第2章 整形外科学 (01)変形性関節症 ①複合問題

〈第50回 PT国試・OT国試 午前89〉

変形性関節症について正しいのはどれか. 
1.若年者に好発する.
2.滑膜炎から軟骨の変性に至る.
3.股関節では二次性股関節症が多い.
4.膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い.
5.発症要因として遺伝的素因は認められない.

解答

1.× 変形性関節症は中高年に好発する.
2.× 変形性関節症は軟骨の変性・破壊から滑膜炎に至る.
3.○ 正しい.
4.× 変形性膝関節症では男性に比べ女性の有病率が高い.
5.× 変形性関節症の発症要因として遺伝的素因が関与する.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後84〉

正しいのはどれか. 
1.変形性肘関節症では前腕の回内制限が著しい.
2.変形性膝関節症は男性に多い.
3.変形性股関節症の多くは一次性である.
4.変形性頸椎症は第3,4頸椎に生じやすい.
5.腰椎変形性後弯症は女性の農業従事者に多い.

解答

1.× 変形性肘関節症では肘関節の伸展制限が著しい.
2.× 変形性膝関節症は女性に多い.
3.× 変形性股関節症の多くは二次性である.
4.× 変形性頸椎症は第5・6頸椎に生じやすい.
5.○ 正しい.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後86〉

一次性の変形性関節症にみられるのはどれか.2つ選べ. 
1.ボタン穴変形
2.Charcot関節
3.Bouchard結節
4.Heberden結節
5.スワンネック変形

解答

1.× ボタン穴変形は関節リウマチでみられる関節変形である.
2.× Charcot関節は神経病性関節症である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× スワンネック変形は関節リウマチでみられる関節変形である.


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