第3章 脊髄損傷理学療法学 08)部分損傷 ⑤部分損傷・他

〈第41回 PT国試 午前65〉

脊髄損傷で正しいのはどれか. 
1.脊髄円錐部損傷では排尿障害の予後は良好である.
2.馬尾損傷では痙性対麻痺を生じる.
3.後脊髄症候群では深部感覚障害に比べ温痛覚障害が主体となる.
4.前脊髄症候群では深部感覚障害に比べ運動機能の予後が悪い.
5.ブラウン・セカール症候群では損傷部以下の同側の温痛覚障害がある.

解答

1.× 脊髄円錐部損傷では排尿障害の予後は不良である.
2.× 馬尾損傷では弛緩性対麻痺を生じる.
3.× 後脊髄症候群では温痛覚障害に比べ深部感覚障害が主体となる.
4.○ 正しい.
5.× ブラウン・セカール症候群では損傷部以下の反対側の温痛覚障害がある.


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