第2章 整形外科学 (10)小児骨系統疾患 ①骨端症

〈第41回 PT国試・OT国試 午後89〉

下肢の骨端症と好発部位との組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.第1ケーラー病 ――― 踵骨
2.第2ケーラー病 ――― 舟状骨
3.セバー病 ――― 中足骨
4.オスグット・シュラッター病 ――― 脛骨結節
5.ペルテス病 ――― 大腿骨骨頭

解答

1.× 第1ケーラー病 ――― 舟状骨
2.× 第2ケーラー病 ――― 中足骨
3.× セバー病 ――― 踵骨
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第48回 PT国試・OT国試 午後77〉

骨端症と発生部位についての組合せで正しいのはどれか. 
1.Osgood-Schlatter病 ――― 大腿骨頭
2.第1Köhler病 ――― 踵骨
3.Kienböck病 ――― 月状骨
4.Perthes病 ――― 脛骨粗面
5.Sever病 ――― 足舟状骨

解答

1.× Osgood-Schlatter病 ――― 脛骨粗面
2.× 第1Köhler病 ――― 足舟状骨
3.○ 正しい.
4.× Perthes病 ――― 大腿骨頭
5.× Sever病 ――― 踵骨


〈第45回 PT国試・OT国試 午後87〉

Osgood-Schlatter病で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.運動時痛がある.
2.女児の罹患率が高い.
3.大腿骨顆部に圧痛がある.
4.大腿四頭筋筋膜に部分断裂を生じる.
5.骨端線の閉鎖以降に症状は消失しやすい.

解答

1.○ 正しい.
2.× Osgood-Schlatter病は男児の罹患率が高い.
3.× Osgood-Schlatter病は脛骨粗面に圧痛がある.
4.× Osgood-Schlatter病は膝蓋腱脛骨付着部に裂離損傷を生じる.
5.○ 正しい.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後82〉

幼児期に好発する骨端症はどれか.2つ選べ. 
1.Perthes(ペルテス)病
2.Osgood(オスグッド)病
3.Kienböck(キーンベック)病
4.第1Köhier(ケーラー)病
5.Scheuermann(ショイエルマン)病

解答

1.○ 正しい.
2.× Osgood病は10~15歳の男児に好発する骨端症である.
3.× Kienböck病は10~50歳代の手をよく使用する男性に多い骨端症である.
4.○ 正しい.
5.× Scheuermann病は13~17歳の男子に多い脊椎後弯症を呈する骨端症である.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後88〉

小児期の疾患でないのはどれか. 
1.キーンベック病
2.ショイエルマン病
3.セバー病
4.ペルテス病
5.第1ケーラー病

解答

1.× キーンベック病は10~50歳代の手をよく使用する職業の男性に多い骨端症である.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後86〉

女児に多いのはどれか. 
1.Perthes病
2.先天性内反足
3.大腿骨頭すべり症
4.Osgood-Schlatter病
5.発育性股関節形成不全

解答

1.× Perthes病は男児に多い.
2.× 先天性内反足は男児に多い.
3.× 大腿骨頭すべり症は男児に多い.
4.× Osgood-Schlatter病は男児に多い.
5.○ 正しい.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後75〉

女児に多い骨端症の罹患部位はどれか. 
1.大腿骨骨頭
2.脛骨粗面
3.踵骨
4.足の舟状骨
5.第2中足骨

解答

1.× 大腿骨骨頭は男児に多い骨端症である.
2.× 脛骨粗面は男児に多い骨端症である.
3.× 踵骨は男児に多い骨端症である.
4.× 足の舟状骨は男児に多い骨端症である.
5.○ 正しい.


Back | 【第2章 整形外科学 目次】 | Next