第3章 脊髄損傷理学療法学 08)部分損傷 ②画像所見

〈第41回 PT国試 午前14〉

62歳の女性.転倒後,四肢麻痺が出現した.上肢の筋力は2,手指内在筋は0~1,下肢は4であった.受傷時の頸部CTと頸部MRIとを示す.画像から得られる所見で正しいのはどれか.2つ選べ. 

1.CTで第3~5頸椎間に後縦靱帯骨化がみられる.
2.CTで第4・5頸椎部に骨折がみられる.
3.CTで第5・6頸椎間に脱臼がみられる.
4.MRIで脊髄の圧迫はみられない.
5.MRIで第5頸椎後方の脊髄に高輝度の変化がある.

解答

1.○ 正しい.
2.× CTで第4-5頸椎部に骨折は認められない.
3.× CTで第5-6頸椎間に脱臼は認められない.
4.× MRIで脊髄の圧迫がみられる.
5.○ 正しい.


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