〈第39回 PT国試・OT国試 午後95〉
外傷性骨折の早期から発症する合併症はどれか.
1.阻血性骨壊死
2.骨化性筋炎
3.フォルクマン拘縮
4.偽関節
5.変形性関節症
解答
1.× 阻血性骨壊死は栄養動脈が損傷されて血行が遮断されると起こる晩期合併症である.
2.× 骨化性筋炎は外傷による刺激後1~数ヶ月後に起こることがある.
3.○ 正しい.
4.× 偽関節は癒合過程が止まって異常可動性を示す晩期合併症である.
5.× 変形性関節症は関節構成体の退行性変性で晩期合併症である.
〈第41回 PT国試・OT国試 午後80〉
骨折後に発生する合併症で誤っているのはどれか.
1.静脈血栓症
2.阻血性拘縮(フォルクマン拘縮)
3.骨化性筋炎
4.無腐性骨壊死
5.デュプイトラン拘縮
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× デュプイトラン拘縮は手掌腱膜が肥厚収縮して手指の屈曲拘縮をきたす疾患である.
〈第37回 PT国試・OT国試 午後92〉
骨折の合併症で適切でないのはどれか.
1.デュプイトラン拘縮
2.フォルクマン拘縮
3.ズデック骨萎縮
4.脂肪塞栓症
5.無腐性壊死
解答
1.× デュプイトラン拘縮は手掌腱膜が肥厚収縮して手指の屈曲拘縮をきたす疾患である.
2.○ 適切である.
3.○ 適切である.
4.○ 適切である.
5.○ 適切である.
〈第44回 PT国試・OT国試 午後78〉
コンパートメント症候群の症状で頻度が低いのはどれか.
1.疼痛
2.発赤
3.腫脹
4.運動麻痺
5.脈拍触知不能
解答
1.○ コンパートメント症候群の症状である.
2.× コンパートメント症候群では発赤ではなく蒼白がみられる.
3.○ コンパートメント症候群の症状である.
4.○ コンパートメント症候群の症状である.
5.○ コンパートメント症候群の症状である.
〈第42回 PT国試・OT国試 午後78〉
骨折,脱臼に合併しやすい障害の組合せで誤っているのはどれか.
1.肩関節前方脱臼 ――― 腋窩神経麻痺
2.腓骨頭骨折 ――― 深腓骨神経麻痺
3.上腕骨顆上骨折 ――― 正中神経麻痺
4.股関節後方脱臼 ――― 坐骨神経麻痺
5.大腿骨骨幹部骨折 ――― 大腿神経麻痺
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 大腿骨骨幹部骨折 ――― 神経麻痺は合併しにくい
〈第43回 PT国試・OT国試 午後83〉
骨折,脱臼と合併症の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ.
1.肩関節前方脱臼 ――― 筋皮神経麻痺
2.上腕骨顆上骨折 ――― 正中神経麻痺
3.股関節後方脱臼 ――― 坐骨神経麻痺
4.大腿骨骨折 ――― 大腿神経麻痺
5.脛骨骨折 ――― 脛骨神経麻痺
解答
1.× 肩関節前方脱臼 ――― 腋窩神経麻痺
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 大腿骨骨折 ――― 神経麻痺は合併しにくい
5.× 脛骨骨折 ――― 神経麻痺は合併しにくい
〈第45回 PT国試・OT国試 午前86〉
骨折と合併しやすい神経麻痺との組合せで正しいのはどれか.
1.上腕骨骨幹部骨折 ――― 腋窩神経麻痺
2.上腕骨顆上骨折 ――― 正中神経麻痺
3.橈骨遠位端骨折 ――― 橈骨神経麻痺
4.大腿骨骨幹部骨折 ――― 大腿神経麻痺
5.脛骨骨幹部骨折 ――― 脛骨神経麻痺
解答
1.× 上腕骨骨幹部骨折 ――― 橈骨神経麻痺
2.○ 正しい.
3.× 橈骨遠位端骨折 ――― 正中神経麻痺
4.× 大腿骨骨幹部骨折 ――― 神経麻痺は合併しにくい
5.× 脛骨骨幹部骨折 ――― 神経麻痺は合併しにくい
〈第36回 PT国試・OT国試 午後79〉
骨折と合併神経麻痺との組合せで適切でないのはどれか.
1.鎖骨骨折 ――― 腕神経叢麻痺
2.上腕骨骨幹部骨折 ――― 筋皮神経麻痺
3.上腕骨顆上骨折 ――― 正中神経麻痺
4.コーレス骨折 ――― 正中神経麻痺
5.股関節後方脱臼骨折 ――― 坐骨神経麻痺
解答
1.○ 正しい.
2.× 上腕骨骨幹部骨折 ――― 橈骨神経麻痺
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第38回 PT国試・OT国試 午後89〉
外傷による骨折や脱臼と合併する神経麻痺との組合せで誤っているのはどれか.
1.肩関節前方脱臼 ――― 腋窩神経麻痺
2.股関節後方脱臼 ――― 坐骨神経麻痺
3.モンテジア骨折 ――― 尺骨神経麻痺
4.上腕骨骨幹部骨折 ――― 橈骨神経麻痺
5.橈骨遠位端骨折 ――― 正中神経麻痺
解答
1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× モンテジア骨折 ――― 後骨間神経麻痺(橈骨神経深枝麻痺)
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.
〈第50回 PT国試・OT国試 午前90〉
骨折後に偽関節を生じやすいのはどれか.
1.手の舟状骨
2.鎖骨遠位部
3.橈骨遠位部
4.中手骨骨幹部
5.上腕骨近位部
解答
1.○ 正しい.
2.× 骨折後に偽関節を生じやすいのは手の舟状骨,大腿骨頸部内側,脛骨中下1/3,距骨である.
3.× 骨折後に偽関節を生じやすいのは手の舟状骨,大腿骨頸部内側,脛骨中下1/3,距骨である.
4.× 骨折後に偽関節を生じやすいのは手の舟状骨,大腿骨頸部内側,脛骨中下1/3,距骨である.
5.× 骨折後に偽関節を生じやすいのは手の舟状骨,大腿骨頸部内側,脛骨中下1/3,距骨である.
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