第2章 物理療法学 06)超音波療法 ③適応

〈第52回 PT国試 午前38〉

超音波治療が可能なのはどれか. 
1.金属プレートによる骨折固定部位
2.血友病性関節症
3.小児の大腿骨下端部
4.深部静脈血栓症
5.転移性骨腫瘍部位

解答

1.○ 正しい.
2.× 血友病性関節症における超音波療法は出血を増大させる可能性があるため禁忌である.
3.× 小児の大腿骨下端部の骨端における超音波療法は成長障害の可能性があるため禁忌である.
4.× 深部静脈血栓症における超音波療法は熱傷を起こす可能性があるため禁忌である.
5.× 転移性骨腫瘍部位における超音波療法は血流増大によりさらなる転移を促進する可能性があるため禁忌である.


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