〈第53回 PT国試・OT国試 午後81〉
無意識的な葛藤を洞察して精神症状を和らげようとするのはどれか.
1.催眠療法
2.行動療法
3.芸術療法
4.自律訓練法
5.精神分析療法
解答
1.× 催眠療法は催眠による暗示によって神経症症状の改善を図る方法である.
2.× 行動療法は様々な学習理論を用いて問題解決を目指す心理療法である.
3.× 芸術療法は芸術活動を通して心身の安定を図る治療法の総称である.
4.× 自律訓練は自己暗示によるリラクセーションを用いた方法である.
5.○ 正しい.
〈第40回 PT国試・OT国試 午後62〉
無意識過程の意識化と洞察を図る治療法はどれか.
1.森田療法
2.内観療法
3.精神分析療法
4.認知行動療法
5.来談者中心療法
解答
1.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練するため無意識過程は関係ない.
2.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いるため無意識過程は関係ない.
3.○ 正しい.
4.× 認知行動療法は認知の歪みに気づき現実を正しく認知して行動変容を図るため無意識過程は関係ない.
5.× 来談者中心療法はカウンセリングを用いるため無意識過程は関係ない.
〈第46回 PT国試・OT国試 午後81〉
学習理論に基づく技法を用いた療法はどれか.
1.内観療法
2.箱庭療法
3.交流分析
4.認知行動療法
5.精神分析療法
解答
1.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
2.× 箱庭療法は木箱の中に砂やミニチュアを自由に並べることによって自分の世界を表現する方法である.
3.× 交流分析は3つの自我の質と量の分析(構造分析)とその関わり合い(交流)を分析する自己分析方法の一つである.
4.○ 正しい.
5.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
〈第43回 PT国試・OT国試 午後62〉
学習理論に基づいた治療法はどれか.
1.心理劇
2.内観療法
3.森田療法
4.自律訓練
5.生活技能訓練
解答
1.× 心理劇は脚本のない即興劇を用いた集団精神療法である.
2.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
3.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
4.× 自律訓練は自己暗示によるリラクセーションを用いた方法である.
5.○ 正しい.
〈第52回 PT国試・OT国試 午前80〉
行動療法の技法でないのはどれか.
1.精神分析
2.系統的脱感作法
3.暴露反応妨害法
4.トークンエコノミー法
5.バイオフィードバック法
解答
1.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
2.○ 行動療法の技法である.
3.○ 行動療法の技法である.
4.○ 行動療法の技法である.
5.○ 行動療法の技法である.
〈第55回 PT国試・OT国試 午前81〉
治療者が指示や助言を与え,非適応的な行動をコントロールすることを目的とした治療法はどれか.
1.芸術療法
2.森田療法
3.精神分析療法
4.来談者中心療法
5.バイオフィードバック療法
解答
1.× 芸術療法は芸術活動を通して心身の安定を図る治療法の総称である.
2.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
3.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
4.× 来談者中心療法はカウンセリングを用いる方法である.
5.○ 正しい.
〈第53回 PT国試・OT国試 午前80〉
古典的条件づけの原理を用いた治療法はどれか.
1.曝露法
2.認知再構成法
3.トークンエコノミー法
4.セルフモニタリング法
5.社会生活技能訓練〈SST〉
解答
1.○ 正しい.
2.× 認知再構成法は学習理論に基づかない治療法である.
3.× トークンエコノミー法は道具的条件づけに基づく治療法である.
4.× セルフモニタリング法は道具的条件づけに基づく治療法である.
5.× 社会生活技能訓練は社会学習理論(道具的条件づけ)に基づく治療法である.
〈第41回 PT国試・OT国試 午後60〉
古典的条件づけに基づく行動療法はどれか.
1.自律訓練法
2.認知行動療法
3.系統的脱感作
4.バイオフィードバック法
5.トークン(代用貨幣)エコノミー法
解答
1.× 自律訓練は自己暗示によるリラクセーションを用いた方法である.
2.× 認知行動療法は認知療法と行動療法に基づく方法である.
3.○ 正しい.
4.× バイオフィードバック法は道具的条件づけに基づく行動療法である.
5.× トークンエコノミー法は道具的条件づけに基づく行動療法である.
〈第56回 PT国試・OT国試 午後81〉
オペラント条件づけが用いられる認知行動療法の技法はどれか.
1.系統的脱感作法
2.漸進的筋弛緩法
3.暴露反応妨害法
4.フラッディング法
5.トークンエコノミー法
解答
1.× 系統的脱感作法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
2.× 漸進的筋弛緩法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
3.× 暴露反応妨害法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
4.× フラッディング法は古典的条件づけ理論に基づく技法である.
