第2章 整形外科学 (09)骨壊死疾患 ①特発性骨壊死

〈第52回 PT国試・OT国試 午後86〉

特発性大腿骨頭壊死症について正しいのはどれか. 
1.小児に多い.
2.手術適応例は少ない.
3.両側性病変は稀である.
4.ステロイド薬使用者に多い.
5.股関節内外旋可動域は保たれる.

解答

1.× 特発性大腿骨頭壊死症は青・壮年期に多い.
2.× 特発性大腿骨頭壊死症では手術適応例が少なくない.
3.× 特発性大腿骨頭壊死症の両側性病変は全体で約50%,ステロイド性では約70%である.
4.○ 正しい.
5.× 特発性大腿骨頭壊死症では股関節外転,内旋可動域は制限される場合が多い.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後49〉

特発性骨壊死を起こしやすい部位はどれか.2つ選べ. 
1.橈骨頭
2.手の舟状骨
3.大腿骨頭
4.大腿骨内側顆
5.腓骨頭

解答

1.× 特発性骨壊死を起こしやすい部位は大腿骨頭と大腿骨内側顆である.
2.× 手の舟状骨は骨折の合併症として続発性の骨壊死を起こしやすい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 特発性骨壊死を起こしやすい部位は大腿骨頭と大腿骨内側顆である.


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