第7章 運動器系 (02)骨・関節学各論 ④下肢帯 d.足部

〈第58回 PT国試・OT国試 午後60〉

距骨と関節を構成するのはどれか.2つ選べ. 
1.踵骨
2.舟状骨
3.立方骨
4.第1中足骨
5.内側楔状骨

解答

1.○ 距骨と関節を構成するのは踵骨と舟状骨,脛骨,腓骨である.
2.○ 距骨と関節を構成するのは踵骨と舟状骨,脛骨,腓骨である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第49回 PT国試・OT国試 午前52〉

立方骨に接していないのはどれか. 
1.踵骨
2.舟状骨
3.第1楔状骨
4.第4中足骨
5.第5中足骨

解答

1.○ 立方骨に接している.
2.○ 立方骨に接している.
3.× 立方骨に接しているのは,第3(外側)楔状骨である.
4.○ 立方骨に接している.
5.○ 立方骨に接している.


〈第55回 PT国試・OT国試 午後53〉

中間楔状骨に接するのはどれか. 
1.距骨
2.脛骨
3.舟状骨
4.踵骨
5.腓骨

解答

1.× 誤り.
2.× 誤り.
3.○ 中間楔状骨に接するのは舟状骨,内側・外側楔状骨と第2中足骨である.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後6〉

Chopart関節を構成しないのはどれか. 
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.内側楔状骨

解答

1.○ Chopart関節を構成する.
2.○ Chopart関節を構成する.
3.○ Chopart関節を構成する.
4.○ Chopart関節を構成する.
5.× 内側楔状骨はリスフラン関節を構成する.


〈第37回 PT国試・OT国試 午後2〉

ショパール関節を構成しないのはどれか. 
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.楔状骨

解答

1.○ ショパール関節を構成する.
2.○ ショパール関節を構成する.
3.○ ショパール関節を構成する.
4.○ ショパール関節を構成する.
5.× 楔状骨はリスフラン関節を構成する.


〈第54回 PT国試・OT国試 午後51〉

Lisfranc関節を構成するのはどれか.2つ選べ. 
1.距骨
2.舟状骨
3.踵骨
4.内側楔状骨
5.立方骨

解答

1.× 距骨はChopart関節を構成する.
2.× 舟状骨はChopart関節を構成する.
3.× 踵骨はChopart関節を構成する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第36回 PT国試・OT国試 午後18〉

リスフラン関節を構成する骨で誤っている組合せはどれか. 
1.内側楔状骨 ――― 第1中足骨
2.中間楔状骨 ――― 第2中足骨
3.外側楔状骨 ――― 第3中足骨
4.舟状骨 ――― 第4中足骨
5.立方骨 ――― 第5中足骨

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 立方骨 ――― 第4中足骨
5.○ 正しい.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後71〉

足について正しいのはどれか. 
1.距腿関節の運動軸は膝軸に対して内捻5~15°である.
2.舟状骨は外側縦アーチを構成している.
3.背屈運動により果間距離は拡大する.
4.Lisfranc関節では内外旋が生じる.
5.Böhler角は40~50°である.

解答

1.× 距腿関節の運動軸は膝軸に対して外捻5~15°である.
2.× 舟状骨は内側縦アーチを構成している.
3.○ 正しい.
4.× Lisfranc関節ではすべり運動が主で,わずかの底屈と背屈,内転と外転が生じる.
5.× Böhler角は25~40°である.


〈第58回 PT国試・OT国試 午前70〉

足部内側縦アーチの維持に最も関与するのはどれか. 
1.三角靭帯
2.長足底靭帯
3.後脛骨筋
4.足底筋
5.第三腓骨筋

解答

1.× 三角靭帯は足部内側縦アーチの維持に関与しない.
2.× 長足底靭帯は足部外側縦アーチの維持に関与する.
3.○ 正しい.
4.× 足底筋は足部内側縦アーチの維持に関与しない.
5.× 第三腓骨筋は足部内側縦アーチの維持に関与しない.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後43〉

足部の内側縦アーチを構成しないのはどれか. 
1.踵骨
2.距骨
3.立方骨
4.舟状骨
5.楔状骨

解答

1.○ 内側縦アーチを構成する.
2.○ 内側縦アーチを構成する.
3.× 立方骨は足部の外側縦アーチを構成する.
4.○ 内側縦アーチを構成する.
5.○ 内側縦アーチを構成する.


〈第53回 PT国試・OT国試 午前73〉

足の外側縦アーチを形成するのはどれか.2つ選べ. 
1.踵骨
2.距骨
3.舟状骨
4.立方骨
5.中間楔状骨

解答

1.○ 正しい.
2.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.
3.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.
4.○ 正しい.
5.× 足の外側縦アーチを形成するのは踵骨,立方骨,第5中足骨である.


