第3章 感覚器と運動器 (02)運動器 ③興奮収縮連関

〈第57回 PT国試・OT国試 午前62〉

シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはどれか. 
1.カルシウムイオン
2.ガンマアミノ酪酸
3.グルタミン酸
4.ナトリウムイオン
5.リン酸イオン

解答

1.○ 正しい.
2.× シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはカルシウムイオンである.
3.× シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはカルシウムイオンである.
4.× シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはカルシウムイオンである.
5.× シナプス前膜の脱分極に続いて軸索終末に流入するのはカルシウムイオンである.


〈第48回 PT国試・OT国試 午後61〉

骨格筋の興奮収縮連関について正しいのはどれか. 
1.筋小胞体からMg²⁺が放出される.
2.横行小管の中をCa²⁺が運搬される.
3.アクチンフィラメントのATPが加水分解を生じる.
4.筋線維膜の電位依存性Na⁺チャネルが開いて脱分極が生じる.
5.トロポニンが移動してミオシンフィラメントの結合部位が露出する.

解答

1.× 筋小胞体からCa²⁺が放出される.
2.× 横行小管の中を活動電位が伝わる.
3.× ミオシンフィラメントのATPが加水分解を生じる.
4.○ 正しい.
5.× トロポミオシンが移動してアクチンにあるミオシンフィラメント結合部位が露出する.


〈第54回 PT国試・OT国試 午前62〉

骨格筋の筋収縮で正しいのはどれか. 
1.筋小胞体にはNa⁺を貯蔵している.
2.活動電位は筋収縮に遅れて発生する.
3.Ca²⁺が筋小胞体に取り込まれると筋収縮が起こる.
4.ミオシン頭部の角度が戻るときにATPの加水分解が起こる.
5.神経筋接合部での興奮の伝導は神経と筋との間で双方向性である.

解答

1.× 筋小胞体にはCa²⁺を貯蔵している.
2.× 活動電位は筋収縮に先行して発生する.
3.× Ca²⁺が筋小胞体から放出されると筋収縮が起こる.
4.○ 正しい.
5.× 神経筋接合部での興奮の伝達は神経から筋への一方向性である.


〈第42回 PT国試・OT国試 午後22〉

筋収縮時に筋小胞体から放出されるのはどれか. 
1.ナトリウムイオン
2.カリウムイオン
3.塩素イオン
4.カルシウムイオン
5.マグネシウムイオン

解答

1.× 筋収縮時に筋小胞体から放出されるのはカルシウムイオンである.
2.× 筋収縮時に筋小胞体から放出されるのはカルシウムイオンである.
3.× 筋収縮時に筋小胞体から放出されるのはカルシウムイオンである.
4.○ 正しい.
5.× 筋収縮時に筋小胞体から放出されるのはカルシウムイオンである.


〈第55回 PT国試・OT国試 午前62〉

骨格筋の筋収縮において筋小胞体から放出されたCa²⁺が結合するのはどれか. 
1.アクチン
2.ミオシン
3.トロポニン
4.ミオグロビン
5.トロポミオシン

解答

1.× Ca²⁺が結合するのはトロポニンである.
2.× Ca²⁺が結合するのはトロポニンである.
3.○ 正しい.
4.× Ca²⁺が結合するのはトロポニンである.
5.× トロポミオシンはトロポニンに結合している.


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