第3章 脊髄損傷理学療法学 06)脊髄損傷の合併症 ④排尿障害

〈第44回 PT国試 午前69〉

頸髄損傷患者の排尿障害について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.排尿反射は下肢の反射よりも早く回復する.
2.冷水テスト陽性は排尿訓練開始の目安になる.
3.手圧排尿訓練には安定した座位保持能力が必要である.
4.残尿が150mlであれば間欠的導尿は行わない.
5.トリガーポイントの叩打による反射排尿を指導する.

解答

1.× 頸髄損傷患者の排尿反射は下肢の反射よりも回復が遅い.
2.○ 正しい.
3.× 頸髄損傷患者の手圧排尿訓練には安定した座位保持能力は必要でない.
4.× 頸髄損傷患者では残尿が50ml以下になれば間欠的導尿は行わない.
5.○ 正しい.


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