〈第45回 PT国試 午後34〉
脊髄損傷の機能残存レベルと実用性のある筋との組合せで適切なのはどれか.2つ選べ.
1.C4 ――― 棘上筋
2.C6 ――― 橈側手根伸筋
3.C7 ――― 尺側手根屈筋
4.L2 ――― 大腿二頭筋
5.L3 ――― 大腿四頭筋
解答
1.× C4 ――― 僧帽筋,肩甲挙筋
2.○ 正しい.
3.× C7 ――― 上腕三頭筋
4.× L2 ――― 股関節屈筋群
5.○ 正しい.
〈第42回 PT国試 午前63〉
脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組合せで適切でないのはどれか.
1.第5頸髄節 ――― 手関節背屈装具
2.第7頸髄節 ――― 短対立装具
3.第12胸髄節 ――― 股継手付き長下肢装具
4.第2腰髄節 ――― 長下肢装具
5.第3仙髄節 ――― 短下肢装具
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 第3仙髄節 ――― 装具不要
〈第57回 PT国試 午前7〉
28歳の男性.脊髄完全損傷.両側に長下肢装具を使用し,平行棒内歩行練習を行っている.歩行パターンを図に示す.機能残存レベルはどれか.
1.Th1
2.Th6
3.Th12
4.L4
5.S1
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 腰方形筋[T12-L3]を用いた歩行であるため,この動作が可能な最も高位の機能残存レベルはT12である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第45回 PT国試 午後13〉
長下肢装具を装着した脊髄損傷者の立ち上がりの行程を図に示す.この動作が可能な最も高位の機能残存レベルはどれか.
1.T4
2.T8
3.T12
4.L2
5.L4
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 腰方形筋[T12-L3]を用いた立ち上がりであるため,この動作が可能な最も高位の機能残存レベルはT12である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第58回 PT国試 午後29〉
脊髄損傷者(完全麻痺)が両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最も上位の機能残存レベルはどれか.
1.Th6
2.Th10
3.L2
4.L4
5.S1
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 両側の短下肢装具と杖によって安全に屋外歩行が可能となる最も上位の機能残存レベルはL4である.
5.× 誤り.
Back | 【第3章 脊髄損傷理学療法学 目次】 | Next