第2章 物理療法学 01)物理療法の基礎 ②その他

〈第48回 PT国試 午前43〉

物理療法で4,000~5,000Hzの周波数帯の波形を使用するのはどれか. 
1.極超短波療法
2.超短波療法
3.超音波療法
4.干渉波療法
5.低周波療法

解答

1.× 極超短波療法:2,450MHz
2.× 超短波療法:27.12MHz
3.× 超音波療法:1~3MHz
4.○ 正しい.
5.× 低周波療法:1~999Hz(主に使用される範囲は1~200Hz)


〈第48回 PT国試 午後43〉

電磁影響を下げるための方法で正しいのはどれか. 
1.EMC規格の機器に取り替える.
2.プローブのコードは長くする.
3.水道の蛇口でアースをとる.
4.電源コードは重ねて束ねる.
5.部屋を乾燥させる.

解答

1.○ 正しい.
2.× プローブのコードは長いほど電磁影響を受けやすい.
3.× 水道の蛇口でアースをとっても,電磁影響を下げる効果がない.
4.× 電源コードは重ねて束ねると発熱・発火の原因となる恐れがあるため避ける.
5.× 部屋を乾燥させると静電気がおきやすいため,適度な湿度とする.


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