第9章 リハビリテーション医学・概論 (03)保健医療福祉 ①医療

〈第41回 PT国試・OT国試 午後67〉

標準予防策(Standard precaution)で誤っているのはどれか. 
1.感染のある患者を対象とする.
2.血液と痰は湿性生体物質に含まれる.
3.湿性生体物質を扱う場合には手袋を用いる.
4.湿性生体物質が飛び散る恐れがある場合にはガウンとマスクを用いる.
5.手袋の使用後には手洗いを行う.

解答

1.× 標準予防策は院内全てを対象とする.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後89〉

正しいのはどれか. 
1.標準予防策(standard precaution)は,感染患者への標準的対処法をいう.
2.空気感染は,咳やくしゃみなどによる飛沫核によって生じる.
3.間接接触感染は,感染患者への医療行為以外の接触で生じる.
4.血液,体液,排泄物に触れるときは,手袋を着用する.
5.使用済み注射針は,キャップをして廃棄する.

解答

1.× 標準予防策は院内全てを対象とした標準的対処法をいう.
2.× 飛沫感染は咳やくしゃみなどによる飛沫によって生じる.
3.× 間接接触感染は,感染患者への医療行為の接触で生じる.
4.○ 正しい.
5.× 使用済み注射針は,針刺し事故を防ぐためキャップをして廃棄してはならない.


〈第50回 PT国試・OT国試 午後82〉

院内感染対策として適切でないのはどれか. 
1.二次感染の防止
2.感染経路の把握
3.ガウンテクニック
4.抗菌薬の予防的投与
5.院内ガイドラインの作成

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 抗菌薬の予防的投与は院内感染対策として適切でない.
5.○ 正しい.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後68〉

院内感染対策として適切でないのはどれか. 
1.ワクチン接種
2.二次感染の防止
3.感染経路の把握
4.抗菌薬の予防的投与
5.院内ガイドラインの作成

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 抗菌薬の予防的投与は院内感染対策として適切でない.
5.○ 正しい.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後70〉

皮膚疾患で他の患者への感染に留意すべきものはどれか. 
1.皮脂欠乏性湿疹
2.接触皮膚炎
3.尋常性乾癬
4.蕁麻疹
5.疥癬

解答

1.× 皮脂欠乏性湿疹は他の患者へ感染しない.
2.× 接触皮膚炎は他の患者へ感染しない.
3.× 尋常性乾癬は他の患者へ感染しない.
4.× 蕁麻疹は他の患者へ感染しない.
5.○ 正しい.


〈第47回 PT国試・OT国試 午前84〉

クリニカルパスについて誤っているのはどれか. 
1.新人教育に役立つ.
2.治療を標準化できる.
3.在院日数を短縮できる.
4.職種ごとに個別のパスを用いる.
5.インフォームドコンセントの説明内容が充実する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× クリニカルパスはチームアプローチ促進のため,医療スタッフ全体の総合的なパスを用いる.
5.○ 正しい.


〈第40回 PT国試・OT国試 午後65〉

クリニカルパスについて誤っているのはどれか. 
1.治療を効率よく進めるために用いられる.
2.治療を標準化するために用いられる.
3.各職種ごとに個別のパスを用いる.
4.患者や家族の同意を得る場合に用いられる.
5.経過に応じて柔軟迅速に修正を加える.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× クリニカルパスはチームアプローチ促進のため,医療スタッフ全体の総合的なパスを用いる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後90〉

クリニカルパスで誤っているのはどれか. 
1.インフォームドコンセントの充実
2.チーム医療の推進
3.医療訴訟への対策
4.医療の標準化
5.業務の効率化

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× クリニカルパスは医療の標準化,患者ケアの質的向上と効率化のために用いる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第46回 PT国試・OT国試 午後84〉

クリニカルパスの利点として誤っているのはどれか. 
1.医療の標準化
2.業務の効率化
3.入院期間の短縮
4.責任所在の分散化
5.患者に対する治療説明への利用

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× クリニカルパスの利点は職種ごとの役割を明確にすることである.
5.○ 正しい.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後63〉

クリニカルパスで誤っているのはどれか. 
1.いつまでに何をするかを明確にする.
2.チームアプローチを促進する.
3.治療をためらう患者の説得に利用する.
4.職種ごとの役割を明確にする.
5.バリアント(逸脱)はパス改善の情報となる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× クリニカルパスは説得ではなく,インフォームドコンセントの説明内容を充実させるために用いる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後65〉

