第8章 精神医学 (04)気分障害 ⑥気分障害の疫学

〈第48回 PT国試・OT国試 午後96〉

気分(感情)障害の特徴について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.うつ病は男性に多い.
2.うつ病の生涯有病率は約1%である.
3.身体疾患を有する患者でうつ病の有病率が高い.
4.双極性感情障害はうつ病より遺伝的素因の関与が強い.
5.双極性感情障害はうつ病より平均初発年齢が高い.

解答

1.× うつ病は女性に多い.
2.× うつ病の生涯有病率は約13~17%である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 双極性感情障害はうつ病より平均初発年齢が若い.


〈第45回 PT国試・OT国試 午前96〉

我が国で生涯有病率が最も高いのはどれか. 
1.うつ病
2.てんかん
3.強迫性障害
4.統合失調症
5.パニック障害

解答

1.○ 正しい.
2.× てんかんの生涯有病率は約0.5~0.8%である.
3.× 強迫性障害の生涯有病率は約2%である.
4.× 統合失調症の生涯有病率は約0.7%である.
5.× パニック障害の生涯有病率は約3.4%である.


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