第3章 脊髄損傷理学療法学 07)脊髄損傷のリハビリテーション ④車椅子処方

〈第43回 PT国試 午前69〉

脊髄損傷者の機能残存レベルと車椅子の処方の組合せで適切でないのはどれか. 
1.C4 ――― チンコントロール電動車椅子
2.C5 ――― 水平ノブ付きハンドリム
3.C6 ――― 取り外し式肘当て
4.C7 ――― 長いブレーキレバー
5.Th10 ――― 低いバックレスト

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 片麻痺 ――― 長いブレーキレバー
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試 午前66〉

頸髄損傷の機能残存レベルと車椅子との組合せで誤っているのはどれか. 
1.第4頸髄節 ――― 電動車椅子
2.第5頸髄節 ――― 取り外し式アームレスト
3.第6頸髄節 ――― ゴム巻きハンドリム
4.第7頸髄節 ――― 延長レバーブレーキ
5.第8頸髄節 ――― 標準型車椅子

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 片麻痺 ――― 長いブレーキレバー
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試 午後16〉

22歳の男性.身長170cm,体重70kg.外傷性頸髄損傷後6か月経過.MMTは,肘関節屈曲5,肘関節伸展2,手関節屈曲1,手関節伸展4,手内筋0,下肢0.ベッドへの移乗が自立したので,屋内で使用する車椅子を検討した.車椅子作製上の留意点で適切なのはどれか.2つ選べ. 
1.背もたれの高さを肘台と同じ高さにする.
2.駆動輪の車輪を標準よりも前方に移動する.
3.14インチの駆動輪を使用する.
4.トグル式ブレーキを使用する.
5.足台をスイングアウト式にする.

解答

1.× 背もたれの高さは腋窩高から5~10cm引いた高さとする.
2.× 駆動輪の車輪を標準よりも前方に移動するのはC8レベルからである.
3.× 20~22インチの駆動輪を使用する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


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