第2章 物理療法学 05)極超短波 ②効果・適応

〈第44回 PT国試 午前37〉

極超短波療法における照射方法で誤っているのはどれか. 

1.1
2.2
3.3
4.4
5.5

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 極超短波の生殖器(貧血組織)への照射は熱傷の原因となる可能性があるため禁忌である.


〈第50回 PT国試 午前34〉

極超短波による物理療法で正しいのはどれか. 
1.蓄熱による熱傷の可能性がある.
2.ホットパックより深達度は浅い.
3.悪性新生物に対する治療効果がある.
4.金属プレート挿入部への照射は可能である.
5.閉塞性動脈硬化症の患肢への照射は効果的である.

解答

1.○ 正しい.
2.× 極超短波はホットパックより深達度が深い.
3.× 極超短波による悪性新生物に対する治療は血流増大による転移を促進する可能性があるため禁忌である.
4.× 極超短波による金属プレート挿入部への照射は熱傷の原因となる可能性があるため禁忌である.
5.× 極超短波では閉塞性動脈硬化症の患肢への照射は循環障害の影響で熱傷を起こしやすいため禁忌である.


〈第42回 PT国試 午前53〉

極超短波療法で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.生殖器に照射できる.
2.深部の加熱に適している.
3.着衣の上からは照射できない.
4.熱作用は水分含有量に依存する.
5.ペースメーカー使用者に照射できる.

解答

1.× 極超短波の生殖器(貧血組織)への照射は熱傷の原因となる可能性があるため禁忌である.
2.○ 正しい.
3.× 極超短波療法は着衣の上から照射できる.
4.○ 正しい.
5.× 極超短波療法はペースメーカー使用者への照射は熱傷や誤作動の原因となる可能性があるため禁忌である.


〈第41回 PT国試 午前55〉

極超短波療法で誤っているのはどれか. 
1.医療用には2,450MHzの周波数を用いる.
2.筋層の温熱に適する.
3.照射強度は導子と皮膚との距離に反比例する.
4.照射前に磁気カードや時計を外す.
5.妊娠中の理学療法士が操作するのは避ける.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 極超短波療法における照射強度は導子と皮膚との距離の2乗に反比例する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


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