第5章 内科学 (03)消化器疾患 ①消化管疾患

〈第51回 PT国試・OT国試 午前86〉

食道静脈瘤について正しいのはどれか. 
1.食道の中下部に好発する.
2.吐血はコーヒー残渣様である.
3.門脈圧の低下が原因で形成される.
4.治療は食道離断術が第一選択である.
5.初期のものは内視鏡で観察すると赤色にみえる.

解答

1.○ 正しい.
2.× コーヒー残渣様の吐血は胃潰瘍でみられる.
3.× 食道静脈瘤は門脈圧の亢進が原因で形成される.
4.× 食道静脈瘤の治療は内視鏡的硬化剤注入療法が第一選択である.
5.× 食道静脈瘤初期は内視鏡で観察すると青色にみえる.


〈第57回 PT国試・OT国試 午前92〉

食道癌について正しいのはどれか. 
1.女性に多い.
2.腺癌が90%を占める.
3.リンパ行性転移は稀である.
4.飲酒・喫煙は発症に関与する.
5.中部食道よりも下部食道の発症率が高い.

解答

1.× 食道癌は男性に多い.
2.× 食道癌は扁平上皮癌が90%を占める.
3.× 食道癌のリンパ行性転移はある.
4.○ 正しい.
5.× 食道癌は下部食道よりも中部食道の発症率が高い.


〈第55回 PT国試・OT国試 午前92〉

食道癌で正しいのはどれか. 
1.女性に多い.
2.高血圧は危険因子である.
3.好発部位は頸部食道である.
4.組織型は扁平上皮癌が多い.
5.ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与する.

解答

1.× 食道癌は男性に多い.
2.× 食道癌の危険因子は飲酒と喫煙である.
3.× 食道癌の好発部位は胸部中部食道である.
4.○ 正しい.
5.× ヘリコバクター・ピロリ菌が発症に関与するのは胃癌である.


〈第46回 PT国試・OT国試 午前92〉

ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因となるのはどれか. 
1.胆嚢炎
2.急性膵炎
3.萎縮性胃炎
4.逆流性食道炎
5.潰瘍性大腸炎

解答

1.× 胆嚢炎は胆嚢結石から生じる二次的な大腸菌の感染が原因で起こる.
2.× 急性膵炎は活性化された膵酵素が膵実質を自己消化することで起こる.
3.○ 正しい.
4.× 逆流性食道炎は下部食道括約筋の障害が原因で起こる.
5.× 潰瘍性大腸炎は大腸の原因不明の非特異的炎症性疾患である.


〈第53回 PT国試・OT国試 午後91〉

胃癌について正しいのはどれか. 
1.噴門部に好発する.
2.放射線療法が有効である.
3.組織型で最も多いのは腺癌である.
4.我が国での発症率が増加している.
5.我が国の悪性腫瘍による死因の第一位である.

解答

1.× 胃癌は小彎側に好発する.
2.× 胃癌には外科的手術が有効である.
3.○ 正しい.
4.× 我が国での胃癌の発症率(罹患率)は減少している.
5.× 胃癌は我が国の悪性腫瘍による死因の第三位である.


〈第55回 PT国試・OT国試 午前77〉

胃全摘出術後に起こりやすいのはどれか. 
1.多血症
2.てんかん
3.血小板減少
4.逆流性食道炎
5.高カルシウム血症

解答

1.× 胃全摘出術後に鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血が起こりやすい.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 胃全摘出術後に逆流性食道炎が起こりやすい.
5.× 誤り.


〈第51回 PT国試・OT国試 午後85〉

胃全摘出術後に起こりやすいのはどれか. 
1.脱水
2.貧血
3.脂肪便
4.出血傾向
5.低蛋白血症

解答

1.× 誤り.
2.○ 胃全摘出術後に鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血が起こりやすい.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第58回 PT国試・OT国試 午前76〉

胃全摘出術後の巨赤芽球性貧血で欠乏する栄養素はどれか. 
1.ニコチン酸
2.ビタミンA
3.ビタミンB1
4.ビタミンB12
5.ビタミンC

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.○ 胃全摘出術後の巨赤芽球性貧血で欠乏する栄養素はビタミンB12である.
5.× 誤り.


〈第36回 PT国試・OT国試 午後92〉

腸閉塞でみられないのはどれか. 
1.腹痛
2.蠕動不穏
3.嘔吐
4.吐血
5.腹部膨満

解答

1.○ 腸閉塞でみられる.
2.○ 腸閉塞でみられる.
3.○ 腸閉塞でみられる.
4.× 吐血は腸閉塞でみられない.
5.○ 腸閉塞でみられる.


〈第48回 PT国試・OT国試 午前93〉

絞扼性イレウスの特徴はどれか. 
1.保存療法で治癒することが多い.
2.腸管の血流障害を伴う.
3.腹痛は軽度である.
4.下血がみられる.
5.結腸に好発する.

解答

1.× 絞扼性イレウスは外科手術による治療が必要である.
2.○ 正しい.
3.× 絞扼性イレウスの腹痛は重度である.
4.× 絞扼性イレウスでは嘔吐がみられる.
5.× 絞扼性イレウスは小腸に好発する.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後92〉

腸重積の特徴はどれか. 
1.高齢者に多い.
2.左側結腸に多い.
3.腸雑音は亢進する.
4.腸管の血流は保たれる.
5.鼠径ヘルニアの嵌頓で起こる.

解答

1.× 腸重積は乳幼児(4か月~2歳)に多い.
2.× 腸重積は回盲部に多い.
3.○ 正しい.
4.× 腸重積では腸管の血流は虚血となる.
5.× 腸重積は腸管の嵌入で起こる.


〈第56回 PT国試・OT国試 午前77〉

機能的イレウスの原因となるのはどれか. 
1.大腸癌
2.腸重積
3.長期臥床
4.内ヘルニア
5.腹腔内癒着

解答

1.× 大腸癌は機械的イレウスの原因となる.
2.× 腸重積は機械的イレウスの原因となる.
3.○ 正しい.
4.× 内ヘルニアは機械的イレウスの原因となる.
5.× 腹腔内癒着は機械的イレウスの原因となる.


〈第46回 PT国試・OT国試 午後94〉

虚血性大腸炎について正しいのはどれか. 
1.初発症状は腹痛である.
2.大半が手術適応となる.
3.好発部位は上行結腸である.
4.発症のピークは50歳代である.
5.頻回の下痢が発症の誘因となる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 虚血性大腸炎の大半は保存療法で治癒する.
3.× 虚血性大腸炎の好発部位は左側結腸(脾彎曲からS状結腸)である.
4.× 虚血性大腸炎は50歳以上の高齢者に好発する.
5.× 便秘は虚血性大腸炎発症の誘因となる.


〈第50回 PT国試・OT国試 午前94〉

大腸癌について誤っているのはどれか. 
1.食生活が発症に影響する.
2.組織型は腺癌が最も多い.
3.転移は肺転移が最も多い.
4.我が国では胆管癌より有病率が高い.
5.便潜血陽性が診断上重要な所見である.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 大腸癌の転移は肝臓転移が最も多い.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


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