第4章 装具学 01)下肢装具 ③長下肢装具

〈第53回 PT国試 午前13〉

図に示す両側支柱付長下肢装具について正しいのはどれか.2つ選べ. 

1.外側支柱の高さは大転子から6cm下にする.
2.膝継手はオフセット式である.
3.下腿半月の位置は膝関節裂隙から2cm下にする.
4.足継手はダブルクレンザックである.
5.短下肢装具へと変更可能である.

解答

1.× 外側支柱の高さは大転子から2~3cm下にする.
2.× 膝継手はリングロック(輪止め)式である.
3.× 下腿半月の上端の位置は腓骨頭より2~3cm下にする.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試 午後40〉

両側金属支柱付き長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.外側支柱の高さは上前腸骨棘から2~3cm下方とする.
2.内側支柱の高さは会陰部から2~3cm下方とする.
3.膝継手の高さは膝関節の関節裂隙に合わせる.
4.下腿半月上縁の高さは腓骨頭から2~3cm下方とする.
5.足継手の高さは外果下端に合わせる.

解答

1.× 両側金属支柱付き長下肢装具では外側支柱の高さは大転子から2~3cm下方とする.
2.○ 正しい.
3.× 両側金属支柱付き長下肢装具では膝継手の高さは内転筋結節と膝関節裂隙の中間点に合わせる.
4.○ 正しい.
5.× 両側金属支柱付き長下肢装具では足継手の高さは内果下端と外果中央を通り床面に平行とする.


〈第43回 PT国試 午前88〉

両側金属支柱付き長下肢装具のチェックで正しい組合せはどれか.2つ選べ. 
1.外側支柱の高さ ――― 上前腸骨棘から2~3cm下方
2.内側支柱の高さ ――― 会陰部から2~3cm下方
3.膝継手の高さ ――― 膝関節の関節裂隙
4.下腿半月上縁の高さ ――― 腓骨頭から2~3cm下方
5.足継手の高さ ――― 外果下端と内果突出部とを結ぶ線

解答

1.× 外側支柱の高さ ――― 大転子から2~3cm下方
2.○ 正しい.
3.× 膝継手の高さ ――― 内転筋結節と膝関節裂隙の中間点
4.○ 正しい.
5.× 足継手の高さ ――― 前額面で内果下端と外果中央を結び床面に平行な線


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