5.○ 正しい.
〈第47回 PT国試・OT国試 午後81〉
系統的脱感作法が用いられる心理療法はどれか.
1.森田療法
2.集団精神療法
3.精神分析療法
4.認知行動療法
5.支持的精神療法
解答
1.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
2.× 集団精神療法は集団場面で行う心理療法の総称である.
3.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
4.○ 正しい.
5.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
〈第44回 PT国試・OT国試 午後62〉
系統的脱感作法はどの心理治療に分類されるか.
1.森田療法
2.集団精神療法
3.精神分析療法
4.認知行動療法
5.支持的精神療法
解答
1.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
2.× 集団精神療法は集団場面で行う心理療法の総称である.
3.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
4.○ 正しい.
5.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
〈第50回 PT国試・OT国試 午前81〉
認知療法について正しいのはどれか.
1.認知の歪みに働きかける.
2.認知機能の改善効果がある.
3.幼少期のこころの問題を主な対象とする.
4.自動思考は無意識であるため同定しない.
5.悲観的な思考を楽観的な思考に置き換える.
解答
1.○ 正しい.
2.× 認知療法は「認知の歪み」を修正するもので,認知機能の改善効果はない.
3.× 認知療法は現在ある症状や行動上の問題点を対象とするものであり,幼少期のこころの問題を主な対象とはしない.
4.× 認知療法では無意識におこる自動思考を同定(識別・確認)し修正する.
5.× 認知療法は悲観的な思考を楽観的な思考に置き換えるものではなく,「認知の歪み」を修正するものである.
〈第54回 PT国試・OT国試 午後80〉
認知行動療法で対象となるうつ病の自動思考のうち「極端な一般化」にあたるのはどれか.
1.そのときの感情に基づいて現実を判断する.
2.全てに対して白黒をつけて割り切ろうとする.
3.着目していることだけから短絡的に結論付ける.
4.「こうするべきだ」と行動を制限して自分を責める.
5.少数の事実から全てが同じ結果になると結論付ける.
解答
1.× そのときの感情に基づいて現実を判断するのは「情緒的な理由づけ」にあたる.
2.× 全てに対して白黒をつけて割り切ろうとするのは「二分割思考(白黒思考)」にあたる.
3.× 着目していることだけから短絡的に結論付けるのは「選択的抽出(部分的焦点づけ)」にあたる.
4.× 「こうするべきだ」と行動を制限して自分を責めるのは「べき思考」にあたる.
5.○ 正しい.
〈第58回 PT国試・OT国試 午前81〉
思考記録表(コラム表)を用いて現実に沿った考え方や判断ができることを目標とする認知行動療法の技法はどれか.
1.認知再構成法
2.モデリング法
3.問題解決技法
4.系統的脱感作法
5.行動活性化技法
解答
1.○ 正しい.
2.× モデリング法他者の模範行動を観察して,自らの行動変容をきたすようにする治療法である.
3.× 問題解決技法は問題に直面した時に5つのステップを繰り返して問題解決を図る行動療法である.
4.× 系統的脱感作法は不安階層表を作成して段階を踏みながら現不安を解消していく技法である.
5.× 行動活性化技法は行動を増やすことで意欲の改善を図る技法である.
〈第59回 PT国試・OT国試 午前80〉
他者の模範行動を観察して,自らの行動変容をきたすようにする治療法はどれか.
1.系統的脱感作法
2.行動活性化技法
3.マインドフルネス
4.モデリング法
5.問題解決技法
解答
1.× 系統的脱感作法は不安階層表を作成して段階を踏みながら現不安を解消していく技法である.
2.× 行動活性化技法は行動を増やすことで意欲の改善を図る技法である.
3.× マインドフルネスは今に注意を向け集中できるような心的状態を作り出す方法である.
4.○ 正しい.
5.× 問題解決技法は問題に直面した時に5つのステップを繰り返して問題解決を図る行動療法である.
〈第52回 PT国試・OT国試 午後81〉
模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか.
1.内観療法
2.箱庭療法
3.森田療法
4.認知行動療法
5.支持的精神療法
解答
1.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
2.× 箱庭療法は木箱の中に砂やミニチュアを自由に並べることによって自分の世界を表現する方法である.
3.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
4.○ 正しい.
5.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
〈第45回 PT国試・OT国試 午前81〉
模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか.
1.森田療法
2.交流分析
3.内観療法
4.認知行動療法
5.支持的精神療法
解答
1.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
2.× 交流分析は3つの自我の質と量の分析(構造分析)とその関わり合い(交流)を分析する自己分析方法の一つである.
3.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
4.○ 正しい.
