第1章 作業療法の基本 06)研究法 ③評価尺度

〈第51回 OT国試 午後39〉

評価尺度について正しいのはどれか. 
1.妥当性の検討法の1つとして再検査法がある.
2.信頼性の検討には他の標準的尺度との相関関係をみる.
3.名義尺度で用いられる代表値に中央値がある.
4.順序尺度で用いられる代表値に平均値がある.
5.間隔尺度で測定された2群の平均値の差の検定法にt検定がある.

解答

1.× 信頼性の検討法の1つとして再検査法がある.
2.× 妥当性の検討には他の標準的尺度との相関関係をみる.
3.× 名義尺度で用いられる代表値に最頻値がある.
4.× 順序尺度で用いられる代表値に中央値がある.
5.○ 正しい.


〈第51回 OT国試 午前37〉

間隔尺度を用いる評価法はどれか. 
1.FIM
2.MMT
3.Rehab
4.ROM
5.STEF

解答

1.× FIMは順序尺度を用いる評価法である.
2.× MMTは順序尺度を用いる評価法である.
3.× Rehabは順序尺度を用いる評価法である.
4.○ 正しい.
5.× STEFは順序尺度を用いる評価法である.


〈第45回 OT国試 午前21〉

順序尺度はどれか. 
1.FIM
2.疾患名
3.職種名
4.実施回数
5.所要時間

解答

1.○ 正しい.
2.× 疾患名は名義尺度である.
3.× 職種名は名義尺度である.
4.× 実施回数は比率尺度である.
5.× 所要時間は比率尺度である.


〈第55回 OT国試 午前39〉

変数と尺度の組合せで正しいのはどれか.2つ選べ. 
1.MMT ――― 順序尺度
2.性別 ――― 順序尺度
3.体温 ――― 間隔尺度
4.知能指数 ――― 比率尺度
5.暦年 ――― 比率尺度

解答

1.○ 正しい.
2.× 性別 ――― 名義尺度
3.○ 正しい.
4.× 知能指数 ――― 間隔尺度
5.× 暦年 ――― 間隔尺度


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