〈第43回 PT国試 午前80〉
学童期の肥満について正しいのはどれか.
1.単純性肥満は少ない.
2.大部分は成人の肥満に移行しない.
3.標準体重に対する過剰の程度を指標とする.
4.症候性肥満は運動不足が主な原因である.
5.成人と同様に厳格な食事制限を行う.
解答
1.× 学童期の肥満では単純性肥満が多い.
2.× 学童期の肥満の大部分が成人の肥満に移行する.
3.○ 正しい.
4.× 学童期の単純性肥満は運動不足が,症候性肥満は病気が主な原因である.
5.× 学童期の肥満では過度のエネルギー制限は成長障害,骨粗鬆症,食行動異常を誘発する可能性があるため,成人と同様の厳格な食事制限でなく,小さな目標を設定して少しずつ解決していく.
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