第2章 作業療法の基礎 02)作業療法治療学 ③集団作業療法

〈第44回 OT国試 午前78〉

集団作業療法で適切なのはどれか. 
1.集団分類の一つに準閉鎖集団がある.
2.急性期から開始する.
3.集団の凝集性を目的とする.
4.週に1回実施することが標準である.
5.集団への参加率で効果をみる.

解答

1.○ 正しい.
2.× 集団作業療法は回復期以降が望ましい
3.× 集団作業療法で凝集性はあくまでも手段である.
4.× 集団作業療法の頻度は集団の目的よって異なる.
5.× 集団作業療法の効果は目的の達成で判断するもので,参加率では効果をみない.


〈第57回 OT国試 午後42〉

集団作業療法について正しいのはどれか. 
1.レクリエーション活動は開放集団では実施できない.
2.調理活動は開放集団よりも閉鎖集団の方が実施しやすい.
3.閉鎖集団よりも開放集団の方が参加者の凝集性が高まる.
4.急性期には個人作業療法よりも集団作業療法が優先される.
5.集団作業療法よりも個人作業療法で受容体験は得られやすい.

解答

1.× レクリエーション活動は開放集団でも実施できる.
2.○ 正しい.
3.× 開放集団よりも閉鎖集団の方が参加者の凝集性が高まる.
4.× 急性期には集団作業療法よりも個人作業療法が優先される.
5.× 個人作業療法よりも集団業療法で受容体験は得られやすい.


〈第42回 OT国試 午前40〉

患者の交流を促し,共有体験が最も得やすい作業療法集団はどれか. 

1.1
2.2
3.3
4.4
5.5

解答

1.× 誤り.
2.○ 閉鎖集団であり,また作業課題を全員が共有しているので適切である.
3.× 誤り.
4.× 誤り.
5.× 誤り.


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