〈第47回 PT国試 午前31〉
練習方法の説明で正しいのはどれか.
1.1つのスキルを試行間で速度を変えずに練習するのは恒常練習である.
2.1つのスキルを様々な速度で練習するのはランダム練習である.
3.練習時間を短時間に分けて練習するのは部分練習である.
4.1つのスキルを細分化して練習するのは分散練習である.
5.複数のスキルを混ぜて練習するのは多様練習である.
解答
1.○ 正しい.
2.× 1つのスキルを様々な速度でランダムに練習するのは多様練習である.
3.× 練習時間を短時間に分けて練習するのは分散練習である.
4.× 1つのスキルを細分化して練習するのは部分練習である.
5.× 複数のスキルを混ぜてランダムに練習するのはランダム練習である.
〈第51回 PT国試 午後39〉
車椅子からベッドへの移乗動作の練習で離殿を繰り返すのはどれか.
1.恒常練習
2.多様練習
3.部分練習
4.分散練習
5.ランダム練習
解答
1.× 恒常練習は1つのスキルをパラメータを変えずに反復する練習方法である.
2.× 多様練習は1つのスキルをパラメータを変えながら練習する方法である.
3.○ 正しい.
4.× 分散練習は練習時間を短時間に分けて練習する方法である.
5.× ランダム練習は複数のスキルを混ぜてランダムに練習する方法である.
〈第57回 PT国試 午前22〉
歩行導入初期における運動学習の方法として適切なのはどれか.2つ選べ.
1.ハンドリングを行う.
2.休憩を入れずに練習する.
3.踵接地の練習を繰り返し行う.
4.後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れる.
5.フィードバックを与える頻度を少なくする.
解答
1.○ 正しい.
2.× 歩行導入初期は休憩を入れながら練習する.
3.○ 正しい.
4.× 後ろ歩きや横歩きの練習を取り入れるのは歩行が安定した後である.
5.× 歩行能力の向上に合わせてフィードバックを与える頻度を少なくする.
〈第59回 PT国試 午後31〉
運動療法を受ける患者の自己効力感が低下する可能性が高いのはどれか.
1.運動療法時に医療者が励ます.
2.運動後の疲労は問題ないことを説明する.
3.既に退院した患者の成功した治療例を伝える.
4.類似した事柄に対して過去に成功体験がある.
5.達成が困難な高い目標の運動課題を初めに設定する.
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 達成が可能な目標の運動課題を初めに設定する.
Back | 【第1章 運動療法 目次】 | Next