〈第53回 PT国試・OT国試 午前83〉
脊髄ショック期の徴候として正しいのはどれか.
1.温痛覚解離
2.痙性四肢麻痺
3.肛門括約筋反射消失
4.深部腱反射亢進
5.排尿反射亢進
解答
1.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,温痛覚解離はみられない.
2.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,弛緩性四肢麻痺を呈する.
3.○ 正しい.
4.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,腱反射は消失する.
5.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,排尿反射は消失する.
〈第49回 PT国試・OT国試 午後83〉
頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期の徴候はどれか.
1.温痛覚解離
2.腱反射亢進
3.痙性四肢麻痺
4.自律神経過反射
5.肛門括約筋反射消失
解答
1.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,温痛覚解離はみられない.
2.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,腱反射は消失する.
3.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,弛緩性四肢麻痺を呈する.
4.× 頸髄損傷者でみられる脊髄ショック期には,自律神経過反射はみられない.
5.○ 正しい.
〈第55回 PT国試・OT国試 午後84〉
脊髄損傷で正しいのはどれか.
1.受傷直後は尿失禁状態となる.
2.排尿筋括約筋協調不全は生じない.
3.残尿が150mLでは導尿は不要である.
4.核・核下型神経因性膀胱であれば尿道カテーテル長期留置を行う.
5.核上型神経因性膀胱であればトリガーポイントの叩打による反射性排尿を試みる.
解答
1.× 脊髄損傷受傷直後は尿閉状態となる.
2.× 脊髄損傷では排尿筋括約筋協調不全が生じる.
3.× 残尿が50mL以下では導尿は不要である.
4.× 核・核下型神経因性膀胱では手圧・腹圧を加えて排尿を行う.
5.○ 正しい.
〈第57回 PT国試・OT国試 午後83〉
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか.2つ選べ.
1.発汗
2.頻脈
3.高血圧
4.低血糖
5.四肢の疼痛
解答
1.○ 正しい.
2.× 脊髄損傷の自律神経過反射では徐脈がみられる.
3.○ 正しい.
4.× 脊髄損傷の自律神経過反射では低血糖は生じない.
5.× 脊髄損傷の自律神経過反射では四肢の疼痛は生じない.
〈第52回 PT国試・OT国試 午後82〉
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか.2つ選べ.
1.頻脈
2.高血圧
3.低血糖
4.顔面紅潮
5.損傷レベルより下の発汗
解答
1.× 脊髄損傷の自律神経過反射では徐脈がみられる.
2.○ 正しい.
3.× 脊髄損傷の自律神経過反射では低血糖は生じない.
4.○ 正しい.
5.× 脊髄損傷の自律神経過反射では損傷レベルより上の発汗がみられる.
〈第39回 PT国試・OT国試 午後64〉
脊髄損傷患者で異所性化骨(異常骨形成)の好発部位はどれか.
1.肩関節
2.肘関節
3.手関節
4.股関節
5.足関節
解答
1.× 脊髄損傷患者の異所性化骨の好発部位は股関節に次いで膝関節である.
2.× 脊髄損傷患者の異所性化骨の好発部位は股関節に次いで膝関節である.
3.× 脊髄損傷患者の異所性化骨の好発部位は股関節に次いで膝関節である.
4.○ 正しい.
5.× 脊髄損傷患者の異所性化骨の好発部位は股関節に次いで膝関節である.
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