹斜筋 ――― 対側への回旋
4.腹直筋 ――― 対側への回旋
5.腰方形筋 ――― 同側への回旋
解答
1.○ 正しい.
2.× 脊柱起立筋 ――― 同側への側屈
3.× 内腹斜筋 ――― 同側への回旋
4.× 腹直筋 ――― 回旋作用なし
5.× 腰方形筋 ――― 同側への側屈
【74】健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期はどれか.
1.初期接地
2.荷重応答期
3.立脚中期
4.立脚終期
5.前遊脚期
解答
1.× 健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期は立脚中期である.
2.× 健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期は立脚中期である.
3.○ 正しい.
4.× 健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期は立脚中期である.
5.× 健常成人の歩行で重心が最も高くなる時期は立脚中期である.
【75】病因のうち化学的要因はどれか.
1.熱
2.圧力
3.紫外線
4.放射線
5.アスベスト
解答
1.× 熱は物理的要因である.
2.× 圧力は物理的要因である.
3.× 紫外線は物理的要因である.
4.× 放射線は物理的要因である.
5.○ 正しい.
【76】末梢血管抵抗が低下するショックをきたす病態はどれか.2つ選べ.
1.アナフィラキシー
2.消化管出血
3.心筋梗塞
4.心タンポナーデ
5.敗血症
解答
1.○ 正しい.
2.× 消化管出血は循環血液量の減少によるショックである.
3.× 心筋梗塞は心拍出量の減少によるショックである.
4.× 心タンポナーデは心拍出量の減少によるショックである.
5.○ 正しい.
【77】咳をしたときに生じる尿失禁はどれか.
1.溢流性
2.機能性
3.切迫性
4.反射性
5.腹圧性
解答
1.× 溢流性は尿が少量ずつ漏れ出てしまう尿失禁である.
2.× 機能性は排尿機能に問題がないのに身体機能の低下や認知症などにより生じる尿失禁である.
3.× 切迫性は急に尿意が生じ我慢できずに漏れ出てしまう尿失禁である.
4.× 反射性は尿意がなく不随意に排尿反射が生じる尿失禁である.
5.○ 正しい.
【78】左右対称のインクのシミでできた図版を順番に提示する検査はどれか.
1.バウムテスト
2.MMPI
3.P-Fスタディ
4.Rorschachテスト
5.WPPSI
解答
1.× バウムテストは実のなる木を一本描かせる投影法である.
2.× MMPIは質問紙法である.
3.× P-Fスタディは日常的な欲求不満場面が漫画風の人物によって示され,空白の吹き出しに会話を記入する投影法である.
4.○ 正しい.
5.× WPPSIは幼児知能検査である.
【79】陽性転移はどれか.
1.医療者が患者に過剰な親近感を抱く.
2.医療者が患者に怒りの感情を示す.
3.患者が医療者に好意を寄せる.
4.患者が医療者を強く軽蔑する.
5.患者が医療者を嫌悪する.
解答
1.× 医療者が患者に過剰な親近感を抱くのは逆転移である.
2.× 医療者が患者に怒りの感情を示すのは逆転移である.
3.○ 正しい.
4.× 患者が医療者を強く軽蔑するのは陰性転移である.
5.× 患者が医療者を嫌悪するのは陰性転移である.
【80】他者の模範行動を観察して,自らの行動変容をきたすようにする治療法はどれか.
1.系統的脱感作法
2.行動活性化技法
3.マインドフルネス
4.モデリング法
5.問題解決技法
解答
1.× 系統的脱感作法は不安階層表を作成して段階を踏みながら現不安を解消していく技法である.
2.× 行動活性化技法は行動を増やすことで意欲の改善を図る技法である.
3.× マインドフルネスは今に注意を向け集中できるような心的状態を作り出す方法である.
4.○ 正しい.
5.× 問題解決技法は問題に直面した時に5つのステップを繰り返して問題解決を図る行動療法である.
【81】技法としてホームワーク(宿題)を用いるのはどれか.
1.支持的精神療法
2.精神分析療法
3.内観療法
4.認知行動療法
5.森田療法
解答
1.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
2.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
3.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
4.○ 正しい.
5.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
【82】ADLで正しいのはどれか.
1.環境要因によって影響を受ける.
2.IADLが概念の基礎となっている.
3.生活機能より包括的な概念である.
4.2000年代初頭に世界保健機関によって定義された.
5.評価スケールとしてFugl-Meyer Assessment scaleが用いられる.
解答
1.○ 正しい.
2.× ADLはIADLの概念の基礎となっている.
3.× 生活機能はADLより包括的な概念である.
4.× 2000年代初頭に世界保健機関によって定義されたのは生活機能分類(ICF)である.
