第6章 基礎・運動生理 (01)代謝と体温 ③物質代謝

〈第55回 PT国試・OT国試 午後69〉

嫌気的代謝の過程で生成される物質はどれか. 
1.アミノ酸
2.クエン酸
3.フマル酸
4.ピルビン酸
5.イソクエン酸

解答

1.× アミノ酸は嫌気的・好気的代謝の過程で生成されない.
2.× クエン酸は好気的代謝の過程で生成される.
3.× フマル酸は好気的代謝の過程で生成される.
4.○ 正しい.
5.× イソクエン酸は好気的代謝の過程で生成される.


〈第50回 PT国試・OT国試 午後70〉

嫌気的代謝の過程で生成される物質はどれか. 
1.クエン酸
2.コハク酸
3.リンゴ酸
4.ピルビン酸
5.イソクエン酸

解答

1.× クエン酸は好気的代謝の過程で生成される.
2.× コハク酸は好気的代謝の過程で生成される.
3.× リンゴ酸は好気的代謝の過程で生成される.
4.○ 正しい.
5.× イソクエン酸は好気的代謝の過程で生成される.


〈第49回 PT国試・OT国試 午後66〉

糖質代謝について正しいのはどれか. 
1.ビタミンCが補酵素として関与する.
2.酸化的リン酸化によって乳酸を生じる.
3.中枢神経は脂肪酸をエネルギー源とする.
4.グルカゴンは糖新生系の生合成を促進する.
5.甲状腺ホルモンは糖質代謝には関係しない.

解答

1.× ビタミンB1が補酵素として糖質代謝に関与する.
2.× 酸化的リン酸化では乳酸を生じない.
3.× 中枢神経はグルコースをエネルギー源とする.
4.○ 正しい.
5.× 甲状腺ホルモンのサイロキシンが糖質代謝に関係する.


〈第56回 PT国試・OT国試 午後69〉

身体活動のエネルギー代謝で誤っているのはどれか. 
1.20分以上の有酸素運動では脂質より糖質が利用される.
2.筋収縮エネルギーとしてATPが利用される.
3.無酸素性閾値は心肺負荷試験で算出できる.
4.最大酸素摂取量は運動持久力を反映する.
5.グリコーゲンの解糖により乳酸を生じる.

解答

1.× 20分以上の有酸素運動では糖質より脂質が利用される.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.○ 正しい.
5.○ 正しい.


〈第37回 PT国試・OT国試 午後35〉

エネルギー代謝で誤っているのはどれか. 
1.ブドウ糖は筋で大量に消費される.
2.糖は肝臓や脂肪組織で脂肪へ変換される.
3.蛋白質は予備的なエネルギーとして使われる.
4.貯蔵エネルギーの大部分はグリコーゲンである.
5.グリコーゲンは肝臓と筋に貯蔵される.

解答

1.○ 正しい.
2.○ 正しい.
3.○ 正しい.
4.× 貯蔵エネルギーの大部分は脂肪である.
5.○ 正しい.


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