クリニカルパスで誤っているのはどれか. 
1.いつまでに何をするかを明確にする.
2.チームアプローチを促進する.
3.患者への説明に利用する.
4.職種ごとの役割を明確にする.
5.バリアント(逸脱)を生じないことが要件となる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× バリアントはパス改善の情報となる.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後67〉

患者情報の取り扱いで適切でないのはどれか. 
1.保管庫に鍵をかける.
2.利用目的を特定する.
3.電子データを暗号化する.
4.閲覧できる者を限定する.
5.本人に電話で内容を開示する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 患者情報の取り扱いとして基本的に情報開示は文書をもって行う.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後65〉

個人情報保護法に基づき患者情報を取り扱う上で誤っているのはどれか. 
1.利用目的を特定する.
2.漏えい防止措置を講じる.
3.内容を最新に保つ.
4.本人に対しても非開示とする.
5.個人情報に関する苦情窓口を設ける.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 本人から当該本人が識別される保有個人データの開示を求められたときは,政令で定める方法により開示しなければならない.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後62〉

個人情報保護に関する法律で患者本人からの同意を必要としないのはどれか. 
1.他医療機関への診療情報提供
2.勤務先から求められた診断書の提出
3.学生実習で得た診療記録の学外での発表
4.法で規定された重症感染症の届け出
5.患者の配偶者への病状説明

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 法で規定された重症感染症の届け出は,本人の同意を得ることが困難である場合,本人の同意を必要としない.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後61〉

治療についてのインフォームド・コンセントで適切でないのはどれか. 
1.治療者は全ての治療法について説明する.
2.治療者は患者が理解できる方法で説明する.
3.判断能力に関わらず患者の決定が優先される.
4.患者の同意内容は文書で保存する.
5.患者は同意を撤回することができる.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 意識障害や認知症などにより,本人の判断能力(意思能力)を欠くために,患者自身の意思が確認できない場合は,家族など代理人の同意にて診療行為を行う.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後69〉

EBM(Evidence-based medicine)で正しいのはどれか. 
1.医師の指示を重視する医療
2.実証された効果を重視する医療
3.診療情報の管理と守秘を重視する医療
4.患者の希望を重視する医療
5.医療チームの合意を重視する医療

解答

1.× 誤り.
2.○ 正しい.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第40回 PT国試・OT国試 午後64〉

正しいのはどれか. 
1.麻痺の回復段階は通常,間隔尺度で記述される.
2.ADLは通常,順序尺度で評価される.
3.主観的疲労度は通常,名義尺度で評価される.
4.評価尺度の妥当性は,検者間の一致度で示される.
5.評価尺度の信頼性は,変化の検出感度で示される.

解答

1.× 麻痺の回復段階は通常,順序尺度で記述される.
2.○ 正しい.
3.× 主観的疲労度は通常,順序尺度で評価される.
4.× 評価尺度の妥当性は,変化の検出感度で示される.
5.× 評価尺度の信頼性は,検者間の一致度で示される.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後68〉

評価尺度で誤っているのはどれか. 
1.順序尺度で用いられる代表値に中央値がある.
2.名義尺度で用いられる代表値に平均値がある.
3.間隔尺度で測定された2群の差の検定法にt検定がある.
4.信頼性の指標のひとつとして再検査法がある.
5.妥当性の検討には他の標準的尺度との相関関係をみる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 名義尺度で用いられる代表値に最頻値がある.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後95〉

理学療法士及び作業療法士法で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.昭和45年に制定された.
2.免許は都道府県知事から交付される.
3.免許証返納後に守秘義務は解除される.
4.免許の取り消し理由に大麻中毒がある.
5.理学療法士,作業療法士は名称独占である.

解答

1.× 理学療法士及び作業療法士法は昭和40年に制定された.
2.× 免許は厚生労働大臣から交付される.
3.× 免許証返納後も守秘義務は解除されない.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第52回 PT国試・OT国試 午前95〉

医療法で規定されていないのはどれか. 
1.医療提供の理念
2.医療従事者の責務
3.病院開設者の資格
4.医療行為に対する診療報酬
5.都道府県における医療計画の策定

解答

1.○ 規定されている.
2.○ 規定されている.
3.○ 規定されている.
4.× 医療行為に対する診療報酬は健康保険法に基づき,厚生労働大臣が告示する.
5.○ 規定されている.


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