5.× ADLの評価スケールとしてFIMやBarthel Indexが用いられる.
【83】改訂日本版デンバー式スクリーニング検査(JDDST-R)で「母指と示指によるつまみ動作」の通過率75%が含まれる時期はどれか.
1.3~4か月
2.6~7か月
3.9~10か月
4.12~13か月
5.15~16か月
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
【84】脳卒中回復期の嚥下障害に対する最も適切な栄養管理はどれか.
1.水分にとろみは使用しない.
2.胃瘻造設後には経口摂取は行わない.
3.経鼻胃管による経管栄養は誤嚥の危険はない.
4.点滴管理は栄養摂取量を考慮する必要はない.
5.経鼻胃管による経管栄養は長期的栄養管理には適さない.
解答
1.× 嚥下障害に対して水分にとろみを使用する.
2.× 胃瘻造設後でも経口摂取は行える.
3.× 経鼻胃管による経管栄養は誤嚥の危険がある.
4.× 点滴管理は栄養摂取量を考慮する必要がある.
5.○ 正しい.
【85】出生時に出現していないのはどれか.
1.Moro反射
2.Galant反射
3.Babinski反射
4.緊張性迷路反射
5.対称性緊張性頸反射
解答
1.○ 出現している.
2.○ 出現している.
3.○ 出現している.
4.○ 出現している.
5.× 対称性緊張性頸反射は生後4~6か月までに出現する.
【86】頭部MRIで正しいのはどれか.
1.T2強調画像で髄液は低信号に描出される.
2.頭部CTに比べて脳幹部の病巣を観察しにくい.
3.T2強調画像で脳梗塞による信号変化はみられない.
4.拡散強調画像は急性期の脳梗塞の診断に有用である.
5.頭部CTに比べて急性期の脳出血の診断に有用である.
解答
1.× T2強調画像で髄液は高信号に描出される.
2.× 頭部CTに比べて脳幹部の病巣を観察しやすい.
3.× T2強調画像で脳梗塞による信号変化はみられる.
4.○ 正しい.
5.× 頭部MRIに比べて頭部CTは急性期の脳出血の診断に有用である.
【87】AEDで正しいのはどれか.2つ選べ.
1.使用には医師の指示が必要である.
2.心臓ペースメーカーの植込み患者に使用できる.
3.衣服の上から使用できる.
4.電気的除細動時は四肢を押さえる.
5.電気的除細動は自動的に行われる.
解答
1.× AEDの使用に医師の指示は不要である.
2.○ 正しい.
3.× AEDの電極は皮膚に直接張付ける.
4.× AEDの電気的除細動時は対象者から離れる.
5.○ 正しい.
【88】背臥位における褥瘡の好発部位はどれか.2つ選べ.
1.踵部
2.膝窩部
3.仙骨部
4.内果部
5.大転子部
解答
1.○ 正しい.
2.× 膝窩部は褥瘡になりにくい.
3.○ 正しい.
4.× 内果部は側臥位における褥瘡の好発部位である.
5.× 大転子部は側臥位における褥瘡の好発部位である.
【89】外傷性脊髄損傷で正しいのはどれか.
1.男性より女性に多い.
2.頸髄損傷が胸腰髄損傷より多い.
3.交通事故による受傷が最も多い.
4.発症者の年齢は20歳代が最も多い.
5.頸髄損傷では完全麻痺者の比率が高い.
解答
1.× 外傷性脊髄損傷は女性より男性に多い.
2.○ 正しい.
3.× 外傷性脊髄損傷は転倒・転落による受傷が最も多い.
4.× 外傷性脊髄損傷の受傷年齢は若年と高齢者の2峰性を示す.
5.× 頸髄損傷では不完全麻痺者の比率が高い.
【90】骨粗鬆症で正しいのはどれか.
1.女性より男性に多い.
2.遺伝的要因は影響しない.
3.続発性より原発性が多い.
4.骨折は大腿骨近位部が最も多い.
5.日本の患者数は約100万人である.
解答
1.× 骨粗鬆症は男性より女性に多い.
2.× 骨粗鬆症は遺伝的要因は影響する.
3.○ 正しい.
4.× 骨粗鬆症の骨折は胸腰椎部が最も多い.
5.× 日本の骨粗鬆症患者数は約1,300万人である.
【91】脳卒中患者の身体機能評価に用いられる評価尺度はどれか.2つ選べ.
1.GMFCS
2.MMPI
3.NIHSS
4.SIAS
5.UPDRS
解答
1.× GMFCSは脳性麻痺児に用いられる評価尺度である.
2.× MMPは人格検査である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× UPDRSはParkinson病に用いられる評価尺度である.
【92】手根管症候群でみられる症候はどれか.
