第4章 装具学 01)下肢装具 ②骨盤帯付長下肢装具

〈第52回 PT国試 午後30〉

骨盤帯付長下肢装具の適合判定で正しいのはどれか. 
1.骨盤帯は側方では腸骨稜と上前腸骨棘の間に設置する.
2.下腿半月上縁は腓骨頭下端の直下である.
3.股継手軸は前額面で小転子より2cm上方を通る.
4.膝継手軸は矢状面で膝の前後径の1/2の点と後方1/3の点の中間点を通る.
5.足継手軸は前額面で内果中央を通る.

解答

1.× 骨盤帯は側方では腸骨稜と大転子の間に設置する.
2.× 下腿半月上縁は腓骨頭より2~3cm下である.
3.× 股継手軸は前額面で大転子より2cm上方を通る.
4.○ 正しい.
5.× 足継手軸は前額面で内果下端と外果中央を通り床面に平行とする.


〈第45回 PT国試 午前44〉

下肢装具の適合判定で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.骨盤帯は腸骨稜と大転子との間に置く.
2.下腿半月の上端は腓骨頭の高さとする.
3.膝継手の高さは膝関節裂隙に合わせる.
4.大腿上位半月の上端は外側で腸骨稜よりも2~3cm下とする.
5.膝継手から大腿下位半月の下端までと下腿半月の上端までとの距離を同じにする.

解答

1.○ 正しい.
2.× 下肢装具の適合判定で下腿半月の上端は腓骨頭より2~3cm下の高さとする.
3.× 下肢装具の適合判定で膝継手の高さは内転筋結節と膝関節裂隙の中間点に合わせる.
4.× 下肢装具の適合判定で大腿上位半月の上端は外側で大転子よりも2~3cm下とする.
5.○ 正しい.


〈第51回 PT国試 午後41〉

下肢装具とそのチェックアウト基準の組合せで正しいのはどれか. 
1.骨盤帯 ――― 腸骨稜頂点
2.股継手 ――― 大転子上端
3.膝継手 ――― 膝関節裂隙中央
4.下腿半月 ――― 腓骨頭上端
5.足継手 ――― 内果下端

解答

1.× 骨盤帯 ――― 腸骨稜と大転子の間
2.× 股継手 ――― 大転子より2cm上方
3.× 膝継手 ――― 内転筋結節と膝関節裂隙の中間点
4.× 下腿半月 ――― 腓骨頭下端より2~3cm下
5.○ 正しい.


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