〈第48回 PT国試 午後20〉
患者が床面から20cm鉛直挙上した位置で下肢を保持している状態を図に示す.Aの滑車は上下に移動するが,Bの滑車はフレームに固定され,滑車の位置は動かない.なお,保持する下肢の質量は8kgで,滑車と紐の重量および摩擦力は考えなくてよい.床面から下肢を挙上するために,上肢で引き下げた紐の長さと保持に必要な力の組合せで正しいのはどれか.
1.10cm ――― 8kg重
2.20cm ――― 4kg重
3.20cm ――― 8kg重
4.40cm ――― 4kg重
5.40cm ――― 8kg重
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
〈第46回 PT国試 午前4〉
体重60kgの患者が30°挙上した起立台に乗っている.両側下肢への荷重量はどれか.ただし,摩擦は無視できるものとし,小数点以下第2位を切り捨てるものとする.
1.20.0kgw
2.30.0kgw
3.42.4kgw
4.51.9kgw
5.60.0kgw
解答
1.× 誤り.
2.○ 正しい.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第47回 PT国試 午後3〉
重量(W)の頭部を支える力(F)の算出式はどれか.ただし,Gは頭部の重心である.
1.F=(a/b)×W
2.F=(b/a)×W
3.F=(a/W)×b
4.F=W/(a×b)
5.F=a×b×W
解答
1.○ 正しい.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第50回 PT国試 午後19〉
てこを図に示す.Aを支点とした棒のB点から60kg重の錘を糸で垂らした.棒を水平に支えるためにC点にかかる力F(N)はどれか.ただし,1Nを100g重とし,棒と糸の質量は無視できるものとする.※A-B距離:3cm B-C距離:15cm
1.60N
2.80N
3.90N
4.100N
5.120N
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
〈第45回 PT国試 午後3〉
脳卒中による右片麻痺患者が左下肢を挙上してバランスを保持している状態を図に示す.体重が60kgのとき,麻痺側下肢への床反力で正しいのはどれか.
1.6kgw
2.12kgw
3.24kgw
4.30kgw
5.48kgw
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 正しい.
〈第43回 PT国試 午前4〉
図のように前腕を水平にして玉を保持している.手と前腕および玉の合成重心にRニュートンの力がかかっている.肘屈筋にかかる力F(ニュートン)はどれか.
1.(1/7)×R
2.(1/8)×R
3.6×R
4.7×R
5.8×R
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 正しい.
〈第57回 PT国試 午前12〉
図の前腕と手を支える肘関節屈筋の力Fはどれか.ただし,Cos45°=0.71とする.
1.約20kgw
2.約25kgw
3.約30kgw
4.約35kgw
5.約40kgw
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
〈第56回 PT国試 午前12〉
図に示す方法で股関節に30Nmの外転トルクを生じさせる等尺性筋力増強運動を行った.作用点Bの力として正しいのはどれか.※A:股関節中心,B:作用点,a:A―Bの長さ30cm
1.5.1kgf
2.10.2kgf
3.15.3kgf
4.20.4kgf
5.25.5kgf
解答
1.× 誤り.
2.○ 正しい.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第55回 PT国試 午後4〉
図に示す方法で筋力測定器を用いて膝関節伸展等尺性筋力を測定したところ,測定値は28kgfであった.膝関節伸展トルクはどれか. ※aの長さ:33cm,bの長さ:25cm,A:股関節中心,B:膝関節中心
1.約6.9Nm
2.約17.2Nm
3.約34.5Nm
4.約51.8Nm
5.約68.6Nm
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.○ 正しい.
〈第48回 PT国試 午前4〉
筋力測定器で膝伸展等尺性筋力を測定しているところを図に示す.測定値は150Nであった.対象者の体重は60kgである.体重比モーメントで正しいのはどれか.
1.0.50Nm/kg
2.0.75Nm/kg
3.1.00Nm/kg
4.1.25Nm/kg
5.1.50Nm/kg
解答
1.× 誤り.
2.○ 正しい.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第49回 PT国試 午前20〉
図のように,棒の先に7kg重の錘を付けた.このときのAにかかるトルクはどれか.ただし,棒の重量は無視できるものとする.
1.7Nm
2.12Nm
3.14Nm
4.21Nm
5.25Nm
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 正しい.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第48回 PT国試 午前20〉
20歳の男性.膝関節伸展運動を等速性に行った.角速度30°/sで設定したとき,最大トルク値は150Nmを示した.この時の最大パワー(W)はどれか.ただし,πは180°とする.
1.5π
2.20π
3.25π
4.30π
5.35π
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 正しい.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第41回 PT国試 午前5〉
図は立位で5kgのダンベルを持ち水平位に保持している.肩関節外転筋群が作り出している反時計回りの力のモーメントで正しいのはどれか.(1kg重=10Nとする)
1.16.8Nm
2.18.3Nm
3.30.0Nm
4.31.5Nm
5.75.0Nm
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
〈第42回 PT国試 午前5〉
背臥位で右下肢挙上位を保持している図を示す.各部の重量,重心位置,股関節軸心からの水平距離を示している.下肢の合成重心(A)から股関節軸心(B)までの距離を求めよ.ただし,小数点以下第3位を四捨五入する.
1.0.31m
2.0.34m
3.0.37m
4.0.40m
5.0.43m
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 正しい.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第44回 PT国試 午前9〉
上肢90°挙上位での椅子座位姿勢における各分節の重量と重心位置とを矢状面スティックピクチャーで示す.身体全体の重心線はどれか.なお,図中の●は各分節の重心点を示す.
1.①
2.②
3.③
4.④
5.⑤
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 正しい.
5.× 誤り.
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