第2章 整形外科学 (05)靱帯,筋・腱損傷 ②筋・腱損傷

〈第56回 PT国試・OT国試 午前76〉

腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はどれか. 
1.MRI
2.単純CT
3.血管造影
4.単純エックス線
5.骨シンチグラフィー

解答

1.○ 腱板断裂の範囲の把握に最も有用な検査はMRIである.
2.× 誤り.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第55回 PT国試・OT国試 午後86〉

肩腱板断裂で陽性となるのはどれか. 
1.Adsonテスト
2.drop armテスト
3.Finkelsteinテスト
4.Phalenテスト
5.Thomsenテスト

解答

1.× Adsonテストは胸郭出口症候群で陽性となる.
2.○ 正しい.
3.× Finkelsteinテストは狭窄性腱鞘炎(ドゥケルヴァン病)で陽性となる.
4.× Phalenテストは正中神経麻痺で陽性となる.
5.× Thomsenテストは上腕骨外側上顆炎で陽性となる.


〈第56回 PT国試・OT国試 午前95〉

de Quervain〈ドケルバン〉病で腱鞘炎を起こすのはどれか. 
1.固有示指伸筋腱
2.尺側手根伸筋腱
3.総指伸筋腱
4.長母指外転筋腱
5.長母指伸筋腱

解答

1.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
2.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
3.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.
4.○ 正しい.
5.× de Quervain病で腱鞘炎を起こすのは長母指外転筋腱と短母指伸筋腱である.


〈第57回 PT国試・OT国試 午前87〉

アキレス腱断裂について正しいのはどれか. 
1.つま先立ちは可能である.
2.受傷好発年齢は10歳代である.
3.高齢者では日常活動での受傷が多い.
4.術直後から患者の足関節可動域訓練を行う.
5.ステロイド注射はアキレス腱断裂を予防する.

解答

1.× つま先立ちは不可能である.
2.× 受傷好発年齢は30~40歳代である.
3.○ 正しい.
4.× 術後1週から患者の足関節可動域訓練を行う.
5.× ステロイド注射はアキレス腱断裂を惹起する.


Back | 【第2章 整形外科学 目次】 | Next