第5章 発達障害理学療法学 06)小児の評価法 ①ADL評価法

〈第57回 PT国試 午後29〉

PEDIで正しいのはどれか. 
1.二分脊椎は対象にならない.
2.出生直後から使用可能である.
3.補装具の使用頻度を評価できる.
4.WeeFIMより評価項目が少ない.
5.機能的スキルは0~3の4段階で評価する.

解答

1.× PDDIは二分脊椎も対象となる.
2.× PEDIは6か月~7歳半の子どもが対象となる.
3.○ 正しい.
4.× PEDIの評価項目は217項目,WeeFIMは18項目である.
5.× PEDIの機能的スキルは0~1の2段階で評価する.


〈第50回 PT国試 午後29〉

PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)で正しいのはどれか. 
1.機能的スキルを測定する.
2.脳性麻痺は対象にならない.
3.出生直後から使用可能である.
4.社会的機能は評価項目に含まれない.
5.評価に要する時間はWeeFIMより短い.

解答

1.○ 正しい.
2.× PEDIは脳性麻痺も対象となる.
3.× PEDIは6か月~7歳半の子どもが対象となる.
4.× PEDIはセルフケア領域,移動領域.社会的機能領域の評価項目が含まれる.
5.× PEDIの評価に要する時間は45分~1時間とWeeFIM(20分)より長い.


〈第49回 PT国試 午後47〉

PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)で誤っているのはどれか. 
1.4か月児から評価の対象になる.
2.補助具の使用状況を評価できる.
3.正常発達からの偏差を評価できる.
4.特定のことができる能力を評価する.
5.介護者による援助の状態を評価できる.

解答

1.× PEDIは6か月~7歳半の子どもが評価の対象となる.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第46回 PT国試 午前38〉

小児のADL評価法はどれか. 
1.DDST (Denver Developmental Screening Test)
2.GMFM (Gross Motor Function Measure)
3.MAT (Motor Age Test)
4.PEDI (Pediatric Evaluation of Disability Inventory)
5.WISC-R(Wechsler Intelligence Scale for Children -Revised)

解答

1.× DDST (Denver Developmental Screening Test)は発達スクリーニング検査である.
2.× GMFM (Gross Motor Function Measure)は粗大運動評価尺度である.
3.× MAT (Motor Age Test)は運動年齢テストである.
4.○ 正しい.
5.× WISC-R(Wechsler Intelligence Scale for Children -Revised)はウェクスラー児童用知能検査である.


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