1.下垂手
2.骨間筋の萎縮
3.小指のしびれ
4.母指球筋の萎縮
5.Guyon管のTinel徴候陽性
解答
1.× 猿手が手根管症候群でみられる.
2.× 骨間筋の萎縮は尺骨神経麻痺の症状である.
3.× 手掌橈側の感覚鈍麻が手根管症候群でみられる.
4.○ 正しい.
5.× Guyon管のTinel徴候陽性は尺骨神経麻痺で陽性となる.
【93】ケトアシドーシスによってKussmaul呼吸が起こる理由で正しいのはどれか.
1.O₂を取り込むため.
2.H⁺が減少したため.
3.CO₂を排出するため.
4.HCO₃⁻が増加したため.
5.pHの上昇を基準値に戻すため.
解答
1.× CO₂を排出するため.
2.× H⁺が増加したため.
3.○ 正しい.
4.× HCO₃⁻が減少したため.
5.× pHの低下を基準値に戻すため.
【94】急性心筋梗塞が疑われる場合に最も優先度が低い検査はどれか.
1.心電図
2.心エコー
3.冠動脈CT
4.冠動脈造影
5.心筋シンチグラフィー
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 心筋シンチグラフィーは労作性狭心症が疑われる場合に用いられる検査である.
【95】Lewy小体型認知症の早期にみられる症状はどれか.
1.幻視
2.考想伝播
3.失語
4.人格変化
5.脱抑制
解答
1.○ 正しい.
2.× 考想伝播は統合失調症でみられる症状である.
3.× 失語はAlzheimer型認知症の中期にみられる症状である.
4.× 人格変化はPick病の早期にみられる症状である.
5.× 脱抑制はPick病の早期にみられる症状である.
【96】統合失調症で正しいのはどれか.
1.急性発症は予後が悪い.
2.若年発症は予後が悪い.
3.女性は男性より予後が悪い.
4.男性の発症率は女性の約2倍である.
5.発症から治療開始までの期間と予後は無関係である.
解答
1.× 統合失調症の急性発症は予後が良い.
2.○ 正しい.
3.× 統合失調症は男性は女性より予後が悪い.
4.× 統合失調症の発症率に明らかな性差はない.
5.× 統合失調症の発症から治療開始までの期間と予後は関係する.
【97】全般性不安障害で正しいのはどれか.
1.慢性化はまれである.
2.男性と比較して女性に多い.
3.自律神経系の過活動はみられない.
4.症状の消長に環境因子は影響しない.
5.他の精神疾患と併存することはない.
解答
1.× 全般性不安障害は慢性化しやすい.
2.○ 正しい.
3.× 全般性不安障害は自律神経系の過活動がみられる.
4.× 全般性不安障害は症状の消長に環境因子は影響する.
5.× 全般性不安障害は他の精神疾患と併存することがある.
【98】ミオクロニー発作で正しいのはどれか.
1.意識消失を伴うことが多い.
2.高齢で発症することが多い.
3.数分間持続する.
4.光刺激で誘発される.
5.片側性である.
解答
1.× ミオクロニー発作は意識消失を伴うことが少ない.
2.× ミオクロニー発作は乳幼児期から思春期に発症することが多い.
3.× ミオクロニー発作は数秒間持続する.
4.○ 正しい.
5.× ミオクロニー発作は両側性である.
【99】ノンレム睡眠で正しいのはどれか.
1.夢を見る.
2.陰茎が勃起する.
3.急速眼球運動がみられる.
4.心拍数が不規則に変化する.
5.成人の睡眠の大半を占める.
解答
1.× 夢を見るのはレム睡眠である.
2.× 陰茎が勃起するのはレム睡眠である.
3.× 急速眼球運動がみられるのはレム睡眠である.
4.× 心拍数が不規則に変化するのはレム睡眠である.
5.○ 正しい.
【100】入眠困難を訴えるうつ病患者に対する睡眠衛生指導で最も適切なのはどれか.
1.「夕方1時間以上の昼寝をしましょう」
2.「できるだけ一定時刻に起床しましょう」
3.「就床直前にアルコール飲料を飲みましょう」
4.「眠くなくても一定の時刻に就床しましょう」
5.「入眠できなくても寝床から出ないようにしましょう」
解答
1.× 「夕方1時間以上の昼寝をしましょう」は睡眠リズムの障害を招くので適切でない.
2.○ 正しい.
3.× 「就床直前にアルコール飲料を飲みましょう」は良質な睡眠を阻害するので適切でない.
4.× 「眠くなくても一定の時刻に就床しましょう」は眠れないで悶々と過ごす時間が増えるので適切でない.
5.× 「入眠できなくても寝床から出ないようにしましょう」は眠れないで悶々と過ごす時間が増えるので適切でない.