〈第51回 PT国試・OT国試 午前72〉

足部縦アーチの保持に関する筋・靱帯で正しいのはどれか. 
1.虫様筋
2.後脛骨筋
3.前距腓靱帯
4.短母指伸筋
5.浅横中足靱帯

解答

1.× 虫様筋は足部アーチの保持に作用しない.
2.○ 正しい.
3.× 前距腓靱帯は足部アーチの保持に作用しない.
4.× 短母指伸筋は足部アーチの保持に作用しない.
5.× 浅横中足靱帯は足部アーチの保持に作用しない.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後42〉

足の縦アーチの保持に関係しないのはどれか. 
1.長母指屈筋
2.母指内転筋
3.前脛骨筋
4.長腓骨筋
5.後脛骨筋

解答

1.○ 正しい.
2.× 母指内転筋は足の横アーチの保持に関係する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第52回 PT国試・OT国試 午前73〉

足部アーチについて正しいのはどれか. 
1.外側縦アーチの要石は外側楔状骨である.
2.外側縦アーチは内側縦アーチよりも長い.
3.内側縦アーチは外がえしで高くなる.
4.内側縦アーチは中足指節関節の伸展時に高くなる.
5.足根骨部の横アーチで高い位置にあるのは立方骨である.

解答

1.× 外側縦アーチの要石は立方骨である.
2.× 外側縦アーチは内側縦アーチよりも短い.
3.× 内側縦アーチは外がえしで低くなる.
4.○ 正しい.
5.× 足根骨部の横アーチで高い位置にあるのは中間楔状骨である.


〈第50回 PT国試・OT国試 午前73〉

足部の運動で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.第三腓骨筋は内がえしに作用する.
2.長母指伸筋は外がえしに作用する.
3.長腓骨筋は横アーチの維持に作用する.
4.長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する.
5.後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する.

解答

1.× 第三腓骨筋は足部外がえしに作用する.
2.× 長母指伸筋は足部内がえしに作用する.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 後脛骨筋は内側縦アーチの維持に作用する.


〈第48回 PT国試・OT国試 午前72〉

足部の運動で正しいのはどれか. 
1.外がえしには長母指伸筋が関与する.
2.後脛骨筋は立位で横アーチの維持に働く.
3.距腿関節では足関節背屈位で内外転が可能である.
4.内がえしの運動は第2趾の長軸を中心として生じる.
5.踵腓靱帯は距骨下関節における外がえしを制限する.

解答

1.× 内がえしに長母指伸筋が関与する.
2.○ 正しい.
3.× 距腿関節では足関節底屈位で内外転が可能である.
4.× 内がえしの運動は距骨下関節軸を中心として生じる.
5.× 踵腓靱帯は距腿関節における内がえしを制限する.


〈第47回 PT国試・OT国試 午後71〉

足部の関節について正しいのはどれか. 
1.中足間関節は縦アーチを形成する.
2.横足根関節は横アーチを形成する.
3.足根中足関節では回内外が起こる.
4.距骨下関節では内がえしが起こる.
5.距腿関節は背屈位で関節の遊びが大きくなる.

解答

1.× 中足間関節は横アーチを形成する.
2.× 横足根関節は縦アーチを形成する.
3.× 足根中足関節ではすべり運動が主で,わずかの底屈と背屈,内転と外転が生じる.
4.○ 正しい.
5.× 距腿関節は底屈位で関節の遊びが大きくなる.


〈第46回 PT国試・OT国試 午前70〉

正しいのはどれか. 
1.凹足では主に横アーチが高くなる.
2.足の縦アーチは外側が内側よりも高い.
3.距腿関節は底屈位で遊びが小さくなる.
4.足根中足関節では主にすべり運動が生じる.
5.横足根関節は距舟関節と距骨下関節とからなる.

解答

1.× 凹足では主に縦アーチが高くなる.
2.× 足の縦アーチは外側が内側よりも低い.
3.× 距腿関節は底屈位で遊びが大きくなる.
4.○ 正しい.
5.× 横足根関節は距舟関節と踵立方関節とからなる.


〈第59回 PT国試・OT国試 午前72〉

足関節で正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.距腿関節は2度の運動自由度をもつ.
2.後脛骨筋は外がえしの共同筋である.
3.ヒラメ筋は足部内がえしに作用する.
4.足根中足関節の主な運動は滑りである.
5.立方骨は内側縦アーチを構成する骨の一つである.

解答

1.× 距腿関節は1度の運動自由度をもつ.
2.× 後脛骨筋は内がえしの共同筋である.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 立方骨は外側縦アーチを構成する骨の一つである.


〈第40回 PT国試・OT国試 午後41〉

正しいのはどれか. 
1.距腿関節は背屈位で内外転が容易になる.
2.外がえしは回内・外転・背屈の複合運動である.
3.横足根関節は距舟関節と距骨下関節からなる.
4.外側縦足弓は踵骨・舟状骨・第5中足骨からなる.
5.長腓骨筋は足関節の背屈筋として作用する.

解答

1.× 距腿関節は底屈位で内外転が容易になる.
2.○ 正しい.
3.× 横足根関節は距舟関節と踵立方関節からなる.
4.× 外側縦足弓は踵骨・立方骨・第5中足骨からなる.
5.× 長腓骨筋は足関節の底屈,足部外がえし筋として作用する.


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