第6章 内部障害理学療法学 05)老年期障害 ④骨粗鬆症

〈第51回 PT国試 午後31〉

骨粗鬆症性骨折が最も起こりやすいのはどれか. 
1.頸椎
2.鎖骨
3.尺骨
4.橈骨
5.距骨

解答

1.× 頸椎骨折の受傷原因は平地での転倒,交通事故,高所からの転落が多い.
2.× 鎖骨骨折は上肢を伸展して倒れたり,肩を下にして転倒した場合の介達外力によって受傷する例が多い.
3.× 尺骨骨折は打撃を防ごうとして直達外力を受けた場合や,転落や転倒で手をつき介達外力を受けた場合に生じる.
4.○ 正しい.
5.× 距骨骨折は高所からの転落や自動車運転時の事故などにより足関節の背屈を強制されたり,距骨に大きな圧迫力や剪断力が加わって生じる.


〈第46回 PT国試 午前33〉

骨粗鬆症性骨折が起こりやすいのはどれか. 
1.頸椎
2.鎖骨
3.胸椎
4.腓骨
5.踵骨

解答

1.× 頸椎骨折の受傷原因は平地での転倒,交通事故,高所からの転落が多い.
2.× 鎖骨骨折は上肢を伸展して倒れたり,肩を下にして転倒した場合の介達外力によって受傷する例が多い.
3.○ 正しい.
4.× 腓骨骨折の原因には交通事故による打撲などによる直達外力によるものとスキーでの捻転力などの介達外力によるものがある.
5.× 踵骨骨折は高所からの墜落によって起こる.


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