〈第54回 PT国試 午後25〉
身体計測で正しいのはどれか.
1.体重の測定は午後6時ころが望ましい.
2.身長は両足前方を開角せずに測定する.
3.胸囲は安静呼吸の呼気の終わりに測定する.
4.棘果長は上前腸骨棘から外果までの長さを測定する.
5.手長は尺側茎状突起から第3指先端までの長さを測定する.
解答
1.× 体重の測定は午前10時ころが望ましい.
2.× 身長は両足前方を開角して測定する.
3.○ 正しい.
4.× 棘果長は上前腸骨棘から内果までの長さを測定する.
5.× 手長は橈骨茎状突起と尺側茎状突起を結ぶ中点から第3指先端までの長さを測定する.
〈第41回 PT国試 午前45〉
身体測定で誤っているのはどれか.
1.上肢長は肩峰から橈骨茎状突起までの距離を測る.
2.上腕周囲径は上腕の中央で測る.
3.下肢長は上前腸骨棘から足関節内果までの距離を測る.
4.大腿周囲径は膝蓋骨上端から10cm近位で測る.
5.下腿周囲径は下腿の最も太いところで測る.
解答
1.○ 正しい.
2.× 上腕周囲径は上腕中央部の上腕二頭筋最大膨隆部で測る.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第56回 PT国試 午後27〉
四肢の周径測定法として正しいのはどれか.
1.記録は1cm単位とする.
2.メジャーは皮膚に密着させる.
3.寒い時期は着衣の上から測定する.
4.大腿周径の測定時には,膝関節を45°屈曲位とする.
5.下腿周径の測定時には,下腿後面をベッドに密着させる.
解答
1.× 四肢の周径測定法の記録は0.5cm単位とする.
2.○ 正しい.
3.× 四肢の周径測定時は寒い時期でも原則として脱衣で測定する.
4.× 大腿周径の測定時には膝関節伸展位とする.
5.× 下腿周径の測定時には下腿後面をベッドに密着させない.
〈第56回 PT国試 午前28〉
四肢長計測の起点または終点の指標となるのはどれか.2つ選べ.
1.肩峰の最前端部
2.上腕骨外側上顆の外側突出部
3.上前腸骨棘の最上端部
4.大転子の最上端部
5.腓骨頭の最上端部
解答
1.× 上肢長・上腕長の起点は肩峰の外側突出点である.
2.○ 正しい.
3.× 棘果長の起点は上前腸骨棘の最下端である.
4.○ 正しい.
5.× 腓骨頭は四肢長計測の指標とならない.
〈第55回 PT国試 午後23〉
四肢長と測定部位の組合せで正しいのはどれか.
1.棘果長 ――― 上前腸骨棘の最下端から内果の最下端まで
2.手長 ――― 橈骨茎状突起の最下端から中指の先端まで
3.上腕長 ――― 肩峰の最前端から肘頭の最突出点まで
4.前腕長 ――― 肘頭の最上端から尺骨茎状突起の最下端まで
5.転子果長 ――― 小転子の最上端から外果の外側突出点まで
解答
1.○ 正しい.
2.× 手長 ――― 橈骨茎状突起と尺骨茎状突起を結ぶ中点から中指の先端まで
3.× 上腕長 ――― 肩峰から上腕骨外側上顆まで
4.× 前腕長 ――― 上腕骨外側上顆から橈骨茎状突起まで
5.× 転子果長 ――― 大転子から外果まで
〈第48回 PT国試 午前24〉
四肢長と計測部位の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ.
1.上肢長 ――― 肩峰から尺骨茎状突起
2.上腕長 ――― 肩峰から上腕骨外側上顆
3.下肢長 ――― 上前腸骨棘から内果
4.大腿長 ――― 大転子から大腿骨内側上顆
5.下腿長 ――― 脛骨外側顆から内果
解答
1.× 上肢長 ――― 肩峰から橈骨茎状突起
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 大腿長 ――― 大転子から大腿骨外側上顆(または膝関節外側裂隙)
5.× 下腿長 ――― 大腿骨外側上顆(または膝関節外側裂隙)から外果
〈第43回 PT国試 午前46〉
上下肢の計測で正しい組合せはどれか.2つ選べ.
1.上肢長 ――― 肩峰から尺骨茎状突起まで
2.上腕周径 ――― 上腕の中央部
3.前腕周径 ――― 前腕の最大膨隆部
4.大腿長 ――― 大転子から外側膝関節裂隙
5.下肢長 ――― 上前腸骨棘から足関節外果
解答
1.× 上肢長 ――― 肩峰から橈骨茎状突起
2.× 上腕周径 ――― 上腕二頭筋の最大膨隆部
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 下肢長(棘果長) ――― 上前腸骨棘から足関節内果
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