第5章 日常生活活動と生活環境論 02)ADL評価 ③種々の評価法

〈第59回 PT国試 午後50〉

ADL評価で正しいのはどれか. 
1.Barthel indexで自立の得点は7点である.
2.Barthel indexは食事の支度の項目を含む.
3.FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である.
4.FIMはできるADLを評価する.
5.WeeFIMは小児のADLを評価する.

解答

1.× Barthel indexでは自立の得点は各項目5~15点の範囲で異なる.
2.× Barthel indexは基本的ADLと排尿・排便コントロールの評価であり,食事の支度の項目を含まない.
3.× FIMでは一人でできても通常よりも時間がかかる場合は修正自立となる.
4.× FIMはしているADLを評価する.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試 午前50〉

ADL評価で正しいのはどれか. 
1.Barthel indexで自立の得点は7点である.
2.Barthel indexは食事の支度の項目を含む.
3.FIMはできるADLを評価する.
4.FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である.
5.Wee-FIMは小児のADLを評価する.

解答

1.× Barthel indexでは自立の得点は各項目5~15点の範囲で異なる.
2.× Barthel indexは基本的ADLと排尿・排便コントロールの評価であり,食事の支度の項目を含まない.
3.× FIMはしているADLを評価する.
4.× FIMでは一人でできても通常よりも時間がかかる場合は修正自立となる.
5.○ 正しい.


〈第52回 PT国試 午後25〉

SF-36で正しいのはどれか. 
1.効用値を算出する.
2.4つの下位尺度がある.
3.疾患特異的尺度である.
4.アウトカムの指標となる.
5.全般的に主観的満足感を評価する.

解答

1.× 効用値を算出するのはEuroQolである.
2.× SF-36には8つの下位尺度がある.
3.× SF-36は包括的尺度である.
4.○ 正しい.
5.× SF-36は全般的に客観的満足感を評価する.


〈第58回 PT国試 午後45〉

SF-36の下位尺度はどれか. 
1.体の痛み
2.環境因子
3.筋力
4.睡眠の質
5.認知機能

解答

1.○ 正しい.
2.× SF-36の下位尺度に環境因子は含まれない.
3.× SF-36の下位尺度に筋力は含まれない.
4.× SF-36の下位尺度に睡眠の質は含まれない.
5.× SF-36の下位尺度に認知機能は含まれない.


〈第56回 PT国試 午後26〉

8つの下位尺度で構成されているQOL評価はどれか. 
1.TMT
2.SF-36
3.Katz Index
4.ESCROW Profile
5.老研式活動能力指標

解答

1.× TMTは注意機能の評価である.
2.○ 正しい.
3.× Katz Indexは6大項目からなるADL評価である.
4.× ESCROW Profileは6項目で構成されるADLの評価である.
5.× 老研式活動能力指標は13項目の生活機能アセスメント表である.


〈第59回 PT国試 午前47〉

QOL評価尺度はどれか. 
1.TMT
2.SF-36
3.Katz Index
4.ESCROW Profile
5.老研式活動能力指標

解答

1.× TMTは注意機能の評価である.
2.○ 正しい.
3.× Katz Indexは6大項目からなるADL評価である.
4.× ESCROW Profileは6項目で構成されるADLの評価である.
5.× 老研式活動能力指標は13項目の生活機能アセスメント表である.


〈第53回 PT国試 午前25〉

主観的幸福感を評価できるのはどれか. 
1.FIM
2.Katz Index
3.PGCモラールスケール改訂版
4.老研式活動能力指標
5.SF-36

解答

1.× FIMは運動機能面と認知機能面のADL評価である.
2.× Katz IndexはADL評価である.
3.○ 正しい.
4.× 老研式活動能力指標は手段的ADL,知的能動性,社会的役割が評価できる.
5.× SF-36は客観的幸福感を評価できる.


Back | 【第5章 日常生活活動と生活環境論 目次】 | Next