第6章 基礎・運動生理 (01)代謝と体温 ④体温調節

〈第55回 PT国試・OT国試 午前68〉

体温調節の中枢で正しいのはどれか. 
1.中脳
2.扁桃体
3.視床下部
4.小脳虫部
5.補足運動野

解答

1.× 中脳には対光反射中枢が存在する.
2.× 扁桃体は情動に関与する.
3.○ 正しい.
4.× 小脳虫部は体幹の運動の調節に関与する.
5.× 補足運動野は一連の動作の企画に関与する.


〈第57回 PT国試・OT国試 午後68〉

体温について正しいのはどれか. 
1.体温調節中枢は延髄にある.
2.末梢血管収縮で熱放散が低下する.
3.ヒトの核心温度は体表で測定できる.
4.甲状腺ホルモンは熱産生を低下させる.
5.乳幼児は成人より体温調節機能が高い.

解答

1.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
2.○ 正しい.
3.× ヒトの外殻温度は体表で測定できる.
4.× 甲状腺ホルモンは熱産生を上昇させる.
5.× 乳幼児は成人より体温調節機能が低い.


〈第51回 PT国試・OT国試 午前67〉

体温について正しいのはどれか. 
1.甲状腺ホルモンは熱産生を減少させる.
2.末梢血管収縮で熱放散が低下する.
3.体温調節中枢は小脳にある.
4.食物摂取により低下する.
5.夜間睡眠時に上昇する.

解答

1.× 甲状腺ホルモンは熱産生を増加させる.
2.○ 正しい.
3.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
4.× 体温は食物摂取により上昇する.
5.× 体温は夜間睡眠時に低下する.


〈第46回 PT国試・OT国試 午後67〉

体温で正しいのはどれか. 
1.血管収縮で熱放散が低下する.
2.呼気は熱放散を減少させる.
3.体温調節中枢は小脳にある.
4.高齢者は小児よりも高い.
5.午前よりも午後が低い.

解答

1.○ 正しい.
2.× 呼気は熱放散を増加させる.
3.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
4.× 高齢者の体温は小児よりも低い.
5.× 体温は午前よりも午後が高い.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後35〉

体温で誤っているのはどれか. 
1.午前に比べ午後が高い.
2.呼気は熱放散に関与する.
3.血管収縮で熱放散が増加する.
4.交感神経活動は放熱を防止する.
5.高齢者は小児より低い.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.× 血管収縮で熱放散が減少する.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後66〉

体温について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.高齢者は小児よりも高い.
2.直腸温は腋窩温よりも低い.
3.体温調節中枢は小脳にある.
4.午前よりも午後にかけて高くなる.
5.基礎体温は早朝覚醒安静時の体温である.

解答

1.× 高齢者の体温は小児よりも低い.
2.× 直腸温は腋窩温よりも高い.
3.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第41回 PT国試・OT国試 午後35〉

体温で誤っているのはどれか. 
1.午後3~6時ころに最も高くなる.
2.小児は成人より高い.
3.直腸温は口腔温より高い.
4.甲状腺ホルモンは体温を上昇させる.
5.体温調節中枢は脳幹部にある.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.


〈第59回 PT国試・OT国試 午後68〉

体温の調節機構で正しいのはどれか. 
1.体温の調節中枢は間脳にある.
2.体温は午前より午後の方が低い.
3.精神性発汗によって体温は上昇する.
4.体温が上昇すると骨格筋は収縮する.
5.甲状腺ホルモンは熱産生を低下させる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 体温は午前より午後の方が高い.
3.× 精神性発汗によって体温は低下する.
4.× 体温が低下すると骨格筋は収縮する.
5.× 甲状腺ホルモンは熱産生を上昇させる.


〈第38回 PT国試・OT国試 午後34〉

体温調節で誤っているのはどれか. 
1.体温調節の中枢は延髄にある.
2.甲状腺ホルモンは熱産生を増加させる.
3.発汗は熱を放散する.
4.運動時熱産生が大きいのは骨格筋である.
5.身震い(ふるえ)は熱産生を増加させる.

解答

1.× 体温調節中枢は間脳の視床下部にある.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第37回 PT国試・OT国試 午後36〉

体温について誤っているのはどれか. 
1.一般に女性は男性より皮膚温が低い.
2.体温調節中枢は視床下部にある.
3.熱産生は主として骨格筋で行われる.
4.エクリン腺は体温調節に関与する.
5.体温は一般に早朝が高く夕方が低い.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.× 体温は一般に早朝が低く夕方が高い.


〈第45回 PT国試・OT国試 午後68〉

体温について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.腋窩温は直腸温よりも高い.
2.体温調節中枢は視床下部にある.
3.一般に男性は女性よりも皮膚温が低い.
4.ヒトの体表温度は核心温度とも呼ばれている.
5.体温が低いと筋肉を収縮させて熱を発生させる.

解答

1.× 腋窩温は直腸温よりも低い.
2.○ 正しい.
3.× 一般に男性は女性よりも皮膚温が高い.
4.× ヒトの体表温度は外殻温度とも呼ばれている.
5.○ 正しい.


〈第44回 PT国試・OT国試 午後35〉

体温について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.体温調節中枢は視床下部にある.
2.熱産生の大部分は肝臓で行われる.
3.入眠直後に最も低くなる.
4.口腔温は腋窩温よりも低い.
5.小児は成人よりも高い.

解答

1.○ 正しい.
2.× 熱産生の大部分は筋肉で行われる.
3.× 体温は起床直前(午前5~6時)に最も低くなる.
4.× 口腔温は腋窩温よりも高い.
5.○ 正しい.


〈第39回 PT国試・OT国試 午後31〉

体温について正しいのはどれか. 
1.成人は小児に比べ高い.
2.夕方に低値となる日周期がある.
3.総熱産生の大部分は肝臓で行われる.
4.ふるえは骨格筋による熱産生である.
5.体温調節中枢は中脳の赤核にある.

解答

1.× 体温は成人が小児に比べ低い.
2.× 体温は夕方に高値となる日周期がある.
3.× 総熱産生の大部分は筋肉で行われる.
4.○ 正しい.
5.× 体体温調節中枢は間脳の視床下部にある.


〈第40回 PT国試・OT国試 午後32〉

人の体温調節について誤っているのはどれか. 
1.皮膚血流量を増加させて,体温を上げる.
2.運動による発汗は,熱放散のシステムである.
3.体温が低いと筋肉を収縮させ,熱を発生させる.
4.発熱するときは,ふるえの反応を起こす.
5.深部体温は腋窩温より高い.

解答

1.× 皮膚血流量を増加させて,体温を下げる.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第47回 PT国試・OT国試 午後68〉

体温上昇に伴う生体反応について正しいのはどれか. 
1.発汗増加
2.呼吸抑制
3.気管支収縮
4.立毛筋収縮
5.皮膚血管収縮

解答

1.○ 正しい.
2.× 体温低下により呼吸が抑制される.
3.× 体温低下により気管支が収縮する.
4.× 体温低下により立毛筋が収縮する.
5.× 体温低下により皮膚血管が収縮する.


〈第43回 PT国試・OT国試 午後34〉

発汗について正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.汗は約3%の塩化ナトリウムを含む.
2.蒸発熱は汗1g当たり約580calである.
3.精神性発汗はアポクリン腺から分泌される.
4.副交感神経が発汗を促す.
5.汗腺は足底部には少ない.

解答

1.× 汗は約0.6~0.9%の塩化ナトリウムを含む.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 交感神経が発汗を促す.
5.× 足底部には汗腺が多い.


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