第2章 理学療法の基本 02)医療倫理・EBM ②インフォームド・コンセント

〈第57回 PT国試 午前21〉

患者への治療に対するインフォームドコンセントとして適切なのはどれか. 
1.専門用語で説明する.
2.説明用の文書を用意する.
3.治療のデメリットは伝えない.
4.心理状態に関わらず患者の決定が優先される.
5.患者は正当な理由があっても同意を撤回できない.

解答

1.× 治療者はわかりやすい用語で説明する.
2.○ 正しい.
3.× 治療のデメリットも伝える.
4.× 心理状態に関わらず患者の決定は必ずしも優先されるわけでない.
5.× 患者は正当な理由がなくとも同意を撤回できる.


〈第58回 PT国試 午前22〉

理学療法実施時のインフォームドコンセントで適切なのはどれか. 
1.専門用語で説明する.
2.患者の同意内容は文書で保存する.
3.患者の要求があってから説明する.
4.判断能力に関わらず患者の決定が優先される.
5.患者は正当な理由がなければ同意を撤回できない.

解答

1.× 治療者はわかりやすい用語で説明する.
2.○ 正しい.
3.× 治療者は患者の要求がなくとも説明する.
4.× 判断能力に関わらず患者の決定は必ずしも優先されるわけでない.
5.× 患者は正当な理由がなくとも同意を撤回できる.


〈第54回 PT国試 午前21〉

治療についてのインフォームドコンセントで適切なのはどれか. 
1.治療者は専門用語で説明する.
2.患者の同意内容は文書で保存する.
3.治療者は患者の要求があってから説明する.
4.判断能力に関わらず患者の決定が優先される.
5.患者は正当な理由がなければ同意を撤回できない.

解答

1.× 治療者はわかりやすい用語で説明する.
2.○ 正しい.
3.× 治療者は患者の要求がなくとも説明する.
4.× 判断能力に関わらず患者の決定は必ずしも優先されるわけでない.
5.× 患者は正当な理由がなくとも同意を撤回できる.


〈第59回 PT国試 午前25〉

インフォームドコンセントの説明で正しいのはどれか. 
1.終末期の患者は対象外である.
2.医療法により罰則が課せられる.
3.専門用語を用いて詳細に伝える.
4.患者が自己決定する機会を保障する.
5.患者は一度同意したら撤回できない.

解答

1.× 終末期の患者も対象である.
2.× 努力義務として医療法に定められているが罰則は規定されていない.
3.× 治療者はわかりやすい用語で説明する.
4.○ 正しい.
5.× 患者は正当な理由がなくとも同意を撤回できる.


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