〈第52回 PT国試・OT国試 午後88〉
重症筋無力症について正しいのはどれか.
1.起床時に症状が強い.
2.悪性腫瘍の合併が多い.
3.自己免疫性疾患である.
4.女性よりも男性に多い.
5.40歳以前の発症は稀である.
解答
1.× 重症筋無力症は起床時よりも午後に症状が強い.
2.× 重症筋無力症の約15%が胸腺腫を合併する.
3.○ 正しい.
4.× 重症筋無力症は男性よりも女性に多い.
5.× 重症筋無力症は20~40歳代に好発する.
〈第49回 PT国試・OT国試 午前89〉
重症筋無力症で正しいのはどれか.
1.女性より男性に多く発症する.
2.四肢では遠位筋の筋力低下が起きやすい.
3.夕方にかけて症状は軽快する.
4.末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる.
5.コリンエステラーゼ阻害薬が用いられる.
解答
1.× 重症筋無力症は男性より女性に多く発症する.
2.× 重症筋無力症は,四肢では近位筋の筋力低下が起きやすい.
3.× 重症筋無力症は夕方にかけて症状が増悪する.
4.× 重症筋無力症では末梢神経の連続刺激で振幅の漸減がみられる.
5.○ 正しい.
〈第48回 PT国試・OT国試 午前90〉
重症筋無力症について正しいのはどれか.2つ選べ.
1.筋電図検査において末梢神経の連続刺激で振幅の増大がみられる.
2.抗アセチルコリン受容体抗体陽性率は10%である.
3.症状の日内変動がある.
4.嚥下障害の合併はない.
5.眼瞼下垂がみられる.
解答
1.× 重症筋無力症では筋電図検査において末梢神経の連続刺激で振幅の減少がみられる.
2.× 重症筋無力症では抗アセチルコリン受容体抗体陽性率は100%である.
3.○ 正しい.
4.× 重症筋無力症では嚥下障害の合併がある.
5.○ 正しい.
〈第54回 PT国試・OT国試 午後91〉
重症筋無力症で正しいのはどれか.
1.胸腺の異常を伴うことが多い.
2.Parkinson病より患者数が多い.
3.テンシロン試験で症状が悪化する.
4.血清クレアチンキナーゼが上昇する.
5.誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める.
解答
1.○ 正しい.
2.× 重症筋無力症はParkinson病より患者数が少ない.
3.× 重症筋無力症はテンシロン試験で症状が一過性に回復する.
4.× 重症筋無力症は血清抗アセチルコリン受容体抗体が上昇する.
5.× 重症筋無力症は誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸減を認める.
〈第48回 PT国試・OT国試 午前76〉
重症筋無力症を合併することが多いのはどれか.
1.肺癌
2.乳癌
3.中皮腫
4.胸腺腫
5.食道癌
解答
1.× 重症筋無力症を合併することが多いのは胸腺腫である.
2.× 重症筋無力症を合併することが多いのは胸腺腫である.
3.× 重症筋無力症を合併することが多いのは胸腺腫である.
4.○ 正しい.
5.× 重症筋無力症を合併することが多いのは胸腺腫である.
〈第45回 PT国試・OT国試 午後90〉
神経筋接合部の障害が病態の中心である疾患はどれか.
1.ボツリヌス中毒症
2.筋萎縮性側索硬化症
3.急性散在性脳脊髄炎
4.Guillain-Barré症候群
5.Charcot-Marie-Tooth病
解答
1.○ 正しい.
2.× 筋萎縮性側索硬化症は運動ニューロン疾患である.
3.× 急性散在性脳脊髄炎は中枢神経系の脱髄性疾患である.
4.× Guillain-Barré症候群はニューロパチーである.
5.× Charcot-Marie-Tooth病はニューロパチーである.
〈第56回 PT国試・OT国試 午後77〉
痙縮の治療に用いられるボツリヌス毒素の作用部位はどれか.
1.筋小胞体
2.脊髄前角
3.脊髄前根
4.運動神経終末
5.脊髄後根神経節
解答
1.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
2.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
3.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
4.○ 正しい.
5.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
〈第46回 PT国試・OT国試 午後77〉
痙縮の治療においてボツリヌス毒素の作用部位はどれか.
1.脊髄後根神経節
2.脊髄前角
3.脊髄前根
4.運動神経終末
5.筋小胞体
解答
1.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
2.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
3.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
4.○ 正しい.
5.× ボツリヌス毒素の作用部位は神経筋接合部の運動神経終末である.
〈第50回 PT国試・OT国試 午前78〉
ボツリヌス菌毒素製剤の作用機序について正しいのはどれか.
1.末梢神経の破壊
2.ミトコンドリアのATP産生停止
3.アクチンとミオシン頭部の結合抑制
4.抗アセチルコリン受容体抗体の産生
5.神経終末部でのアセチルコチン分泌抑制
解答
1.× ボツリヌス菌毒素製剤の作用機序は神経終末部でのアセチルコチン分泌抑制である.
2.× ボツリヌス菌毒素製剤の作用機序は神経終末部でのアセチルコチン分泌抑制である.
3.× ボツリヌス菌毒素製剤の作用機序は神経終末部でのアセチルコチン分泌抑制である.
4.× ボツリヌス菌毒素製剤の作用機序は神経終末部でのアセチルコチン分泌抑制である.
5.○ 正しい.
〈第48回 PT国試・OT国試 午前87〉
ボツリヌス毒素を用いた治療で正しいのはどれか.
1.ボツリヌス毒素は前角細胞に作用する.
2.痙縮のある筋に対して筋肉注射を行う.
3.65歳以上の高齢者には禁忌である.
4.注射直後から最大効果を認める.
5.効果持続は約1年間である.
解答
1.× ボツリヌス毒素は神経筋接合部の運動神経終末に作用する.
2.○ 正しい.
3.× ボツリヌス毒素を用いた治療は,65歳以上の高齢者へは慎重投与である.
4.× ボツリヌス毒素を用いた治療は,注射後2~3日から最大効果を認める.
5.× ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
〈第47回 PT国試・OT国試 午前78〉
ボツリヌス毒素を用いた治療で,効果の一般的な持続期間はどれか.
1.1~3日
2.1~3週間
3.3~6か月
4.1~3年
5.10年以上
解答
1.× ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
2.× ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
3.○ 正しい.
4.× ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
5.× ボツリヌス毒素を用いた治療の効果持続は約3~6か月である.
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