第4章 運動器障害理学療法学 05)脊柱の骨折 ①頸椎骨折

〈第57回 PT国試 午前39〉

頸椎骨折(Jefferson骨折)に対する運動療法で正しいのはどれか. 
1.頸椎の可動性が得られてから頸椎周囲筋の等張性筋力増強練習を行う.
2.頸椎の関節可動域運動は他動運動から開始する.
3.骨癒合が得られてから歩行練習を開始する.
4.骨癒合が得られるまで体幹筋力運動は行わない.
5.受傷直後から装具は使用せず立位練習を行う.

解答

1.○ 正しい.
2.× 頸椎の関節可動域運動は自動運動から開始する.
3.× 骨癒合が得られる前から頸椎装具を装着して歩行練習を開始する.
4.× 骨癒合が得られる前に頸椎装具を装着して体幹筋力運動(等尺性)を行う.
5.× 受傷直後は装具を使用して立位練習を行う.


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