第5章 内科学 (01)呼吸器疾患 ②拘束性肺疾患

〈第43回 PT国試・OT国試 午後72〉

拘束性肺疾患はどれか.2つ選べ. 
1.肺気腫
2.肺線維症
3.気管支端息
4.びまん性汎細気管支炎
5.塵肺症

解答

1.× 肺気腫は閉塞性換気障害を呈する.
2.○ 正しい.
3.× 気管支端息は閉塞性換気障害を呈する.
4.× びまん性汎細気管支炎は閉塞性換気障害を呈する.
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後91〉

間質性肺炎の特徴はどれか. 
1.単純エックス線写真ですりガラス陰影
2.肺コンプライアンスの上昇
3.水泡音の聴診
4.横隔膜低位
5.湿性の咳嗽

解答

1.○ 正しい.
2.× 間質性肺炎では肺コンプライアンスが低下する.
3.× 間質性肺炎では捻髪音が聴診される.
4.× 間質性肺炎では横隔膜が挙上する.
5.× 間質性肺炎では乾性の咳嗽が起こる.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後91〉

特発性肺線維症について正しいのはどれか. 
1.特発性間質性肺炎の中で予後が最もよい.
2.胸部で捻髪音を聴取することが多い.
3.湿性咳嗽が主症状である.
4.閉塞性換気障害を示す.
5.急性増悪は稀である.

解答

1.× 特発性肺線維症は特発性間質性肺炎の中で予後が最も悪い.
2.○ 正しい.
3.× 特発性肺線維症は乾性咳嗽が主症状である.
4.× 特発性肺線維症は拘束性換気障害を示す.
5.× 特発性肺線維症は急性増悪をきたすことがある.


〈第57回 PT国試・OT国試 午後91〉

原発性自然気胸について正しいのはどれか. 
1.男性に多い.
2.肥満者に多い.
3.再発は稀である.
4.低身長者に多い.
5.60歳以上に多い.

解答

1.○ 正しい.
2.× 原発性自然気胸はやせに多い.
3.× 原発性自然気胸の再発はある.
4.× 原発性自然気胸は高身長者に多い.
5.× 原発性自然気胸は若年者に多い.


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