〈第51回 PT国試 午前33〉
脊髄損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)が可能な動作はどれか.2つ選べ.
1.肩関節外転
2.肘関節伸展
3.前腕回外
4.手関節背屈
5.指伸展
解答
1.○ 正しい.
2.× 肘関節伸展はC7機能残存レベルで可能な動作である.
3.○ 正しい.
4.× 手関節背屈はC6機能残存で可能な動作である.
5.× 指伸展はC7機能残存レベルで可能な動作である.
〈第48回 PT国試 午後34〉
頸髄損傷(第5頸髄まで機能残存)患者が獲得できる機能で正しいのはどれか.
1.自己導尿ができる.
2.ズボンの着脱ができる.
3.自助具なしで食事摂取ができる.
4.ノブ付ハンドリムの車椅子を操作できる.
5.トランスファーボードを使ってベッドから車椅子へ移乗できる.
解答
1.× 自助具を用いた自己導尿はC6機能残存レベルで獲得できる機能である.
2.× ズボンの着脱はベッド上であればC6機能残存レベルで獲得できる機能である.
3.× 自助具なしでの食事摂取はC8機能残存レベルで獲得できる機能である.
4.○ 正しい.
5.× トランスファーボードを使ってベッドから車椅子への移乗はC6機能残存レベルで獲得できる機能である.
〈第47回 PT国試 午前39〉
頸髄完全損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)で自立可能なのはどれか.2つ選べ.
1.自助具を用いた歯磨き
2.自助具を用いた自己導尿
3.ベッド柵を用いた起き上がり
4.トランスファーボードを用いた横移乗
5.ジョイスティックによる電動車椅子操作
解答
1.○ 正しい.
2.× 自助具を用いた自己導尿はC6機能残存レベルで自立できる.
3.× C5機能残存レベルではループを用いた起き上がりが可能である.
4.× 肘伸展を用いないトランスファーボードを用いた横移乗が可能となるのはC6機能残存レベルである.
5.○ 正しい.
〈第50回 PT国試 午前9〉
25歳の女性.交通事故で頸椎脱臼骨折を受傷した.脊髄ショック期は脱したと考えられる.MMTで,肘屈曲は徒手抵抗に抗する運動が可能であったが,手関節背屈は抗重力位での保持が困難であった.肛門の随意的収縮は不能で,肛門周囲の感覚も脱失していた.目標とする動作で適切なのはどれか.
1.起き上がり
2.自動車運転
3.側方移乗
4.電動車椅子操作
5.トイレ移乗
解答
1.○ 正しい.
2.× 自動車運転はC6機能残存レベルの目標である.
3.× 側方移乗はC7機能残存レベルの目標である.
4.× 電動車椅子操作はC3・4機能残存レベルの目標である.
5.× トイレ移乗はC6機能残存レベルの目標である.
〈第50回 PT国試 午後10〉
26歳の男性.仕事中の事故によって頸髄損傷を生じた.S4,5領域の運動機能と感覚機能とは完全に喪失していた.徒手筋力テストの結果を表に示す.到達可能と予測される動作はどれか.
2.自己導尿
3.プッシュアップ動作
4.自助具を用いた食事動作
5.ベッドから車椅子への移乗動作
解答
1.× 更衣はC6機能残存レベルで到達可能である.
2.× 自助具を用いた自己導尿はC6機能残存レベル到達可能である.
3.× 肘をロックしたプッシュアップはC6機能残存レベルで到達可能である.
4.○ 正しい.
5.× ベッドから車椅子への移乗動作はC6機能残存レベルで到達可能である.
〈第42回 PT国試 午前22〉
22歳の男性.6か月前にバイク事故で頸髄損傷となった.徒手筋力テスト上腕二頭筋が右5・左4,上腕三頭筋が右1・左1,長橈側手根伸筋が右2・左1であった.下肢は両側とも完全麻痺で,感覚脱失であった.バイタルサインは安定していた.車椅子訓練(①~⑤)を示す.正しいのはどれか.
2.②
3.③
4.④
5.⑤
解答
1.× C7機能残存レベルのキャストアップ訓練である.
2.× C4機能残存レベルのチンコントロールによる電動車椅子操作訓練である.
3.× C8機能残存レベルの床から車椅子への移乗訓練である.
4.× C6機能残存レベルの前方移乗訓練である.
5.○ C5機能残存レベルであるため,ハンドリムに水平ノブを取り付けた車椅子の操作訓練を行う.
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