5.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
〈第59回 PT国試・OT国試 午前81〉
技法としてホームワーク(宿題)を用いるのはどれか.
1.支持的精神療法
2.精神分析療法
3.内観療法
4.認知行動療法
5.森田療法
解答
1.× 支持的精神療法は患者の長所を支持しながら患者が直面している現実的な問題を解決する方法である.
2.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
3.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
4.○ 正しい.
5.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
〈第51回 PT国試・OT国試 午前81〉
技法としてホームワーク〈宿題〉を用いるのはどれか.
1.内観療法
2.森田療法
3.現存在分析
4.認知行動療法
5.精神分析療法
解答
1.× 内観療法は「身調べ」を応用した「自己の内心を観察する」内観を用いた方法である.
2.× 森田療法は精神交互作用を生み出す症状を「あるがまま」に受け入れることができるように訓練する方法である.
3.× 現存在分析は現在の患者の内的世界を重視し,ありのままに理解すると同時に治療方法を探索する方法である.
4.○ 正しい.
5.× 精神分析療法は自由連想法を用いて無意識的葛藤を明らかにする方法である.
〈第57回 PT国試・OT国試 午後80〉
自己暗示により催眠状態を作り出し心身をリラックスさせる方法はどれか.
1.コラム法
2.自律訓練法
3.自由連想法
4.漸進的筋弛緩法
5.マインドフルネス
解答
1.× コラム法は認知の歪みなどを再構成する認知行動療法の一技法である.
2.○ 正しい.
3.× 自由連想法は横になった患者に頭に浮かんできたことをそのまま話させる精神分析療法の一技法である.
4.× 漸進的筋弛緩法は全身各部の筋の収縮と弛緩を繰り返し心身のリラクゼーションを図る方法である.
5.× マインドフルネスは今に注意を向け集中できるような心的状態を作り出す方法である.
〈第49回 PT国試・OT国試 午後81〉
Rogersによるカウンセリングの方法はどれか.2つ選べ.
1.自由連想
2.抵抗分析
3.来談者中心
4.非指示的態度
5.系統的脱感作法
解答
1.× 自由連想はフロイトによる精神分析の技法である.
2.× 抵抗分析はフロイトによる精神分析の技法である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 系統的脱感作法はウォルピによる行動療法の一つである.
〈第53回 PT国試・OT国試 午後80〉
訓練療法でないのはどれか.
1.森田療法
2.シェイピング
3.認知行動療法
4.系統的脱感作法
5.来談者中心療法
解答
1.○ 訓練療法である.
2.○ 訓練療法である.
3.○ 訓練療法である.
4.○ 訓練療法である.
5.× 来談者中心療法は洞察療法である.
〈第50回 PT国試・OT国試 午後81〉
訓練療法はどれか.
1.催眠療法
2.絵画療法
3.森田療法
4.精神分析療法
5.来談者中心療法
解答
1.× 催眠療法は催眠療法である.
2.× 絵画療法は芸術療法である.
3.○ 正しい.
4.× 精神分析療法は洞察療法である.
5.× 来談者中心療法は洞察療法である.
〈第37回 PT国試・OT国試 午後61〉
児童の心理療法で適切なのはどれか.
1.自律訓練法
2.精神分析療法
3.森田療法
4.内観療法
5.箱庭療法
解答
1.× 自律訓練法は児童心理療法の適応とはならない.
2.× 精神分析療法は児童心理療法の適応とはならない.
3.× 森田療法は児童心理療法の適応とはならない.
4.× 内観療法は児童心理療法の適応とはならない.
5.○ 正しい.
〈第48回 PT国試・OT国試 午後80〉
交流分析の自我状態で「現実的で合理的な行動」を表すのはどれか.
1.Critical Parent(批判的な親)
2.Nurturing Parent(養育的な親)
3.Adult(大人)
4.Free Child(自由な子供)
5.Adapted Child(順応する子供)
解答
1.× 交流分析の自我状態でCritical Parentは,「他者の上位に立った厳格な行動」を表す.
2.× 交流分析の自我状態でNurturing Parentは,「他者を優しく包み込む行動」を表す.
3.○ 正しい.
4.× 交流分析の自我状態でFree Childは,「ルールに束縛されない自由な行動」を表す.
5.× 交流分析の自我状態でAdapted Childは,「感情や欲求を押し殺して周囲の状況に合わせる行動」を表す.
〈第48回 PT国試・OT国試 午後81〉
精神療法とその技法の組合せで正しいのはどれか.
1.精神分析 ――― あるがまま
2.内観療法 ――― 自由連想法
3.認知療法 ――― 自動思考
4.箱庭療法 ――― 造園作業
5.森田療法 ――― 身調べ
解答
1.× 精神分析 ――― 自由連想法
2.× 内観療法 ――― 身調べ
3.○ 正しい.
