第4章 病理学 (04)炎症 ②慢性炎症

〈第56回 PT国試・OT国試 午後76〉

急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか. 
1.局所の浮腫
2.白血球の集積
3.フィブリン析出
4.毛細血管の退縮
5.血管透過性の亢進

解答

1.× 局所の浮腫は急性炎症の特徴である.
2.× 白血球の集積は急性炎症の特徴である.
3.× フィブリン析出は急性炎症の特徴である.
4.○ 正しい.
5.× 血管透過性の亢進は急性炎症の特徴である.


〈第52回 PT国試・OT国試 午前76〉

急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか. 
1.血管内皮細胞の損傷
2.血漿蛋白の滲出
3.好中球の集積
4.サイトカインの分泌
5.組織の線維化

解答

1.× 血管内皮細胞の損傷は急性炎症の特徴である.
2.× 血漿蛋白の浸出は急性炎症の特徴である.
3.× 好中球の集積は急性炎症の特徴である.
4.× サイトカインの分泌は急性炎症の特徴である.
5.○ 正しい.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後52〉

急性炎症と比較したとき,慢性炎症の特徴で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.血漿蛋白の浸出
2.血管内皮細胞の損傷
3.好中球の集積
4.組織の線維化
5.血管の増殖

解答

1.× 血漿蛋白の浸出は急性炎症の特徴である.
2.× 血管内皮細胞の損傷は急性炎症の特徴である.
3.× 好中球の集積は急性炎症の特徴である.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第36回 PT国試・OT国試 午後49〉

慢性炎症で誤っているのはどれか. 
1.起炎体の持続的作用による.
2.結合組織の増殖が著明である.
3.肉芽腫形成を伴う.
4.細胞浸潤は好中球が主体である.
5.マクロファージ系細胞が出現する.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 急性炎症の細胞浸潤は好中球が主体である.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後49〉

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか. 
1.骨塩量の減少
2.軟骨の変性
3.組織内の好中球集積
4.結合織の増殖
5.血管の増生

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 組織内の好中球集積は急性炎症でみられる.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


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