4.× 箱庭療法 ――― 遊戯療法
5.× 森田療法 ――― あるがまま
〈第42回 PT国試・OT国試 午後62〉
正しい組含せはどれか.
1.自律訓練法 ――― 四肢重感練習
2.系統的脱感作 ――― 絶対臥褥
3.森田療法 ――― 不安階層表
4.自由画法 ――― バウムテスト
5.交流分析 ――― 古典的条件づけ
解答
1.○ 正しい.
2.× 系統的脱感作 ――― 不安階層表
3.× 森田療法 ――― 絶対臥褥
4.× 課題画法 ――― バウムテスト
5.× 交流分析 ――― エゴグラム
〈第36回 PT国試・OT国試 午後59〉
誤っている組合せはどれか.
1.内観療法 ――― 自己観察
2.森田療法 ――― 絶対臥褥
3.オペラント条件づけ ――― 自律訓練法
4.集団精神療法 ――― 相互交流
5.精神分析療法 ――― 自由連想法
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× オペラント条件づけ ――― 行動療法
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第39回 PT国試・OT国試 午後72〉
誤っている組合せはどれか.
1.行動療法 ――― 小児自閉症
2.森田療法 ――― 躁病
3.自律訓練法 ――― 心身症
4.生活技能訓練 ――― 統合失調症
5.集団精神療法 ――― アルコール依存症
解答
1.○ 正しい.
2.× 森田療法 ――― 神経症性障害
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第47回 PT国試・OT国試 午前81〉
面接における傾聴的な態度はどれか.
1.相づちを打つ.
2.行動の理由を説明させる.
3.事実関係を正確に確認する.
4.患者の感情に焦点を当てない.
5.話が途切れそうになったら新たな話題を提供する.
解答
1.○ 正しい.
2.× 行動の理由を説明させるのは面接における傾聴的な態度でない.
3.× 事実関係を正確に確認するのは面接における傾聴的な態度でない.
4.× 患者の感情に焦点を当てないのは面接における傾聴的な態度でない.
5.× 話が途切れそうになったら新たな話題を提供するのは面接における傾聴的な態度でない.
〈第49回 PT国試・OT国試 午後79〉
「治る見込みがないのにリハビリテーションを続けるのはとても苦しいです」という訴えへの共感的な対応はどれか.
1.「それは誤った考えですね」
2.「もう少し頑張りましょう」
3.「つらく感じているのですね」
4.「なぜそのように思うのですか」
5.「続けることにより効果が現れてきます」
解答
1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 正しい.
4.× 誤り.
5.× 誤り.
〈第42回 PT国試・OT国試 午後94〉
治療関係における感情疎通性を表すのはどれか.
1.カタルシス
2.ラポール
3.リエゾン
4.コンプレックス
5.モデリング
解答
1.× カタルシス(精神浄化法)は抑圧さえている無意識の心的外傷体験や葛藤を表出させることである.
2.○ 正しい.
3.× リエゾン(連携)は精神医学で患者を心身両面から捉えるため他科に参加協力することである.
4.× コンプレックスは無意識の中に抑圧されて存在する一定の一群の概念複合体である.
5.× モデリングは行動療法で用いられ患者に見本を示し模倣行動してもらうことである.
〈第54回 PT国試・OT国試 午後81〉
心理療法で正しいのはどれか.
1.陽性転移の出現を目標とする.
2.逆転移を認識したときは治療を中止する.
3.自律訓練法では不安階層表を作成させる.
4.絵画療法は統合失調症急性期に有効である.
5.バイオフィードバックはオペラント条件づけを用いた手法である.
解答
1.× 心理療法は陽性転移の出現が目標でない.
2.× 心理療法で逆転移を認識したときは治療の一過程と捉える.
3.× 系統的脱感作法では不安階層表を作成させる.
4.× 絵画療法は統合失調症急性期に有効でない.
5.○ 正しい.
〈第45回 PT国試・OT国試 午後81〉
心理療法で正しいのはどれか.
1.陽性転移の出現を目標とする.
2.逆転移を認識したときは治療を中止する.
3.自律訓練法では不安階層表を作成させる.
4.絵画療法は統合失調症急性期に有効である.
5.バイオフィードバックはオペラント条件づけを用いた手法である.
解答
1.× 心理療法は陽性転移の出現が目標でない.
2.× 心理療法で逆転移を認識したときは治療の一過程と捉える.
3.× 系統的脱感作法では不安階層表を作成させる.
4.× 絵画療法は統合失調症急性期に有効でない.
5.○ 正しい.
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